株式会社まぐクリック 代表取締役社長 西山 裕之 氏 『 インターネットを広めることが僕達の使命 』
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株式会社まぐクリック 代表取締役社長 西山 裕之 氏
Today's PRESIDENT
2004年07月16日 vol.170

株式会社まぐクリック
代表取締役社長  西山 裕之 氏

インターネットを広めることが僕達の使命
 


株式会社まぐクリック


【事業内容】

株式会社まぐクリック

メール広告配信事業(まぐクリック)

不動産情報サイト運営事業(イースマイ)

クーポンポータルサイト運営事業(あじゃじゃ)

  

 




インターネットを広めることが僕達の使命

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インターネットによって、今まさにコミュニケーション革命の真っ只中にあります。 私も起業家として取り組む事業にインターネット分野を選んだわけですが、まだまだチャンスがあるなと感じています。

しかし、このインターネットによるコミュニケーション革命を私一人でも、そして私の会社だけでも推し進めるものではないと考えています。 たくさんのプレイヤーがいてこそ、切磋琢磨、技術革新も生まれ、それによってダイナミックに、よりスピーディーに変わっていくのだと思うのです。 まだまだチャンスがたくさんあるわけですから、多くの人たちにこの革命に参加して欲しいなと思いますね(笑)。




ドリームゲートへのコンテンツ提供を開始しました

起業・独立を目指す人達を応援するドリームゲートへ『PRESIDENT INTERVIEW』のインタヴュー記事をコンテンツ提供する事になりました。 これにより、インタヴュー記事がプレビの読者も含め20万人以上に配信される事になります。 より多くの方に社長の生の声を届けたいと思っています。 これからも取材がんばります!

ドリームゲートのホームページはこちら

2004年7月6日、『PRESIDENT INTERVIEW』の記事をドリームゲートへコンテンツ提供を開始しました。 プレビの読者を含め20万人以上へ配信されます。
発行者増永が2004年7月5日オンエアの文化放送「松本和巳のカイシャをつくろう」に出演しました。
●発行者増永が『ビジネススタンダード』(ソフトバンクパブリッシング:580円)の2004年6月号にて紹介されました。
●プレビがファン(継続読者)が増えるメルマガ 消えるメルマガ
(高橋浩子著:明日香出版社:1500円+税)で紹介されました。
●プレビに関する記事が日刊工業新聞朝刊に掲載されました(2003年11月19日)
●広告に関してはこちらから
●本編の発行は祝日を除く月・水・金。 PR号(全面広告)の発行は火・木となります。
●2004年5月25日読者数が6万人を超えました。






 株式会社ニューズ・ツー・ユー
  代表取締役 神原 弥奈子 氏

 株式会社フルキャスト 【東証2部】
  代表取締役社長 平野 岳史 氏

 株式会社マクロミル 【マザーズ】
  代表取締役社長CEO 杉本 哲哉 氏

 株式会社クリーク・アンド・リバー 【ヘラクレス】
  代表取締役社長 井川 幸広 氏

 株式会社MCJ 【マザーズ】
  代表取締役社長 高島 勇二 氏

 HCアセットマネジメント株式会社
  代表取締役社長 森本 紀行 氏

 トラステッドソリューションズ株式会社
  代表取締役社長 杉原 英文 氏

 株式会社ワークスアプリケーションズ 【JASDAQ】
  代表取締役最高経営責任者 牧野 正幸 氏


 株式会社サイバード 【JASDAQ】
  代表取締役社長 堀 主知ロバート 氏

 株式会社カフェグローブ・ドット・コム
  代表取締役 矢野 貴久子 氏

 株式会社有線ブロードネットワークス 【ヘラクレス】
  代表取締役社長 宇野 康秀 氏





これまでの西山社長へのインタヴューはこちら

vol.167 vol.168 vol.169



【増永】 
御社と西山社長のビジョンをお伺いしたいのですが。

【西山】 まず私自身は、先ほど申し上げたとおり自分の人生を幸せに過ごしたい、というのが一番のテーマとしてあります。

じゃあ自分にとって幸せとは何かと紐解いていったときに、やっぱり何かわくわくするようなものを作り上げていくとき、それも、自分ひとりではなく気の合うメンバーと、あるいは刺激を受ける人たちと関わりながら、新しい価値や新しいものを作っていくのが大好きなんですね。

