【増永】 先ほど規模の変化に伴ない組織変更を行なったとのお話が出てきましたが、どのような意図があるのか教えてください。
はい、中間層にマネジメントを置くことによって、私自身が外に出るようになります。こうして取材を受けさせていただいたり、本を書かせていただくと、やはり社内だけではなく外にも出ていく必要性を感じるんです。
しかしこれまでのようなフラットな組織では、私が外にでている間に社内を見る人間がいなくなってしまいます。そこで会社を任せるという意味でも、マネジメントのポジションを置いたのです。
幸い、スタッフ全員が同じ価値観をもって一つの方向へ向かってくれています。だから私が不在でも変な方向に向かうことはなく、安心して任せられるのです。
● 御社の転換期というのは、いつごろになりますか。
ちょうど今の時期が、私たちにとって組織の過渡期だと思っています。社長がいて、そのほか階層がなくすぐ下に全員がいるというフラットな組織だったけれども、そろそろ中間にマネジメントを置かないと組織がまわらなくなる時期がきたのです。
現在、年商が10億円ですが、ここから3年後には100億円のステージにまでもっていきたいと思っています。
100億円のラインまでいくと、その先はまたまったく異なる世界が見えてくる気がします。おそらくそこまでいけば、世の中に対して自分たちもある程度影響力を持てるのではないでしょうか。
今はまだまだ小さいですが、将来はやはり多少なりとも世の中に影響力をもてるぐらいの企業規模になりたいんです。これは私だけではなく、社員みんなが同じように感じています。
自分たちが大きくなることによって、たとえば求人でミスマッチを防げたり・・・少しずつでも社会を変えていけるじゃないですか。そうした問題を、自分たちでスッとクリアにしていけたら、すごく面白いと思うんですよ。