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この年代に生まれた事がすごく幸せだと思った
「挑戦する人」。
挑戦するということ自体に価値があると思います。
そして成功する人には当然価値があります。
何もしない人よりも、何かをする人になりましょう。
あなたのがんばる姿が、周りの人を元気にしたり、勇気付けることがあると思います。

★講演します:ドリームゲート道場 〜入門編
in 東京〜★
ドリームゲート道場〜入門編〜にて講演いたします。
12月 4日(土)のセミナーでは「自分が持っている起業資産は何か」「今起業するとしたらどうなる?」をテーマに体験談をお話いたします。
今は、会社員・主婦・学生だけれども、「起業の道ってどうなの?」と考えていらっしゃる方、起業を考えているけど、「自分にもできるのだろうか?」と迷っていらっしゃる方、ぜひご参加下さい!
日 時:12月 4日(土) 13:00〜16:45
場 所:MINATOインキュベーションセンター(港区三田)
参加費:,000 ※当日受付払い
入門編 in 東京の詳細・お申込みはこちらから
●2004年7月6日、『PRESIDENT INTERVIEW』の記事をドリームゲートへコンテンツ提供を開始しました。
プレビの読者を含め20万人以上へ配信されます。
●発行者増永が2004年7月5日オンエアの文化放送「松本和巳のカイシャをつくろう」に出演しました。
●広告に関してはこちらから
●本編の発行は祝日を除く月・水・金。
PR号(全面広告)の発行は火・木となります。
●2004年9月30日読者数が8万人を超えました。

■これまでの宇野社長へのインタヴューはこちら
vol.215 vol.216 vol.217

【増永】 好きな人物、好きな本があればお伺いしたいのですが。
【宇野】 好きな人物というとなかなか難しいですね。
もちろんたくさんの先輩経営者の方々に敬意を抱いておりますので、本当に一人二人と挙げられないぐらいたくさんいらっしゃいますが、敢えて一人挙げるならば松下幸之助さんです。
● 松下幸之助さんのいいなと思うところをお聞かせいただけますか?
実際にお話しした事がありませんので書物で読んだ範囲内ですけれども、彼は経営を手法論としてではなく、哲学として確立されていると思います。
私自身、事業や経営という事は決して自分がお金持ちになる為の手法ではないと思っています。
自分が創った会社が大きくなってこんな立派な社長になりましたとか、時価総額いくらになりましたとかの評価は所詮自己満足でしかないと思っています。
もちろん事業家というのは、ある程度単純に自己満足を追いかける人種だとは思うのですが、その一方で自己満足の空しさもどこかで当然気付くはずです。
私は自己の満足を追いかけることよりは、自分達が関わっている事がどれだけ世の中の役に立つのかという事を追求したいと思っています。
自分達の事業を世の中の役に立つようにする為に、会社としてのビジョンを追求しながらも、会社を強くしていかなければならないと思っています。
このような企業としての哲学を松下幸之助さんの本を読んで学びました。
● お勧めの本をご紹介いただけますでしょうか?
