【増永】 そうしましたら、これまでの経営での「気づき」があれば教えていただけますか。
まだまだ経営者としての経験が浅いのですが、今まで社長をやってきて大切だなと思えることが3つあります。1つめは「平等感」です。営業やサポート、管理など役職に関係なく平等であること。
次に「成長感」。どんな役職の人であれ、誰もが成長できる職場環境であること。
最後は「一体感」です。役職関係なく働いている人全員が、「会社を作っているんだ」という実感を持てることです。
これら3つの要素を兼ね備えている環境を作ることが経営者、つまりは私の仕事であると考えています。
3つの要素を中心に考えていくと、やはり社員規模に応じて経営手法が変わってくるものですね。社員50名のときと現在の150名のときとでは、3つをクリアするための方法が異なってきます。
しかし軸はぶらさずにしっかりと持っていますので、あとはシンプルにこの3つの点だけに集中してイメージを持って会社を作っていくだけです。
● 現在の規模では、平等感を生み出すためにどのようなことを取り組まれていますか。
やはり社員全員を平等に評価していくことを前提に、現在は昇格降格の条件を数字で明確に判断できるようにしています。
これは営業職からサポート職にいたるまで「こうなったら昇格、降格」ということを数字で判断できるように、明確な基準を設けています。またその判断基準も半年に1度改定を行ない、現状にマッチした基準となるように努めています。
たとえば、会社の規模や入社してくる社員に合わせて改定を繰り返すようにしています。
今は可能なかぎり平等である仕組みをつくっていくために、人事制度の強化を図っています。とはいっても、なかなか満遍なく判断することは難しいですよね。