● ちなみに新卒プロジェクトは何人ぐらいで行なうのでしょうか。
10人です。全員営業のメンバーで、2年目の社員や1年目のエースクラスの社員が揃っています。
推測になりますが、彼らが限られた時間のなかで結果を出せるのは「こういう特別なプロジェクトに携わっているからには、自分は結果を出せる人材でなくてはならない」―自然とそんな意識を持つようになっていき、効率的な時間の使い方を学んでいくからではないかと思っています。
時間がなくても、仕事はできる。
仕事で結果が出せるかどうかは、「時間」よりも「意識」の問題だと思いますね。
● ありがとうございます。では西澤社長の好きな本を教えてください。
永守重信さんの『「人を動かす人」になれ!』という本が好きです。私にとって、マネジメントバイブルのような1冊になっています。
自分が社長になった当初、人をどうマネジメントすれば良いか全然分からなかったんですね。そこでドラッカーなど、マネジメントに関する本を読みあさったのですが、自分のマネジメントの根本にあるのがこの本になります。
「能力の差は5倍でも、意識の差は100倍まで広がる」ということが書いてあって、人の意識の差によって仕事の成果はまるで違うものになる、ということをこの本から教えられました。
経営者になりたい人には、ぜひお勧めをしたい本ですね。
● 特に印象に残っている箇所などはございますか。
先ほども申し上げました「能力の差は5倍でも、意識の差は100倍まで広がる」というフレーズですね。
私も特に学歴や能力など飛びぬけたものを持っているわけでもなく、話をするのもそれほど得意ではありませんでした。そういう私が社長というポジションに就任したので、正直“私にできるんだろうか”という思いが強かったんです。
けれどもそのフレーズを目にして、“能力はなくとも、自分がとにかくやるんだ、やり遂げる―そういう意識さえしっかりと持っていれば、なんとかなる”そして、“熱意や情熱に人はついてくるものだ”と信じ込んだのです。
この信念のきっかけとなったフレーズは、現在もよくメンバーに伝えています。人はどれだけ意識を高く持つことができるか・・・これに尽きるのではないでしょうか。
【続く:7/9】