今も書店にあるかどうか不明なのですが、私が事業家になろうという事を決意し、かつ現在携わっている事につながっているのは、高校二年生の時に読んだアルビントフラーの『第三の波』です。
自分の人生の転機になった一冊ですね。
内容は、第一の波が「農業によって、従来狩猟民族であった人間は定住する事が可能になり、文化の大きな転換になった」と。
第二の波は「産業革命・工業革命」で、これにより「移動時間の短縮など、様々な変革が行われた」と続きます。
そして、第三の波、すなわち「これから10年後か15年後に大きな変化がやってくる」ということを予言していたのですね。
私が高校二年生の時に読んだ本ですので、25年ぐらい前になるのですが、つまりは今のインターネット社会を予言していたのですね。
かなり古い本なので、今、読み返してみると予測が当たっているところと当たっていないところがあると思うのですけれども、今から25年も前に今のインターネット社会・ブロードバンド社会を予言するかのごとく、大きな変化が起こると書かれていたのですね。
同書によれば、農業社会への変化というのは400年〜500年ぐらいで世界に浸透していき、工業化へは50年〜100年ぐらいかかった。
そして現在、起こっているネットワーク社会による第三の波の変革というのは、せいぜい10年〜20年で世界に浸透すると書かれていたのですね。
それを読んだ時「自分はすごくラッキーな時代に生まれてきた人間なのだな」と思いました。
人類の長い歴史の中で、たった3回しかない変化の中でも、たまたま第三の波である10年〜20年の間に自分が生きているというのはとても幸せなことだと思ったのですね。
もし、書かれているとおりの変化が起こるのであれば、それは多くのビジネスチャンスが生まれるということも意味します。
当時は高校生でしたので、自分が事業家になれるのかどうか全く自信がなかったのですが、せっかくこの時代に生まれてきたのだから、事業をやらないでどうすると思ったきっかけの本でした。
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大きなビジョンを一つのものとして追求し、全うしながらも、更にそこに状況に応じて何らかが付け足され変わっていくこともあると思っています。
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● 御社のビジョンをお話し願いますでしょうか。
ビジョンとは、強烈に組織を一つに包んでいくビジョンと、「当然こういう事をすべき」という経営目標的なビジョンといろんな意味があると思っています。
ビジョンを支える根本の理念は、自分達が社会に対してもたらす価値の意味合いを理解して、それをさらに際限なく追求していくということになります。
そういう点では、私自身の目指すところと会社のビジョンはさほど変わりはありません。
ただしビジョン自体は変わっていくこともあるとも思っています。
「今何をやるべきか」「それがどのような変化をもたらすのか」という考えから、我々は現在光ファイバーを普及させ、日本のブロードバンド化を推進、それが流通改革など多くの場面で変化をもたらすという事を信じて取り組んでいます。
具体的なビジョンは今申し上げたことであり、それは基本的に変わりませんが、大きなビジョンを一つのものとして追求し、全うしながらも、更にそこに状況に応じて何らかが付け足され変わっていくこともあると思っています。
そういう意味で今はビジョンやテーマを研究・分析している段階です。
状況に応じて、より具体的に指し示す方向性が出てくれば、第一のテーマを掲げながらも「更にこれをやる」というお話ができるのかなと思っています。
● 読者の皆さんへメッセージをお願いいたします。
有線ブロードネットワークスの宇野でございます。
これから事業家を目指される方にはぜひ「事業家の存在そのものの価値の高さ」という事を考えて頑張っていただきたいと思っております。
【完:4/4】
株式会社テンポスバスターズ 代表取締役社長 森下 篤史 氏
夢を追う人
「安心して暮らしたい」誰もが心の底から願っていることであろう。
安心して暮らせる世の中を作るという夢のために、今も昔もがんばっている人達がいる。
2世紀後半、中国は後漢末。
政治が乱れ黄巾賊が全土で蜂起し、人々は苦しんでいた。
そのような時代に天下平定を目指して立ち上がった若者がいた。
劉備玄徳である。
日本であれ、中国であれ、全国を制覇し平定するという覇業は並大抵のことではない。
大きな困難を伴うことを誰しも知っている。
先輩経営者から、北方謙三著『三国志』の一巻「天狼の星」、第一章にあたる「馬群」を読むようにとアドバイスをいただいたので読んでみた。
「ここだけでいい。
ここだけ読めば、血が騒いでやる気がみなぎるはずだ」
これが彼の触れ込みである。
大変共感したので、早速社員全員にも読ませた。
ここに描かれているスピリットは弊社にぴったりなのだ。
今後弊社に入社を希望する人達にも読ませたいと考えている。
同著には、600頭にも及ぶ馬群を連れ戻す途中の劉備たちに盗賊が襲いかかる場面がある。
200名近い敵をその10分の一の仲間だけで突破しなければならない。
その突破戦を劉備が指揮する。
そんな中、大将自らが矢面に立つ場面がある。
戦の常識から考えれば、大将は矢面に立ってはならない。
大将が負ければ戦は負けたも同然になるからだ。
ところが、劉備は敢えてその道を選んだ。
なぜか?
