レカム株式会社 代表取締役社長 伊藤 秀博 氏 『 信用してもらわないと商談が始まらない 』
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レカム株式会社 代表取締役社長 伊藤 秀博 氏
Today's PRESIDENT
2003年10月31日 vol.75

レカム株式会社
代表取締役社長  伊藤 秀博 氏

信用してもらわないと商談が始まらない

レカム株式会社

【事業紹介】

フランチャイズ事業

当社が創業から培ってきた通信のトータル営業スタイルと少数多店舗化による運営の最適化、それとエンドユーザーが求めている地域密着型パートナーの実現が当社のフランチャイズ事業です。

情報通信機器事業

当社は、中小企業を主要顧客として、ビジネスホン、ファクシミリ、MFP、IP電話等の情報通信機器、OA機器の販売と、それに伴う設置工事や独自メニューによる保守サービスの提供を行っています。
 





信用してもらわないと商談が始まらない

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どうすれば儲かるかということには自信がある、または、自分の営業力には自信があるといっても、先立つものがなければ、その能力を発揮することはできません。 今の日本は信用収縮で起業してもお金が集まらないとか銀行がお金を貸してくれないといったことに日々頭を悩ませることになります。 そんな人たちにビジネスのプラットフォームとなるものや信用を提供することは大変意義があると思います。



●2003年9月7日読者数が3万人を超えました。



これまでの伊藤社長へのインタヴューはこちら

vol.74



【増永】 
御社では加盟店の方達を含めてどれくらいの人が働いていらっしゃるのでしょうか?

【伊藤】 
今、レカム本体では大体従業員の数が160人ぐらいです。 それからフランチャイズと本体を合わせて営業マンの数が全部で210名ぐらいとなっています。 その他、営業以外にレカムの事業に携わっている加盟店さんの社員の方達も全部いれると、たぶん500人ぐらいになっていますね。

● フランチャイズは全国にどれくらいございますか?

今、北海道を含めて全国で45箇所です。

● このフランチャイズシステムは独自で構築されたのでしょうか?

そうですね。 フランチャイズをやろうと考えついて、いろいろと調べ始めてですね、実はフランチャイズ協会っていうのがあって、僕も1年間、そこの学校に通ってフランチャイズの事を勉強したりしていたんです。

けれども、いろいろ調べても、我々のようにいわゆる無店舗型のフランチャイズっていうのはほとんどないんですよ。 この業界では当然ありませんし、この業界以外で探してもほとんどなくてですね、当時唯一ちょっと近いかなって、見つかったのがダスキンさんの仕組みなんです。 でも、いわゆる普通のダスキンではなくて、個人事業主に車を一台貸し出して「自分で営業して回りなさい」と、そういう個人向けのフランチャイズで「ダスキンサーブ100」っていう仕組みがあったのです。

それを見つけ出して調べてみたら、これは結構近いなと。 結局、この仕組みは、ダスキンのどっかの事務所に朝行って車など一式借りて営業して、終わったら帰ってきてっていうフランチャイズだったので、商品は違いますけれども、その方達も自分のテリトリーの中で毎日営業活動しているわけですから、その点ではちょっと近いかなと。 なので、それを勉強したり、契約書を手に入れたりしてある程度参考にさせていただいて、今の仕組みの原型となるものをつくりました。

● フランチャイズに加盟されている方に発生する主なメリットは何でしょうか。

特に地方都市に行けば行くほどその傾向は強いですけれども、一番のメリットとして、通信機器に関しましては当社がNTTの販売店をやっていることです。 NTTのビジネスフォン、ファクシミリといったものを主に販売をしているんです。

NTTもいろんな業者というか販売会社があります。 一般的な信用力という点では色々と気を使っていますので、ちゃんと資格証明書といいますか身分証明書を発行するんですよね。

