株式会社トレジャー・ファクトリー 代表取締役社長 野坂 英吾 氏 『 起業はそんなに特別な事じゃない 』
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株式会社トレジャー・ファクトリー 代表取締役社長 野坂 英吾 氏
Today's PRESIDENT
2003年12月01日 vol.87

株式会社トレジャー・ファクトリー
代表取締役社長  野坂 英吾 氏

起業はそんなに特別な事じゃない

株式会社トレジャー・ファクトリー

【事業紹介】

総合リサイクルショップ「トレジャー・ファクトリー」の運営

webサイト運営及びリサイクル品のインターネット販売・買取

webはこちら


総合リサイクルショップ向けPOSシステムの開発・販売
 




起業はそんなに特別な事じゃない

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今回はリサイクルショップを展開しているトレジャー・ファクトリーの野坂社長をインタヴューしてきました。 テレビにも出演され活躍されている若き起業家です。 私はネット業界については詳しいですが、実店舗を構えるビジネスというものにはぜんぜん疎く、非常に勉強になりました。



●プレビに関する記事が日刊工業新聞朝刊に掲載されました(2003年11月19日)
●広告に関してはこちらから
●2003年9月7日読者数が3万人を超えました。

【お知らせ】 プレジデントビジョン配信日について

これまで週3回(月・水・金)で配信してまいりましたが、今後祭日は休刊とさせていただきます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

2003年12月20日から2004年1月10日まで休刊いたします。 来年度は2004年1月12日より配信いたします。



【増永】 
野坂社長のプロフィールをお話いただけますか?

【野坂】 
昭和47年5月6日生まれ、出身は神奈川県。 大学は日本大学で今は31歳です。 私は、会社に就職せず、学生から起業したという意味では、今回皆さんにいろいろお話できる事があるかもしれないと思っております。

● 御社の事業概要をお伺いできますか?

現在、当社は総合リサイクルショップを東京、埼玉、神奈川、合計12店舗展開しています。 商品的には家具、電化製品、雑貨、衣類、ブランド、貴金属、事務用品などかなり幅広い商品を扱っています。 あとは自社サイトでリサイクル品の売買も行っています。

● 野坂社長の起業の経緯についてお願いいたします。

そうですね、一つは起業の経緯はかなり小さい頃に遡ることになるのですが、中学生の時から社長になりたかったんです。 父親が商社マンだったので、2歳から10歳までシンガポールで暮らしてたんです。 そして小学校5年生の時に日本に帰ってきました。

ですから周りからは帰国子女という目で見られるんです。 じゃあ実際に自分に何かスキルがあるかというとほとんど無かったんですよね。 そのようなギャップを子供ながらに感じてきました。

そして、周りから期待の眼差しで見られているのに自分に中身がともなってないというのは本人が一番良く分かっていて、これをなんとかプラスに取りたいと考えました。 じゃあその周りの期待に応えられるようになる為にはどうすればいいのかなって考えた時に、とても高い目標を掲げてみようと考えました。

もう一つは、私の父親は究極のサラリーマンで、子供ながらに父親と同じ道を歩んでいたらこの人は超えられないなぁと感じていました。 そんな想いがいろいろ重なっていって、中学生の時から漠然と「社長になりたい」という想いが出てきました。 その想いが高校、大学とだんだん強くなってきて、大学の時にはもう自分で起業しようというつもりで大学に入学していました。

実は大学受験の時も本当の意味で行きたかった所に行けなかったんですよね。 そこで浪人するか現役で行くかの2つの選択肢があったんですね。 大学の中で学べることってある程度限界があって、実践派でいたいなという想いが強かったんですね。

やはり学問で学んでも実際に使えなければ意味がないだろうと、逆に、どこの大学であろうと入ってから自分の手で掴み取っていけば実力は自ずと得られるんじゃないかって考えたんです。 だからあえて現役の道を選んで、大学に入ってから交友関係も起業したいという仲間をいろいろ募って、大学4年の時にはほぼ今のビジネスプランに固まっていました。

その時に「あなたの身の回りの不安や不満、ほかにこれはおかしいな、こうなったら良いな、と思うことを50個挙げなさい」とそんなアドバイスを貰いました。

● なぜ、大学4年の時に今のビジネスプランが固まったのですか?