「これぐらいの敵さえ撃ち破れないのなら、自分の人生は知れたものだ」と劉備は思ったのである。
死ぬ定めなら、ここで死ぬと。
そして、自分にこれからの道があるなら、矢が当たるはずはないと。
天がそれを決めるのだと彼は考えた。
私は、2000年3月に起業を決意したのだが、その際に「成功するのか、失敗するのか」という命題について考えてみた。
最初に考えたのが「このまま大和証券に残る」という選択肢についてだ。
私が到達した結論は「今のままでは、ずっと今のままなので、残ることはありえない」というものである。
「やりたいことがある」「挑戦したいことがある」のに「やらない」という選択肢は絶対に選ばない。
たとえ大和証券に残ったとしても「いつからやるか」「どうやってやるか」ということを考えるのであって「やらない」ということは選ばない。
では「成功するのか」という命題について考えた場合、私が出した結論は「成功するかどうかはわからないが、成功することを前提にしなければ始められない。
故に必ず成功する」というものであった。
後ろ向きな人というのは、失敗することを前提に考えるから始められないのであって、始めないから成功することもない。
リスクがあることは事前に分かっている。
失敗したら何もかも失うかもしれない。
しかし、私は劉備と同じ心境になっていた。
「名もなければ、財もない。
無からはじめることなのだ。
無に帰しても、悔やみはしない。
自分の命を、使いたいように使うだけだ。
わらってくれてもいい。
私ひとりの夢だ。
私の夢を押し潰すことは、誰にもできはしない」(同著より抜粋)
そんな折、私のそばには二人の人間がいた。
ひとりは「帰国して、増永さんのことを本を読んで知りました。
会ってみて、私の社長はあなたしかいないと思いました。
一緒に起業してください」といった。
慶応卒、野村證券出身、私の一つ年下で当時25歳の高木誠司、弊社の取締役である。
1年間のアメリカ放浪中に米国公認会計士を取得したという優秀な若者だった。
彼と初めて出会ったその日、二人で社名を朝まで考えて「ライブレボリューション」という社名が生まれた。
そしてもう一人は「増永です。
起業します。
世界最強の企業を創りたいのです。
一緒にやっていただけませんか」と電話をかけた相手、それが金子真歩である。
早稲田卒、大和証券では年次が4つ上で当時28歳、一度しか会ったことがなかった先輩だった。
私以上の頭脳の持ち主にして人格者である彼は「起業するために資金を貯めていたんですよ、でも私はトップに立つよりも、支えるほうが向いている。
とはいえ、支える相手は小さな人間では困ります。
スケールの大きな人との出会いをずっと待っていました」と後に語ってくれた。
この日のために起業資金として600万円以上も貯めていたのだから凄い。
ちなみに設立時に金子は500万円、高木は400万円出資している。
彼らは元々それだけのお金を持っていた。
私は入社して1年半も経っていなかったので所持金はゼロ。
私は彼らに向かって「一人で株式会社を設立したとして最低限1000万円が必要でしょう。
私が社長になりますので、最低でも1000万円は出します」と宣言していた。
なぜならそれが社長として、大将として最低限見せておくべき器だと思ったからである。
たった一人であったとしても、私は会社を設立する力、大将の資格を持っていることを示すべきだと思っていたのだ。
そして宣言どおり、2週間で1000万円を用意し会社を設立したのである。
「私と張飛を、その覇業に加えていただけませんか?」といった関羽の心境と彼らの心境が同じだったかどうかは分からない。
ただ、一度しかない人生を私と共に大きな夢に向かって歩んでくれる彼らの心境はきっと、似たものがあったに違いない。
そうでなければ私以上に優秀な彼らが、私を主(あるじ)と仰いでついてくるとは言わないだろう。
あなたには、不可能な夢を追いかける際に、一緒についてきてくれる仲間がいるだろうか?不可能な夢を胸を張って語ってくれる主がいるだろうか?
