● 現在、それらのトラスト方式を利用されている店舗はどれぐらいあるのですか。
サポートトラストが23店舗、フルトラストが6店舗です。そもそもなぜこうした方式を取り入れるようになったかと言いますと、よく見られる飲食店のコンサルティング会社さんと同じく、ムジャキフーズ独自のコンサルティングをやっていこう―というところからスタートしました。
ムジャキフーズから独立をしていった人たちに対してサポートをしていくのも、いいだろうというところです。
● やはり独立を希望している方は多いのですか。
はい、ムジャキフーズに入社してくるときには、独立を希望して入社される人が多いんですね。もちろん独立とかではなく、ただただ好きな飲食の仕事をやっていきたい―そういう人もいます。パートさんやアルバイトさんもそうです。
しかし一般的にも、飲食業界では正社員のうち95%もの人たちが将来なんらかの形で独立を目指していると言われています。
もともと独立希望者の多い世界ですから、“独立”というフレーズには非常に敏感であるようです。そういう彼らにとって、その希望を叶えられるためにムジャキフーズが必要とされたらいいな・・・そんな想いがあります。
だからそういう希望を持って入社してくれた人たちに対しては、私たちがサポートトラストという形で、店舗も人材も用意してお店を託しますよということです。
そこでサポートトラスト方式で上手くいくと、次のステップとして人材集めも全部自分でやってみたい、となるんです。
そうなってくると、フルトラストにシフトするというわけです。そうしてさらに次のステップに進みます。自分の店舗を構えてやっていきたい―ここで本当のオーナーとなるんですね。こうした流れは、独立を考える人であれば一般的な考えであり、成長過程となるのではないでしょうか。
● なるほど、すべては完全な独立までの成長過程であるわけですね。
そうですね、ただ最後のフルトラストのステージにきたときに、自分のお店を自分で持ちたいという人が出てきてしまうと、ムジャキフーズとその人との縁が切れてしまいます。
せっかく最初からずっと一緒にやってきたのに、「自分でお店を持ちます」と言った瞬間にお互いになんの関係もなくなってしまうんですね。これはなんだかもったいない・・・どうせならゆりかごから墓場まで、というぐらいに最後までずっと互いに付き合えるようなシステムを作っていきたいと思ったんです。
そこで次の段階としてコンサルトラストが生まれました。店舗のコンサルティング業務を設けたわけですが、残念ながらまだここまで進んでいる人はいません。
これはムジャキフーズが展開しているプロセスにおいて、最終の形として設けており、まずいちばんの特徴となるのはサポートトラストになります。
【続く:3/8】