そういうときにものすごくワクワクドキドキするんですよ。 そういうことを続けていきたいと思っているし、それが自分の力を一番発揮できるところだと思っています。

人間、自分の好きなことや楽しいことに対しては力を発揮できると思いますので、そこに集中してやっていきたいと思っています。

実際にどんな仕事を創っていくかというと、当面は、インターネットを広めるということをGMOグループの中でやっていきたいと思っていますので、「全ての人にインターネット」という言葉にすごく共鳴しています。

その中でも僕は、メディア事業、インターネットを使ったコミュニケーション事業という部分が自分のテーマだと思っています。 おそらくインターネットというコミュニケーションの仕組みは、グーデンベルグの活版印刷の発明以来の革命なんじゃないかと思います。

もともと、それまでのコミュニケーションとは、人と人とが会う、あるいは手紙を書いて何人かにそれを渡す、というレベルだったんですが、活版印刷ができてメディアの形が1からN、大量あるいはマスに対して使える技術ができたんですね。

つまり1箇所から同じ情報を全員に伝えるというやり方です。 テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、今あるメディアの形というのはいずれも、基本的にはそこから進化してないと思います。

しかし、インターネットの登場によってコミュニケーションの形がこれからどんどん進化していくと思うんです。 今までのものは、一人の発信者がいて、聞く(読む・見る)人がいればそれで成り立ったわけですが、インターネットの場合は、参加することによって新しい価値が生まれ、スパイラルでどんどんコミュニケーションが膨れ上がっていくという体系であることですよね。

今までとはまったく違うコミュニケーションがそこにある。 もちろん、これまでも口コミだとか地域コミュニティとかはあったわけですが、それはいわゆるメディアというものにはなっていなくて、形としてしっかり体系だって、あらゆる人が参加できるコミュニケーションのスペースではなかったはずなんですよ。

単にそのスペースに行くだけじゃなく、発言したり発信したり、そういう人が増えれば増えるほどその場は活性化して面白くなっていく。 インターネットは、それが自由に行われる場であるということですね。

もう一つは、そういう自由な場なので、情報の優位者も下位者もない。 誰でも使いこなせば情報優位者になれる。 今までのマスメディアでは、社会的、経済的、政治的な優位者でないと情報においても優位者にはなれなかった。 インターネットは違います。 誰もが情報優位者にも発信者にもなれる、というところが圧倒的な違いなんじゃないですかね。

僕はこの新しいコミュニケーションの形が世の中に生まれ、今や社会のインフラになろうとしていることは、時代背景ととてもマッチしていると思っています。 やはり今は個性や個の幸せというものにフォーカスされるべき時代なんですよ。 メディアの形が変遷してきて、今の時代にあったインターネットのようなものが生まれてきたんですね。

インターネットはそもそも米軍が開発したものだったわけですが、この10年で社会のインフラになろうとしていること自体が、コミュニケーション革命だと思いますね。 たまたまインターネットというツールが出現したのかもしれないけれど、社会の変化がその出現を自然に招いたのかもしれない、とも思うんです。

僕はそこにいること、このコミュニケーション革命の真っ只中に自分が生きていることを、とても幸せだと思っています。 そして、その中で自分が何が創れるのかを徹底的に追求したいと思っています。

 
歴史に名を残したいといっても、自分の名前を教科書に載せたいわけではありません。 自分たちがやってきた仕事がこういう新しい産業を作り出したんだ、ということをちゃんと確認したいと思うんですよ。




● 最後に、西山社長のまぐクリックの存在意義を教えていただけますでしょうか?

