【増永】 最初に西澤社長がどのような学生時代を送られていたのか、教えて頂けますか。
北海道の生まれで、父親は地元で町長とPTA会長を兼任、比較的裕福な家庭の3人兄弟の末っ子として育ちました。
兄が生徒会長を担うような人物である一方、兄弟のなかで私だけ学校の成績が芳しくありませんでした。そこで「西澤兄弟のなかの落ちこぼれ」というレッテルを貼られてしまい、私一人だけがグレてしまったんです(笑)。
中学時代には多少悪事を重ねてしまったこともあり、中学を卒業する際「このまま地元に残られていると困る」と家族にはとうとう愛想をつかされてしまいました。お互いに思う存分話し合った結果、私が家を出ることになったのです。地元である中標津(道東)というところから、札幌に行きました。
実家を出て一人暮らしを始めた高校時代は、平日は学校に通い、土日は生活費を稼ぐために運送会社でアルバイトをする日々。当時の生活のなかから「1人で生きるのは凄く大変なんだ」ということを痛感しましたね。
学業のほうはというと、入学後初のテストでは下から数えて2番目で、先生にも「留年するぞ」と、かなり危機感を与えられていました(笑)。
その影響もあり勉強に集中してみたところ、いきなり学年で360人中5番目になったんですよ。結果が出てくると、勉強も結構面白いな・・・と思えてくるものです。その後2年間ずっとトップの成績を収めることができ、大学進学を目指していたわけではなかったのですが、特別推薦枠をいただき進学を決めました。