株式会社アップガレージ 代表取締役社長 石田 誠 氏 『 敵は我にあり 』
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株式会社アップガレージ 代表取締役社長 石田 誠 氏
Today's PRESIDENT
2005年03月04日 vol.251

株式会社アップガレージ
代表取締役社長  石田 誠 氏

敵は我にあり
 


株式会社アップガレージ


【事業紹介】

・中古カー用品専門
アップガレージ

・中古バイク用品専門
アップガレージ ライダース


・中古スバル用品専門
アップガレージ スバル館


・中古インポートカー用品専門
アップガレージ インポート


・中古スポーツ&アウトドア用品専門
フィールドガレージ

  

 




敵は我にあり


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挑まない限り、成功はありません。 しかし、それを阻む最大の敵は自分の弱い心ではないでしょうか。 失敗したり笑われたりすることを恐れず、どうすれば目的を達成できるのか、成功できるのかを熟慮し、あきらめずに挑み続ければ、必ずよい結果に結びつくと思います。




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増永読了本コーナー



これまでの石田社長へのインタヴューはこちら

vol.248  vol.249
 vol.250



【増永】 今までで大変だったことはございますか?

【石田】 お陰様で業態の力で、わりとおんぶに抱っこでした。 よく多くの方がスタート時に苦労されて、壁を乗り越えたときにブレイクするというケースが多いと思うのですが、我々は時流に乗れた事とプレイヤーがいないということで恵まれていました。

けれども、やはりフランチャイズ展開をしていく中で「標準化」の部分で苦労しました。 法人さんがフランチャイジーになるケースが多く、なかなか想いを同じレベルにできなくて、足並みが揃いませんでした。 そういう事が最近になってきて出てきたんですね。

皆さん、店舗を複数展開されたりして、上手なところは早くも5店舗ぐらいになっています。 そういう中で少しずつ「コピーのコピー」のようになってきて、標準化に少しブレが生じてきていますね。

やはり所帯が大きくなり、若いメンバーが増えてくると店舗をうまく運営できるかという点で課題が出てきたわけです。

店舗を上手く運営していく為の現場のチームワークですとか、モチベーションアップですとか、働きやすい環境を作っていくとか、これらが非常に大きなテーマになりつつあります。

今まではどちらかと言うと業態に頼っていて、多少下手なオペレーションをやっていても、上手くいくケースが多かったんですけれども、少しずつ成長期後期に差し掛かる中で店舗のパフォーマンスが大きくブレていくと、例えば競合さんが現れたときには問題があるわけです。

実は一番の競合はヤフーオークションだと思っているんですけれども、本来、弊社の店舗に来ていただけるはずの人たちがヤフーオークションで売り買いしてしまうわけで、やはりもう少しレベルの高い店舗運営をしなければならないと思っています。

店舗運営も緻密に準備してやってきたつもりですが、それでもスタートに恵まれていたせいで気付かなかった部分もありました。 ですから逆に今の段階にきて未整備だった部分が見えてきたというわけです。

最近では「お店力」と呼んでいるんですけれども、お店力のアップをしていかないと今までの成功パターンが崩れていってしまう。 今まで通りにいかないということがわかったということは、逆に言うと今変えなければいけないということで危機感を持って取り組んでいる最中ですね。


 
世の中でも、よくいわれるように「敵は我にあり」ではないでしょうか。 自分の弱さやおごり高ぶり、こういったものは自分自身の中にあって、これが問題の根本だと思います。




● 御社の業界における成功のポイントは何でしょうか?

我々の業界でいえばリユースということで「買取」が大事です。 ここが非常に大事でして、ほぼ100%に近い商品が一般のユーザーからの買取になります。 ただ実は買取も大事なんですけれども、在庫のコントロールも非常に難しく重要な部分なんです。

一般の方からの買取は不安定で、例えば12月とか3月の大掃除の時期に買取が増えるんですよ。 それに見合うだけの商品がスムーズにハケルかどうかは販売で調整する必要があります。 他の業態の通常のチェーンオペレーションからすると、仕入れで調整できるでしょうが、我々の場合は仕入れが先行しますので、どうしても販売で調節しなければならない。 この点で、在庫のコントロールが非常に難しいといえます。

リサイクル業界はまだ立ち上がって間もないですから、実は皆さんあまりこの点に気付いていないんですよね。 にもかかわらず、どんどんどんどん店舗展開をされています。 するとどんどん在庫も増やすことになります。