僕らの存在意義とは、インターネットを広める使命を背負っていることだと思っています。 次世代に必要なコミュニケーションの形を創る・残すということが僕らの使命です。 それこそが存在意義であり、ミッションですね。

僕ら、と言ったのは、自分ひとりでもダメだし、我々グループだけでもダメだし、ヤフーさんだけでも楽天さんだけでもダメだと思うんですよ。 この産業に、自分の能力や時間、あるいはマインドを全て投入して頑張っているメンバー全体で、そういうものが創れればいいなと思いますね。

産業や文化というのはそこに参加する人が多ければ多いほど盛り上がりますし、その人たちが本当に優秀で、かつ真剣に取り組めば必ずいいものができますから、そういう方向にもっていけるよう、自分もその一員としてやっていきたい、という考えですね。

歴史に名を残したいといっても、自分の名前を教科書に載せたいわけではありません。 自分たちがやってきた仕事がこういう新しい産業を作り出したんだ、ということをちゃんと確認したいと思うんですよ。

僕はいつになったら引退してゆっくりしようとか、そんなことはあまり考えない人なので、たぶん生きて体が元気なうちはずっと何かの仕事をしていると思います。 健康であれば80歳くらいまではやるんだろうと思うわけです。 そうするとこれからまだ40年くらいあるわけですよね。

40年あったらどうなっているかなんて想像もつかないですよね。 この10年あるいは5年で起こったこと、あるいはこの2,3年で起こったことの延長線上に、40年後は何が起こるかなんて想像もつかないです。 ただ、ものすごいことになっているんだろうな、ということは言えると思う。

ものすごくなっている世の中で、自分が存在して、ある一定の機能を担っていると思えればいいなと思っています。 まぁそれほどインターネットというのは革命的なツールじゃないかと思っています。

コミュニケーションという領域において、近い将来ITが電気や、空気や水のような存在になるんでしょうね。 ライフラインになって、人類の生活に基本的に必要なものになっていくんじゃないかという気がしますね。

● 読者の皆様にメッセージをお願いいたします。

まぐクリック西山でございます。 プレジデントビジョンをご覧の皆様に一言だけメッセージがございます。

皆様ベンチャー企業を志している方々、あるいは経営者の方々だと思うんですけれども、ぜひ自分達の存在意義について、自分たちがどういうものであるのか、何ものであるのか、どういう価値をつくっていけるのか、ということにこだわって頂きたい。

それに向って真っ直ぐ走っていけば、きっといろんなものが広がっていくと思います。 ベンチャーにとってはチャンスの時代ですので一緒に頑張っていきましょう。 ありがとうございました。


【完:4/4】
次号:株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役 神原 弥奈子 氏










事実の収集


情報化社会になり、情報の重要性や価値が広く認められるようになってきている。 もちろん、昔から情報はとても重要なものであったが、今ほど広く一般的に認識されてはいなかっただろう。

戦国時代、織田信長は桶狭間の戦いに勝利した際、一番に評価したのは今川義元の首を取った毛利新介ではなく、梁田政綱という武将であった。

梁田政綱は、豪雨の中、義元が桶狭間で休憩して雨宿りをしているという情報を信長に伝えた。 これにより信長の奇襲作戦が成功したのだ。

この時既に情報戦略を重視していた信長による梁田政綱への論功行賞は戦国時代では異例であった。


さて、戦争であれビジネスであれ、情報が重要なのことはわかるであろうが、もし、その情報が事実ではなかった場合はどうであろうか?

例えば、今川義元が桶狭間で休息しているという情報が嘘であり罠であったならば、信長は返り討ちにされていたかもしれない。 真実・事実であれ、嘘・罠であれ、「今川義元が桶狭間で休息している」という情報の背後には全く逆の事実が隠されている可能性があるわけだ。

あなたの部下は報告の際に「今日も問題はございませんでした」というかもしれない。 しかし、部下が嘘をついているかもしれないし、問題に気づかずにいるだけかもしれない。 万一、大問題を隠していたり知らないでいた場合、あなたはしばらくの間、その問題に気づくことができないかもしれない。

プロフェッショナルマネジャー』(ハロルド・ジェニーン アルヴィン・モスコー共著:田中融二訳:プレジデント社:1400円)の著者であるハロルドは、同著の中で「事実」について幾つか述べている。

その中には、実際に使用されている「事実」という言葉が乱用されているのではないかということも含まれている。

例えば、以下のような事実がある。


・表面的な事実(一見事実と見える事柄)

