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経営者向けメールマガジン「プレジデントビジョン」
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2012年3月2日 vol.1146  
Today's President

株式会社ユーグレナ
代表取締役 出雲 充 氏

ミドリムシが現代の仙豆だ

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プレジデントインタビュー

ミドリムシが現代の仙豆だ


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【増永】 出雲社長がユーグレナを 設立されたきっかけなどを教えてください。

大学1年生の夏休みに初めて海外旅行へ行ったんですね。友人 たちはみんな海外へ行ったことがあったのに、大学生になるまで私は行 ったことがなくて・・・とにかく行ってみたかったんですよ。

そこで、夏休みにいよいよ行くぞ、となったわけです が、どうせ行くならみんなが行かないような珍しい国にしようと思いま した。そこで決めた国がバングラデシュで、当時は観光客が1年で100人 に満たないというマイナーな国でもあったのです。

初めての海外がバングラデシュとなると、帰国し てからも周りからかなり関心を寄せられるかな・・・と思っていまし た。そんな軽い理由から選んで行ったわけですが、その後の人生に大き な影響を受けたのです。

2011年10月末に、地球の人口が70億人になりま した。しかし、そのうち10億の人たちは十分な栄養を得られていないと いう現実をご存知でしょうか。

バングラデシュへの海外旅行 を機に私はこれを知ったのですが、食べ物を得られずに空腹を満たせな いことが問題なのかと思っていました。だけど世界中どこを探しても、 内戦などの一部を除いては何かしら食べ物を食べることはできているの です。

一般的に貧しいというイメージが強いバングラデ シュでも、1日3食カレーなどが出てきます。ヨーロッパではパンが出さ れ、アジアではお米。ただ確かに主食以外の野菜や魚、お肉などはあり ません。となると、ビタミンやたんぱく質などの栄養素は不足してお り、空腹ではないけど抵抗力・免疫力が低下して病気にかかりやすいん ですね。そういう人たちが10億人いるという計算になります。

そういう現実を知り、栄養をつけられるようなそ んな野菜があれば、みんな喜ぶのではないか―バングラデシュへの人生 初海外旅行をきっかけに、そういう食べ物を探すようになりました。そ れはお米とかではなく、野菜であることが大事であると思っています。

ところで、『ドラゴンボール』という漫画に仙猫 カリンというキャラクターがいるのをご存知でしょうか。「仙豆(せん ず)」という豆を育てているのですが、これは、食べると元気になると いう代物なんです。つまり、人間が生活するのに必要な栄養素が全部含 まれているんではないか。

それを見て、実世界にも仙豆のような豆があれ ば、10億人が栄養不足になるなんてことはありえないのではないかと思 ったのです。実際にそれに近いようなものがあるのではないかと、探し たりもしたのですが・・・残念ながらそんな都合のよいものは実在しま せん。野菜は野菜の成分しか持ち得ないのです。

そんなふうに仙豆にかわるモノがないかと探して いた頃、大学で「ミドリムシ」についての授業を受けました。ミドリム シは植物だけれども自ら動き、動物だけれどもまるで植物のように光合 成を行なうという、両方の性質を持つ生物であることを知りました。

植物でもあり動物でもある、ミドリムシ。じゃあ、この両方 を併せ持つミドリムシを食物とすれば、栄養はどうなるのだろうか、と 思ったんです。

そこでミドリムシについて調べてみたところ、な んと多くの研究者が「ミドリムシは世界の栄養不足を救う生物である」 と論文を発表していました。つまり、ミドリムシには植物と動物のすべ ての栄養素が含まれていて、ミドリムシを培養していけば世界を救うこ とができるということです。これが、「ミドリムシ計画」でした。

まさに、ミドリムシが現代の仙豆だ―そう思いま した(笑)。

● すでに研究がなされていた のですね。

そうなのです、多くの研究者がミドリムシに注目しているこ とが分かりました。そして、大学3年時に農学部に理転し、生物について 学び、「将来いつか、私がこのミドリムシ計画を進めていきたい、そう いう仕事に携わりたい」と思うようになっていきました。


【続く:1/5】

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株式会社ユーグレナ


【事業内容】

株式会社ユーグレナは2005年に世界で初めてCO2固定 能力に優れる微細藻類であるミドリムシ(学名:ユーグレナ)の大量培 養技術の開発に成功。そのミドリムシを利用し、機能性食品、化粧品等 の開発・販売を行うと同時に、CO2固定化やバイオ燃料の生産に向けた 研究を行っています。


ミドリ ムシ(学名:ユーグレナ)について
ミドリムシは植物と動物の両方の特徴を持つ希有な微生 物(藻の一種)で、人類が抱える食料問題、環境問題、エネルギー問題 解決の一助を担う可能性を持っています。


1)理論上ではヒトが生きていくのに必 要な栄養素をまかなえるといわれるほど豊富な種類の栄養素(59種類) を持ち、基本的には水と光と二酸化炭素などで育つことより世界の食料 問題に貢献できる可能性。

2)個体あたりの二酸化炭素の吸収率が高く、増殖速度も 早いため、地球温暖化の防止など環境問題に貢献できる可能性。

3)水中の成分を取り込むミドリムシの性質を生かした環 境浄化技術の開発により、水質改善などの環境問題に貢献できる可能 性。

4)ミドリムシから抽出した油からジェット燃料を生成で きるため、バイオ燃料としての活用によりエネルギー問題に貢献できる 可能性。




【プレジデントプロフィー ル】

出雲 充 (イズモ ミツル)

1998年、東京の駒場東邦高校から東京大学文科三類入 学。

在学中に米国スタンフォード大学で開催された「アジア 太平洋学生起業家会議」の日本代表を務め、3年進学時に農学部に転部。

2002年東京大学農学部農業構造経営学専修過程卒業後、 東京三菱銀行に入行。

退職後、米バブソン大学「プライス・バブソンプログラ ム」修了、経済産業省・米商務省「平沼エヴァンズイニシアティブ訪米 ミッション」委員を務め、2005年8月株式会社ユーグレナを創業し代表 取締役に就任。

同年12月に微細藻ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の世 界でも初となる食用屋外大量培養に成功。

2010年は内閣の知的財産戦略本部「知的財産による競争 力強化・国際標準化専門調査会」委員も務めた。

また、同年に2010年東京都ベンチャー技術大賞を受賞。 信念は『ミドリムシが地球を救う』。

著書に『東大に入るということ、東大を出 るということ』(プレジデント社)、CDに『食料・エネルギー問 題をミドリムシで解決する!』(神田昌典・出雲充)がある。



 


 






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