例えば、ある日突然成長が鈍化したり、踊り場を向えてしまうと積みあがった在庫が問題になります。 我々はこれに関して、販売チャネルの多様化の一環として海外展開をしています。

それからインターネットを使った販売も手掛けています。 冒頭で「お店で仕入れてお店で売る」ということが我々のビジネスモデルの基本だとお伝えしましたが、それだけではやはりリスクが大き過ぎますので、「お店は在庫の事を心配しないでどんどん一般のユーザーの方から買い取ってください」とするために、「売る先はいろいろあるよ」となるようにしています。

この業界に関しては、上記が成功のポイントだと思いますね。

● 石田社長の好きな人物・好きな言葉・好きな本についてお伺いできますでしょうか?

好きな人物なんですけれども、ビジネス面ではケネディーやガンジーです。 写真をいつも机の周りに置いています。

これはなぜかというと、ケネディーの前向きで新しい事を取り入れながらグイグイやっていく力強さと、既成のものに対する対抗力、ある意味の勇気ですね、この勇気と行動力が魅力的です。 これは僕自身も常に持っていたいなと思います。 まあ負ける時も結構あるんですけれどもね(笑)。

ガンジーの場合は、「一切武力闘争しないで独立を勝ち取る」という姿勢が好きです。 何かを成し遂げる時にも越えてはいけない一線があるんじゃないかなと思っています。 経営者としてやっていく中で、何でもやっていいかといえば、そうではないと。 自分の夢を実現する上で、やっぱり越えてはいけない一線があるということを意識させてくれますね。

分かり易くいえば、ケネディーはアクセル、ガンジーはブレーキ。 どちらかが強すぎるというのでは駄目で、やはりバランスが重要だと思います。 勝負の際に暴走したり、尻込みして何もしないというのではビジネスはうまくいかない。 ビジネスをするにあたっては常にこの二人を意識するべく写真を見ながら取り組んでおります。

好きな言葉に関しては、常に前向きでありたいということもあり「挑む」という言葉です。 「挑戦」というのはあまり好きではありません。

世の中でも、よくいわれるように「敵は我にあり」ではないでしょうか。 自分の弱さやおごり高ぶり、こういったものは自分自身の中にあって、これが問題の根本だと思います。 自分の中にそういった問題があると認識し、「自分に負けない」「己に負けない」というスタンスで、「挑む」のは常に自分に対してだと考えています。

好きな本としましては、僕は何の宗教も持っていないのですが、「聖書」をよく読んでいます。 勇気付けられると言いますか、前向きに取り組めるようなフレーズがあったりするんですね。 まだ全編を読んだわけではないんですけれども、いいなと思うところはページに折り目をつけたりして何度も読んでいますから、結果的に「聖書」を一番好んで読んでいるのかなと思いますね。

【続く:4/5】






1人シリコンバレー創業プロジェクト、始動
  http://www.hitorisilicon.info/president/

起業家が資金リスクも背負うべき、という日本の風潮が優秀なビジネスモデルの芽を潰し、プロの経営者が少ない原因になっています。 そう考えるワークスアプリケーションズが同プロジェクトを主催。 数々のVCが賛同することで実現しました。
このプロジェクトは、あなたのビジネスプランに投資します。 選ばれた起業家は、全ての資金リスクを免除され、約3年で目標達成によるキャピタルゲインを目指します。
また、対象となる事業エリアはワークスアプリケーションズの周辺領域となります。
事業計画は選考を通じてブラッシュアップしていくことになるため、エントリー時に詳細が決まっている必要はありません。 本気でプロの経営者を志す方にオススメです。

プロジェクトの詳細 → http://www.hitorisilicon.info/president/

第2回説明会
第3回説明会
 2005年3月12日(土)13:00〜
 2005年4月 9日(土)13:00〜
場所
 東京都港区赤坂2−17−7 赤坂溜池タワー13F
お問合せ
 電話:03-6229-1202 E-mail:ADMI@hitorisilicon.com
参加費
 無料

一人シリコンバレー創業プロジェクト


『一切の資金リスクなしで、あなたの事業プランが企業になる』
ワークスアプリケーションズ主催「一人シリコンバレー創業プロジェクト」が 2/1からスタートし、4/30まで応募を受け付けています。
3/12(土)、4/9(土)にはプロジェクトの説明会が開催され、 ワークスアプリケーションズ牧野CEOが講演されるそうです。
(詳細はこちら⇒ http://www.hitorisilicon.info/president/

そこで、今回は「一人シリコンバレー創業プロジェクト」について
CEO牧野さんにお話を伺ってきました。

(増永) 「一人シリコンバレー創業プロジェクト」とは面白いネーミングですね。 今回のプロジェクトを立ち上げるにあたり、牧野代表はどんな思いを込めたのですか?