以下、同著から抜粋し紹介する。
二日、考えた。
張飛とも、何度も同じことを語り合った。
天下を取れるはずがない、と関羽は考えるたびに思った。
名も、地位も、財もない。
それがどうやって天下を取るのか。
いくら乱世と言っても、そんなことが起こり得るはずがない。
不可能だと思いながら、劉備の夢が関羽には輝かしいものに見えた。
不可能だからかもしれない。
「俺はやはり、玄徳様とともに生きることにするぞ、張飛。
そう決めた。
おまえはおまえで考えろ」
「兄貴が決心するのを、待っていた。
なにしろ、いろいろ考えこむ男だからなあ。
俺はとっくに決めていた」
「そうか。
ひどい苦労をすることになるかもしれんのだが」
「したいのだろう、苦労を」
「不思議だな」
「いい主にめぐり会った。
俺はそんな気がしているよ、兄貴」(抜粋終わり)
苦楽を共にしたくなるような仲間と巡り合えることは幸せなことだ。
夢が叶った瞬間だけでなく、夢を叶える過程も大切な人生だと私は思っている。
不可能といわれるような夢を追うことが出来る人は、このような心境にある人だと私は思う。
私は「起業する」と決意し、それまで4年半付き合っていた最愛の彼女に何の前触れもなく電話して、「起業することにしたよ。
世界最強の企業を創りたいんだ。
だけど、君まで苦労させるわけにはいかない」と別れを告げた。
たった一本の、とても短い電話だった。
「こんな電話だけで、もう一生会えなくなっても、あなたは平気なの!」といった彼女の声を今でも思い出せる。
恨まれることは覚悟していた。
成功することは分かっている。
成功しないわけがない。
しかしそれは、全く苦労をともなわないで成功できるほど甘いものではない。
簡単に出来るような事に挑戦するわけではないからだ。
でも、とても美しく素敵な彼女に苦労は似合わない。
結婚しているわけではないのだから、しなくてもいい苦労に巻き込むべきではない。
それが私が下した辛い決断だった。
それから半年後、彼女に電話をかけたことがある。
すると彼女は意外な話をしてくれた。
「あれから勉強しようと思って『三国志』を読んでみたの。
ひろくんと同じだと思ったわ。
夢に向かってがんばっているあなたを、ずっと応援しているから」
その日以来、彼女とは電話もしていないから、この北方謙三氏の『三国志』を読んだのかどうかわからない。
今の私を、彼女が知っているのかどうかも分からない。
いつか再会することが出来たならば、立派になった姿を見せて喜ばせてあげたいと思う。
まだまだ未熟なので、今は会えなくてもいい。
夢を追いかけられない人は、夢がないのか、それとも勇気がないのか。
「守るべきものがある」という理由もあるだろう。
どのような選択肢を選ぶにせよ、辛い別れがあるにせよ、人生は捨てたものではない。
いいこともあれば悪いこともあるし、一時は恨まれてもいつかは理解してくれることもある。
しかし、一度しかない人生だ。
私ならば、血が騒ぐような夢を追う日々を送り続けたいと思う。
信義を守り、精一杯生きることが、大いなる夢とささやかな幸せに通じていると信じている。
【PV WEEKEND 増永】

【編集後記】
彼女のことを思い出して、切なくなりました。
あれ以来、並大抵ではなく大変な苦労をしたこともあり、彼女を巻き込まずに済んでよかったです。
すでに結婚したということは知っているので、幸せであってほしいと願っています。
別れてから彼女が出来ない私も、幸せにならないと(笑)。
彼女に誓ったことは、絶対に守り抜きたいとおもいます。
自分のためだけじゃない夢を追うと決めたことを。
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【発行者のブログ】
『プレジデントブログ』
【2004年のスローガン】
『ヤリキリ』
【目標】
2005年3月末までに読者数10万人を超える。
【ミッション】
プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。
【お願い】
これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!
【配信日】
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