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ひとつの達成感を得てしまった
東証一部に上場している株式会社シンプレックス・テクノロジーの金子社長のお話を伺ってきました。
もともと外資系金融機関にいらっしゃったこともあり、プロフェッショナルのオーラがカッコよかったです(笑)。
単なるSIの会社とはスタイルも異なりますし、対象顧客も金融機関に特化し、高度なシステム開発を手掛けています。
金子社長の経営スタイルには共感する部分がたくさんありました。
ぜひ、若手およびこれから起業を目指される方は読んでみてください!!

●2005年6月30日、読者数が13万人を超えました。
●2005年4月30日(土曜日)22時よりラジオJ-wave(81.3FM)の「daiwa
Make IT 21」にゲストとして生出演しました。
●2005年3月6日、TBSテレビ『サンデージャポン』(10時〜)にて発行者が紹介されました。
●2005年1月26日、「増永読了本コーナー」を新設しました。
●2004年7月6日、『PRESIDENT INTERVIEW』の記事をドリームゲートへコンテンツ提供を開始しました。
プレビの読者を含め29万人以上へ配信されます。
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●本編の発行は祝日を除く月・水・金。
PR号(全面広告)の発行は火・木となります。
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『増永読了本コーナー』
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【増永】
金子社長が起業される前は、どのようなことをされていたのですか。
【金子】 はじめに、外資系コンサルティングのアクセンチュアという会社で働いていました。
その後も外資系の証券ソロモン・ブラザーズという会社にいたんです。
ここでは、ディーリングという業務のサポートとして、金融工学を駆使したディーリングシステムを開発していました。
最終的には、そこではシステム開発の統括のような立場となりました。
● 起業のきっかけを教えてください。
システム開発の統括というポジションにいた頃、「他社でディーリングシステムの開発の相談を受けているのだけれども、新しく会社を興してその案件をやってみる気があるなら紹介するよ」という打診を受けたんです。
そこで、やってみようかなということで、仲間を引き連れてスピンアウトして会社をつくったんです。
● 最初はどのぐらいの人数ではじめられたのですか。
10名にも満たなかったですね。
スピンアウトしたメンバーというのは、5、6名。
プラス、前職の証券会社でつながりのあった外国人のなかで、有能な人間を何名か引き抜きました。
当初、彼らは香港勤務でした。
● 会社を興されたときから、上場へもっていくようなビジネスモデルなどをお考えだったのですか。
上場を視野に入れたビジネスモデルは、全然イメージしていませんでした。
というのも、設立当時1997年の9月は、まだマザーズもナスダック・ジャパン(現ヘラクレス)もありませんでしたから。
逆に、上場というのは、遥か先に大成功した際、もしかしたらあるかもしれない・・・その程度でした。
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これまでの分はプレイヤーとして、サラリーマンとして、ある程度成功を収めるというひとつの達成感。
これからは一度全部クリアにして、なにかを自分で作るということにチャレンジしてもいいかなと。
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● 起業の際の苦労はございましたか。
サラリーマンのときにやっていた仕事と、現在のメイン業務というのは、基本的に当時の延長線上でやっています。
ですから、ほかの方々と比べても苦労っていうのは、実はわりと少なく済んでいるのではないでしょうか。
ディーリング系のシステム分野では、ソロモン・ブラザーズが世界でもっとも進んでいる会社の一つだという周囲からの認識があったんですね。
そういったポジションの会社からメンバーが飛び出して独立したということで、基本的に最初から注目していただいていました。
だから、お客さまともすんなりと取引することができたんです。
そういう意味で、それほどビジネスを軌道に乗せるという部分では、あまり苦労を感じなかったというのが現実です。
● もともとアクセンチュアさんやソロモン・ブラザーズさんでは、リーダーシップを発揮されて仕事に取り組まれていたのでしょうか。
そうですね、私が独立したのが33歳ごろだったかと思いますが、いわゆるヘッドまでいっていたんです。