(牧野)やはりプロの経営者を育てたいですし、もっと言うとプロの経営者が流動する環境を作りたいんです。 まさにシリコンバレーですよね。 シリコンバレーではテクノロジー・資金・人・経営者が流動しています。 ですから、シリコンバレーにある企業は非常に速いスピードで成長しますよね。

● そのように思うにいたったのは、何かきっかけがあったのですか?

去年から積極的にM&Aをしてきたのですが、なかなかうまくいかないと感じていました。 結果的に、そこには大きな問題が2つあると気づいたのです。

一つ目は「我々とシナジーがぴったり合ういい会社が少ない」ということ。

二つ目は「いい会社があっても経営者がオーナーになってしまっている」ことです。

そのため、オーナー意識が強く、自分の会社への執着心が異常に強いんですね。 したがって、仮に自社にとってメリットのある話だったとしても、それに応じずM&Aがうまくいかないというものです。 オーナーと経営者というのは本来別物であるべきです。

● なぜそのような状況が生まれているのでしょうか?

日本では、起業する際に大きなリスクを負わされるんです。 自分の時間、資金、そしてそれまでの信用もすべてつぎ込まなければなりませんよね。 だから、失敗するとそれらをすべて失ってしまうことになります。

これだけのリスクを負って起業するわけですから、オーナーはどうしても「お殿様」や「お山の大将」になってしまう。

最初から経営だけを任されていたのならば、それほど一つの会社に固執することはないでしょう。 なぜなら、自分で資金を投じた会社でなければ、一企業にずっと在籍せずに、次なる企業の経営者として移ればいいですし、企業価値を高めるためのM&Aに応じてもいいわけですから。

● プロジェクトの概要についてお伺いできますでしょうか?

今回のプロジェクトでは、ワークスがいくつか事業エリアを定義しています。 その中で自分のビジネスプランにぴったりの領域があれば、ぜひ応募してほしいと思っています。

まず4月末までに事業計画書を提出していただき、審査をします。 ご提出いただいた事業計画書には、当プロジェクトに共催しているグロービス、ジャフコ、レオスといった日本を代表するVCも精査・アドバイスします。

応募者の方には、プロジェクトからの投資後3年でのEXIT(IPOもしくは売却。 売却の場合は競争入札が起こる)を目指してもらいます。 そして、3割のストックオプションを成功報酬として手にすることが出来ます。

これまでベンチャーでは、IPOが成功をはかる基準になっていましたが、本プロジェクトではバイアウトという手段が用意されているのが特徴でもあります。

事業を売却する場合、ワークスが安い価格で買おうとすると、他のVCが阻止するスキームとなっておりますので、極めてフェアなんです。

また、会社をスタートさせてからの3年間は、我々ワークスの経営陣がボードメンバーに入りますので、ワークスの経営陣がどのような考え方で経営しているか、どうやって戦略を立てているかを間近で見ることができます。

従いまして、独学で経営を学ぶよりも、速いスピードで成長できるはずです。 しかしながら、例えば営業先を紹介するなど、ワークスのリソースを使用することはできません。 もちろん、ワークスとの取引もできません。 それでは社内ベンチャーと変わらないですからね。 社外の先輩として方向性は示し ますが、あくまで自分の力で事業を立ち上げて欲しいと思っています。

● ワークスにとって、今回のプロジェクトの目的はどうなるんでしょう。

まず一つ目の目的は、先ほどもお話したプロの経営者を育てることです。

そして、二つ目の目的としましては、我々も経済活動を行っていますので、経済的なメリットを求めています。 具体的にいえば、プロジェクトで育った企業を買収することです。

我々はこのプロジェクトを通じて、欲しい企業を最も優先的に市場価格(適切な価格)で買える立場になります。 市場価格ですから安いわけではありません。 しかし、適切な価格で優先的に買えることにはメリットがあります。

