株式会社まぐクリック 代表取締役社長 西山 裕之 氏 『 決め
の問題 』
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株式会社まぐクリック 
代表取締役社長 西山 裕之 氏
Today's 
PRESIDENT
2004年07月12日 vol.168

株式会社まぐクリック
代表取締役社長  西山 裕之 氏

決めの問題
 


株式会社まぐクリック


【事業内容】

株式会社まぐクリック

メール広告配信事業(まぐクリック)

不動産情報サイト運営事業(イースマイ)

ク ーポンポータルサイト運営事業(あじゃじゃ)

  

 




決めの問題


これまでの西山社長へのインタヴューはこちら

vol.167



【増永】 
それでは、そのリスタートを切って から、最短上場までの道のりについてお伺いしたいのですが。

【西山】  ある日突然、GMO(当時インターキュー)の熊谷さんから桜ヶ丘の ピザ屋に呼ばれて、口説かれたんですよ。 (笑)

熊谷さんとは10年位前からの知り合いで、僕もいろ んな商売をしていて、ベンチャー仲間ということで互いに刺激しあうとい った関係でした。 とはいえ、彼は年も一つ上で、商売的にも僕よりも随分進んでいたので、 いろいろご教授頂きながらお付き合いしていたという感じだったんです ね。

99年の6月、ちょうど孫さんがナスダックジャパン の構想を立ち上げて説明会をやっていらした頃です。 どうしても大事な話があるからちょっと来てくれ、といわれて行ってみた ら、「実はインターキューの上場がほぼ固まった、西やんもインターネッ トに来ないか?」と口説かれたんです。

それで何をするんだと聞いたら、メディア事業をや るんだと。 まぐまぐとの提携が決まって、一緒に組んでメールメディア事業をやるこ とが決まった、それを西やんとやりたいんだ、みたいな話だったんです よ。

その頃僕はインターネットを使ってはいましたが、 メルマガとかはあまりよくわかっていなくて。 ヤフーで検索と、あとはEメールを使うくらいで、そんなにインターネッ トをガツガツ使ってはいなかったんです。

メルマガも知らなければまぐまぐも知らなかったの ですが、「それでも一緒にやろう!」みたいな話になったんですね。 彼の場合はこれと決めたらまっすぐ突き進むほうなので、決めにきている な、という感じはありました。

とはいえ僕も自分の会社がありましたからね。 そのとき従業員40人くらいの会社をやっていたので「まぁわかりました、 じゃあお手伝いしましょう」という言い方をしたんですよ。 立ち上げのところをお手伝いしましょうと。

すると「そんなのダメだ」って言うんです。 「命を賭けてやらないと事業なんて立ち上げられないのはあなたが一番よ く知っているでしょう、100%でやらないと事業なんて立ち上がらない よ、手伝うなんてダメだ」と。

いやいや僕も自分の会社があるから、というと、そ んなことは百も承知で、「辞めればいいじゃん」て言われてですね。 あれはびっくりしましたね。 (笑)

そのとき彼は、だって会社って道具でしょう、従業 員やお客さんや株主が皆幸せになれる方向でできるのであれば、会社を辞 めたっていいじゃない、だってそういう風に教えてくれたの西やんでしょ う?と言われたんですよ。

確かに、それは僕が熊谷さんに言った言葉でした。 会社に執着したらダメだ。 会社というのはそのステークホルダーがいいと思っていたらいいし、ダメ だと思われたらダメなんだ、そういうための道具なんだから、会社に執着 しちゃダメなんだ、って僕がよく熊谷さんに言っていたんです。 それをそのままひっくり返して口説かれまして。

僕も最初は無茶苦茶だなと思ったんですが、でもア リだな、と思っちゃったんですよね。 選択肢として本当にやるつもりであれば、それもアリだと思い始めて、ほ ぼ一日二日で決断したんです。 事業をたたむのか、誰かほかの人に託すのかはともかく、少なくとも自分 自身は会社を抜けようという決断を。

実際にいくつかの事業部門があったので、幹部のメ ンバーに確認して、やりたいという人に資本も権利も全部渡して、自分は その会社から身を引きました。

 
仕事はそれはもう大変でしたけれども、最短を狙お うぜ!ということでスタートしましたので、1年間そこに向かって全員が 走りきると決め、その通りにやった、それだけですね。




● それからどれくらいで上場に漕ぎ着けたんですか?

1年ですね。 これは決めの問題で、1年だろうが3年だろうが、まずは決めるのが大事で す。 決めたら後はそれに向かうだけですから。

最初に熊谷さんから言われたのは3つだけです。

1. メール広告事業でナンバーワンになること
2. 初月から利益を出すこと
3. 最短で上場すること

この3つだけで、「あとは好きにして下さい」とそ んな感じですね。

僕のほうは、一番重要なまぐまぐ側の協力に加え、 上場までのいろんなテクニックといいますか、ノウハウが必要だったの で、管理部門の上場担当を引き抜いてくれという希望を出しました。 上場が終わったばかりのインターキュー(現:GMO)の担当と現場の人 間二人、前の会社からついてきたメンバー一人、最初はそれでスタートし ました。

会社を9月8日に設立し、それから2ヵ月半くらいで 広告配信のシステムとサービスの開発まで持って行って、12月1日に実際 のサービスを開始したんです。 インターキューに合わせて12月末で決算を組んで、実質1ヶ月の営業だけ で初決算を迎えたわけです。 それで上場を申請したのというのもありえない話なんですが。

大和証券さんに確認しましたら、当時のナスダック のルールでは決算を1期でも終えていれば1年以内での上場もできないこと はない、という話でしたので、とにかくやってみるか!と最終ラインを決 めました。

あとはバックデイトでスケジュールを決めて、いつ までに何をしなければいけないか、1日も遅らせずにその通りにやりきり ました。 仕事はそれはもう大変でしたけれども、最短を狙おうぜ!ということでス タートしましたので、1年間そこに向かって全員が走りきると決め、その 通りにやった、それだけですね。


【続く:2/4】



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