だから、その後のポジションというのもそれ以上はなかったんです。
● 普通に考えてしまうと、独立せずともそのままいけば、社会的地位も得られる立場だと思うのですが・・・それを捨ててまで独立したという心境というのはどのようなものなのでしょうか。
33歳とかで、ひとつの達成感を得てしまったというのが、やはりいちばん大きいと思います。
要は、ソロモン・ブラザーズという会社そのものもそうですし、ディーリングという業務も、かなりプロフェッショナリティーが高いんですよ。
一部のものすごくスキルが高いプロフェッショナリティーのある人が集まって、すごく少人数で高収益を上げていくというのが、ビジネスの中心になります。
そのなかで、一応私なりにヘッドアップしてきましたけど、一緒に働いていた仲間というのは、本当にごく一部の人間なんですよね。
ですから、組織を率いるという大きな喜びがあったかというと、それほど大きくあるわけでもない。
プレイヤーでは組織的に1,000人単位で部下をつくっていけるというようなことはないんです。
そうなってくると、次になにをやるか・・・プレーヤーからマネジメントへ、というプロセスに移らないと、私の仕事の場合は上がないんです。
しかし逆にそれをやろうとすると、今度は完全に外資系のポリティカル・ウォーというか社内政治の争いにいきなり突入しかねない。
プレイヤーとしては、それなりに成功を収めてきました。
では次はマネジメントとして、再度ゼロから一歩踏み出そうか。
そういった境界線上にいたわけです。
これから働き盛りで、まだまだいろんなことを吸収できるという33歳頃の話です。
そういった時期に、ポリティカル・ウォーの世界にいきなり入って、その後30年くらいそこで生き続けることが、自分にとって適切な選択か。
ほかにも道はあるんじゃないかなと考えていた頃に、先ほど申し上げたような打診があったわけです。
これまでの分はプレイヤーとして、サラリーマンとして、ある程度成功を収めるというひとつの達成感。
これからは一度全部クリアにして、なにかを自分で作るということにチャレンジしてもいいかなと、ふとそういう気になったんです。
【続く:1/5】

【編集後記】
弊社では毎月第一月曜日の午前中に「月初会」という社員が全員参加するミーティングを行っています。
そこでは必ず「推薦図書」を全員が読んできて、学んでいます。
9月からはじめて『人を動かす』10月『小説・上杉鷹山』ときて、今月は『スターバックス成功物語』。
この本を読んだのは2002年の5月。
正直に言って、私の経営スタイルに多大な影響を及ぼしています。
この本に書いていることを数多く実践してきました。
ある意味で私の「座右の書」です。
この本を社員全員で読み合わせができたら、そうしていなかったときよりも会社として強くなることは間違いありません。
まじめに経営している人、これから起業を目指したい人、そんなすべての人に自信を持ってオススメできる良書です。
まだ読んでいない人はぜひ私を信頼して読んでみて下さい。
同著の中で紹介されているラドヤード・キップリングの『もし・・・』という詩を紹介しておきたいと思います。
私の大好きな詩のひとつです。
もし周りの人々が理性を失って、君に責任をなすりつけたとしても、
君さえ理性を失わなければ・・・、
もし周りの人々が君を疑っても、
君さえ自分を信じ、人々の疑いを許せるなら・・・、
もし許しがたい気持ちに駆られても、しばらくそれを冷静に見つめさえすれば、
君は大地と同じようにすべてを抱擁することができるだろう。
そして、君はさらに偉大なもの--男--になれるのだ。
わが息子よ!
●ラドヤード・キップリング 『もし・・・』
『スターバックス成功物語』より
同著は信念を持って経営することの大切さが書かれています。
それが最終的には大きな成功に繋がるということを同社の成長で証明していることを物語っているのです。
おそらく皆さんが経営者になった場合に将来直面する多くの問題が描かれていて、その対処の仕方を学ぶことができるでしょう。
貴重なケーススタディーになっています。
【プレビモバイル】
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■ 「プレビ・モバイル」アクセス方法
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【ミッション】
プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。
【お願い】
これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!
【配信日】
本編の発行は祝日を除く月・水・金。
PR号(全面広告)の発行は火・木となります。
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