このプロジェクトに参加する経営者は、資金リスク、信用リスクを負わずにチャレンジできますし、失敗したとしても失敗経験のある優秀な経営者となります。 失敗しても資金的な面で命取りとなるようなことはありませんから、失敗した経験を糧に次なるチャレンジをしてもらいたいですね。

そして、成功することができたらストックオプションを元にキャピタルゲインを得ることができますので、それを資金にして次の会社を起こしてもいい。 これぐらい恵まれたリスクのない環境じゃないと、誰も積極的に経営者をやらないですよね。

いずれにせよ、多くの「経営者」を輩出するプロジェクトとなり、社会的には大きな意義があると考えています。

● ビジョンについてお伺いしたいのですが。

日本には「プロの経営者」が少ないと感じています。 プロになってオーナー意識を持たない経営者がもっと増えてほしいですね。 そもそも、株主から信頼されていないようでは、経営者失格だと思っています。 株主から信頼されるためには何よりアカウンタビリティ(説明責任)が求められます。 なぜそうするのか、どうしてその戦略なのかなど、きちんと株主に説明して、理解していただくことが何より重要です。

その意識を若い経営者に持ってほしいですね。 そのためにはまずチャレンジできる環境が必要だと思っています。

テクノロジー・資金・人・特に経営者、すべてが流動化するシリコンバレーのような環境が整えば、プロの経営者が育ちやすくなるでしょうね。

● プロの経営者に必要な資質とはなんでしょうか?

セルフスターターであり、人の力を借りず、自分で何とかしたいと思う人でしょうね。 社会的意義をいつも考えていて、正義感の強い人。 そして、自分に自信がある人でしょうか。

● 本プロジェクトの成功報酬として3割のストックオプションが付与されているという点には正直言ってびっくりしました。 もし私がもっと前にこのプロジェクトに出会っていたらきっとチャレンジしていたと思います。

● アメリカで起業家やプロの経営者を目指す人が多いのは、大きなEXITや報酬があるからなんです。 このような環境が日本でも整えば、アイデアはあるんだけれども大きなリスクを取れる立場にない人やプロの経営者を目指したいという人にとって凄く魅力的ですよね。 キャリアという面でも、たとえ失敗しても必ず次につながるという点が大きな魅力です。

プロの経営者マインドをぜひ若い起業家に持ってもらいたいです。

起業家は失敗できませんが、プロの経営者は失敗ができるんです。 オーナーでもないサラリーマンでもない経営者、それがプロの経営者。 この「一人シリコンバレー創業プロジェクト」が日本を変えるきっかけにしたいと考えています。

● 本日は誠にありがとうございました。


プロジェクトの詳細 → http://www.hitorisilicon.info/president/

第2回説明会
第3回説明会
 2005年3月12日(土)13:00〜
 2005年4月 9日(土)13:00〜
場所
 東京都港区赤坂2−17−7 赤坂溜池タワー13F
お問合せ
 電話:03-6229-1202 E-mail:ADMI@hitorisilicon.com
参加費
 無料


【PV WEEKEND 増永



【編集後記】

ワークスアプリケーションズのプロジェクトには大変興味がありました。 詳しいお話を直接、牧野代表からお伺いできてうれしかったです。 「起業家」の排出も大切ですが、「プロの経営者」の輩出も日本の課題だと思います。 「我こそは」と思う方はぜひ応募してみてください。

プロジェクトの詳細 → http://www.hitorisilicon.info/president/

 

【発行者のブログ】

プレジデントブログ

【発行者が読んだ本の紹介】

増永読了本コーナー

【2005年のスローガン】

2005年『ヤリスギ
2004年『ヤリキリ

 
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【プレビモバイル】

月額315円のモバイル版プレビ。
iモード、EZweb、ボーダフォンライブ(Jスカイ)対応携帯電話でアクセスできます。

■ 「プレビ・モバイル」アクセス方法

1. 空メールを送る 2. QRコードでダイレクトにアクセス
お手持ちの携帯電話よりpv@apdm.jp にメールをお送りください。 折り返しアクセス方法が返信されますので、クリックして登録画面に進んでください。 (ドメイン選択受信設定の方は、あらかじめapdm.jpを受信可能に指定してください)


【目標】

2005年6月末までに読者数13万人を超える。

【ミッション】

プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。

【お願い】

これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!

【配信日】

本編の発行は祝日を除く月・水・金。 PR号(全面広告)の発行は火・木となります。







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