会社としての信用力がないという部分を補う点では、これが一番効果的で、今でもレカムと言っても「何屋さんなの?」って言われる事がいっぱいありますから、普通の営業でしたらまず会社の説明をして、ちゃんとした会社なんだって信用してもらわないと商談が始まらない。

ところがNTTの看板を使う事によって、お客さんはそこの部分に関しては安心できるわけですよね。 そうするといきなり商談に入れますから、時間を節約できます。 その点で、うちのフランチャイズになるっていう事は、レカムとして営業するわけですから自動的にNTTの販売店としての待遇も全部受けられるので、そこがまず一番目のメリットだと思います。

自分がいわゆる起業家になって独立することができるという所が凄くメリットだと思いますね。

当社の場合でもう1つ大きいのは、いわゆる営業権を貸していますから、お金の支払いなどを全部本部で一括してやるところです。 そうすると、加盟店にしてみれば商品を仕入れるキャッシュもいらなくなるわけで、したがってほとんど資金がかからないと。

フランチャイズなので、加盟金などをもちろん頂いていますけど、加盟金は契約時と開業時を合わせて90万円です。 それ以外にかかる経費というと、一応働く事務所は自分で借りてもらいますけれども、例えば小さなテナントの小さい事務所でしたら数十万円で借りることができますし、それ以外はほとんど何もコストを掛けずに開業する事ができるんです。 従って20〜30代で自己資金があまりなくても本人のやる気だけあれば独立できるというところがメリットだと思いますね。

● 加盟店になりたい方に求められる資質などがあればお願い致します。


一番は営業としての能力とか経験という事になると思います。 それがなければ出来ないということはもちろんありません。 けれども、どういう仕事をしていたか、何を売っていたかという事は別として、営業の経験がある方、営業の優秀な方は当然成功する可能性が高いですね。

実際、当社のフランチャイズとして会社を興されて成功する加盟店のオーナーの方がいっぱいいらっしゃいますが、その中でベスト?に入っているオーナーさんの前職というのが、24時間風呂を売っていた営業の方だとか、元ヤナセの営業マンだったという方なのです。 ですから、自分は営業で自信があるという方でしたら成功する確率はかなり高いと思います。

● 今までのケースで、平均どれくらいの期間で一人前になられるフランチャイズの方が多いでしょうか?

今までの共通しているパターンですと、開業されて1年以内に法人化して社員を雇い入れるまでになっています。 1年以内にそこまで行った加盟店さんですとほとんど100%に近い確率でその後も成長しているんですよね。

逆に言いますと、1年以内にそこまでいけなかった加盟店さんは、残念ながら未だに一人で細々とやっているとか、もしくは途中で限界を感じて廃業されているというようになっています。

たぶんこれは、意欲の問題じゃないかなと思うんですけれどもね。


【続く:2/4】



増永です。 NPO法人『School Aid Japan』さまから、下記のようなご連絡を頂きましたので、プレビの読者様にもご紹介いたします。 将来を担う子供たちのために。

私は子供への教育はとっても大切だと思っています。 もしお子様をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非愛情をもって教育して上げてくださいね。 私はそうしてくれた両親にとても感謝しています。


ワタミフードサービスの渡邉美樹社長 講演会開催
【School Aid Japan 支部発足記念チャリティー講演会案内ページ】
  http://www.bds1999.com/20031106/20031106_index.html








人を動かすもの(3) 〜恐怖〜


「人を動かすもの」をテーマとして「希望と志」「利益」を書いた。 第三弾の今回は「恐怖」についてだ。


人間は恐怖によって動くのか?