・仮定的事実(事実と見なされていること)

・報告された事実(事実として報告されたこと)

・希望的事実(願わくば事実であってほしい事柄)


これらは、日常生活ではあまり問題にはならないかもしれないが、経営上では大きな問題となるだろう。

あなたの部下の中には、「報告」をしてこない人間がいるかもしれない。 私は社内の仲間に対して、どちらかというとしつこいくらい「報告」を求める。 もし、報告をあまりにも怠るような人間とは一緒に働けないとすら考えている。 この点は経営者として厳しく見ている。

私にとって、組織にとって、会社にとって、顧客にとって、「報告」を怠る人間はとても危険な存在だとみなしている。 なぜなら、経営者の立場である私は、常に現場の様子をじかに見ているわけではなく、部下の「報告」から得られる「事実」によって把握し、意思決定を下しているからだ。

たくさんの事実から状況を把握し、そのときそのときに適切な判断をし、決断を下していく事が経営者の仕事である。 したがって、「報告」がなければ「事実」を得られないわけで、「事実」が得られないということは、これはもう論外なのだ。

「事実」には質がある。 「事実ではない事実」をつかまされてはいけない。 経営者はさまざまな事実の中から「揺るがすことができない事実」を得られるよう感性を磨かなければならない。

部下から「事実」を収集する場合、やはり人間関係ができていなければ、期待する本当の事実は得られないだろう。 お互いの信頼関係ができていなければ、人は事実を隠す傾向がある。 特に自分に不利益となる事実は進んで語らないものだ。

ハロルドの経営の基本ポリシーのなかに「びっくりさせるな!(No Surprise)」というのがある。

企業にあって、びっくりさせられるようなことの99%まではよくないことに決まっているというのが彼の持論で、たしかに部下から「あのー、社長・・・」と暗い声で話しかけられるたびに、内心ドキッとしてしまう(笑)。

ただ、予期しなかった問題というはやはり起こるものであるから、そのような時に問題を早期に発見し、それに対処するスピードが早いほど解決しやすく、問題の前兆や予兆があった場合に、部下が知らせてくれれば、驚きも小さくて済むだろう。

いかに社内の事実を収集し、把握できるかという能力は、経営者としての能力の中でも特に重要なものの一つであることを念頭においておかなくてはならない。


【PV WEEKEND 増永




【編集後記】

玉木社長の著書『影響力 小さな情報から「ブーム」を生み出す7つのマーケティング発想
(玉木 剛、本田 哲也著:ダイヤモンド社:1,575円)のプレゼント発表です!ご当選された方、おめでとうございます。 たくさんのご応募ありがとうございました!

・すがちゃん (大阪府)
・Genky (山形県)
・ランナーKT (神奈川県)
・hottan (東京都)
・あっき(北海道)


それから、ご感想もありがとうございました。 とても励みになります(笑)。

8月8日で創業4周年をむかえます。 振り返ってみるとあっという間です。

創業初日に私が仲間に贈った言葉が「絶対にあきらめるな」だったのですが、4年間経営してきて、まさにこの言葉を地でいってきたなと思います。 たくさんの失敗とたくさんの大変な事が起業にはつきものですが、どのような状況にあってもあきらめずに挑戦し続ければ「道は開ける」と実感しています。 自分自身をとことん信じ込み、やりたい事や夢に向かって全てを賭ける気持ちでやっていくことで、充実した毎日を過ごせています。 皆様からいただいた感想を読んでいて、がんばってきてよかったなと思いました。 少しでもお役に立ちたいと思いますし、いっしょにがんばりましょう!


【2004年のスローガン】

ヤリキリ

【目標】

2004年12月末までに読者数8万人を超える。
2004年12月末までによりクオリティーの高いデザインに変更する 。

【ミッション】

プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。

【お願い】

これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!

【配信日】

本編の発行は祝日を除く月・水・金。 PR号(全面広告)の発行は火・木となります。







プレジデントビジョ
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発行者 株式会社ライブレボリューション
代表取締役社長 増永 寛之
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