この問いに対して、何のためらいもなく「イエス」と断言するであろう思想家に登場願おう。 ルネサンスが花開く16世紀のイタリアを生きたマキャベリ。

彼の名前は「目的のためには手段を選ばない」を意味する「マキャベリズム」の語源にもなっているが、そんな彼は著作「君主論」の中でこう述べている。


君主は、民衆から恐れられるのと愛されるのでは、どちらが良いのだろうか。 どちらか一つを選択するのであれば、愛されるより恐れられている方が、はるかに安全である。 というのは、一般的に人間というものは恩知らずで、むら気があり、偽善者で、身の危険を嫌い、欲望には目がないからである。

さらに、彼はこう続ける。


人間は、恐れている人より、愛情をかけてくれる人を、容赦なく傷つけるものである。 人間はもともと邪なものであるから、ただ恩義の絆で結ばれた愛情などは、自分の利害のからむ機会がやってくれば、たちまち断ち切ってしまう。 しかし、恐れている人については、処刑の恐怖がつきまとうから、あなたは見放されることがない。

つまり、マキャベリは「人間は利害で動くものであるから、利害を上回る恐怖を与えて、統制せよ」と言っているのだ。 まさに人間不信の思想である。

しかし、冒頭の「人間は、恐れている人より、愛情をかけてくれる人を、容赦なく傷つけるものである」とは、何と恐ろしい言葉であろうか。 そうでないことを信じたいが、今の私にはこの言葉を完全否定するだけの自信はない。

ではリーダーはどのような態度で部下に接すれば良いのであろうか。
マキャベリはこう結論づける。


ともかく、君主は、例え愛されなくてもいいが、他人から恨みを受けることがなく、しかも恐れられる存在でなければならない。 なお、恨みを買わないことと、恐れられることとは、立派に両立しうる。

このようにマキャベリは人間不信を前提にした恐怖政治を肯定するが、本当に恐怖政治は有効なのであろうか。 恐怖政治日本代表の織田信長に登場願おう。

岡谷繁実の「名将言行録」によると、織田信長は支配地において「一銭斬り」という刑罰を採用していたという。 一銭斬りとは、例え一銭でも盗んだ人間を処刑するという史上まれにみる苛烈な刑罰であったが、この刑罰により、信長の領内では安全に商売ができたという。

信長と面識があったキリスト教宣教師ルイス・フロイスは、著作「日本史」の中で、このように書いている。


私が一番驚いたのは、信長が異常なほど部下から恐れられていることである。 信長は部下の進言に左右されることは全くなく、部下から極端に恐れられ、尊敬されていた。 そして、信長が一度、決定したことに関して、それを思いとどまるように進言する者は誰もいなかった。

上記を読む限り、信長は絶対的権限をもって恐怖政治を行っていたことが分かる。 信長がこの方式で天下統一事業を中途まで成し遂げたことを考えると、恐怖政治は有効な手段であるといえるのかもしれない。

とはいえ、結局、信長は明智光秀によって殺された。 これでは恐怖政治が有効といえないのではないか。 しかし、マキャベリならこう反論するに違いない。


「彼は他人から恨みを買ったからいけないのだ」

そう、先述のとおり、君主は他人から恨みを受けることがなく、しかも恐れられる存在でなければならないのである。

明智光秀が「本能寺の変」を起こした動機は諸説あるが、信長が光秀に恨まれていた可能性は非常に高い。 さらに言えば、信長の情け容赦ないやり方は、数多くの人々の恨みを買ったであろう。 つまり、仮に光秀に殺られなくとも、いつか必ず誰かに殺られる運命だったともいえる。

結論としては、人間を恐怖で動かすことは可能である。 しかし、そのさじ加減を間違えると、自分に恐怖が返ってくるのである。

【PV TODAY 増永


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【編集後記】

来春スタート予定の新規事業立ち上げで11月は多忙を極めそうな予感です。 起業家の楽しみは、この新規事業立ち上げが大きいのかもしれません。 新しいことを始めて、その是非を世に問うというのはエキサイティングなことだなと感じますね。 気を抜かずきっちりやっていきたいと思います。


vol.73は配信形式を少し変えてみました。 文字化け等があった場合は是非ご一報ください。
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【目標】

2003年11月末までにデザイン・システムのリニューアル。

【ミッション】

プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。

【お願い】

これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!







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