まず就職活動は大学3年の秋頃からスタートします。 その時はまだ一応就職も選択肢のうちにありましたから、やるからには就職活動も本気でやろうと思っていました。 でも、ちょうど大学4年になる頃にいろんな人脈が出来ていました。

私はエティックという今ではNPOですがアントレプレナー志向の学生サークル立ち上げに係わったメンバーだったので、ちょうど自分で会社を作りたいという仲間が周りにたくさんいましたので、起業することが不自然ではない環境にいたのです。

今でも大学生で会社を作りたいと思う人はまだ少数だと思うんですけれども、大学4年生の時に環境が出来てきて、起業はそんなに特別な事じゃないんだって事を身をもって理解出来るようになっていました。 あとは大学4年生の時にベンチャー企業の社長達の話を聞く機会がたくさん作れたんです。 そこで良い意味で刺激を受けて、自分でも出来るんじゃないかという「錯覚」をしましたね(笑)。

根拠のない自信って人によく言っているんですけれども、これは本当に大事だなと思うんです。 人間の自信ってなにか問題が起きると、もろくも崩れさるシーンって結構あると思うんですけれども、根拠はなくとも自信を上手く持てるようになれば、なんだか自分でも出来るんじゃないかと思えるんです。

それまで「就職して何年かいろんな意味で学習してスキルを身につけて、それから起業しても遅くはないじゃないか」という話をずっと聞かされていて、それが当たり前だと思っていたんです。 でもベンチャー企業の社長の話を聞くと、本当は逆で、今が一番大きなチャンスで最も成功の可能性が高いんじゃないかと感じられたんですよね。

それで今しかチャンスはないと、一歩を踏み出したんです。 就職活動をしていたのですが大学4年の初め頃にはもう止めて、自分で会社を作ろうと決めたんです。

でも何をやるか決まってなくて、とにかく自分で起業するって所だけ決めて、さあスタート!と。 ここからが結構ハードルが高くて、数ヶ月間「じゃあ何をやったら良いのか」って感じで正直何も思い浮かばなくて困っていた時に、ある経営者に相談しに行ったんです。

「私は起業することは決まったけれど、まだ何をやったらよいか決まってないのでどうすればいいですか?」と。 その時に「あなたの身の回りの不安や不満、ほかにこれはおかしいな、こうなったら良いな、と思うことを50個挙げなさい」とそんなアドバイスを貰いました。

これを聞いた瞬間は、正直な話、そんなことで自分の一生を左右するビジネスが決まるもんなのかと半信半疑でしたね。 でもその頃は本当に藁にもすがる思いで、家に戻って一つ一つ挙げていったんです。 一つ一つ挙げていって50個出した中に今やっているリサイクルのビジネスがあったんです。

元をたどっていくと大学1年生から3年生まで飲食店でアルバイトをしていたんですね。 そのアルバイト先で毎日ごみを捨てに行っていたんです。 そして、そのごみ捨て場にはまだ使えそうなものがたくさん捨てられていたんですよね。 これならお金払ってでも欲しいという人がいそうだなと思っていたんですよ。

これを思いついた時は、「絶対いける」と感じましたね(笑)。 他にも49個挙げていましたが、そこから一つずつ削っていって、50個の中から最後に残ったものがそのリサイクルのプランでした。

ところがその当時は、私はリサイクルショップに一度も行った事がなかったんです。 本当に未知の世界でした。 50個の中からプランを一つに絞り込んでいく過程で、リサイクルショップの調査を始めました。 とにかくリサイクルという名前の付く物は、雑誌から新聞からいろんな情報をとにかく片っ端から集めていって、大学4年生の時にはリサイクルショップを50件ぐらいまわりました。


【続く:1/5】





あなたの任務

この世に生を受けた我々は一体何のために生まれてきたのだろうか?

そのような自問自答を投げかける機会は意外と少ない。 人が自分と向き合う大きな機会は、三つといわれている。

1. 人間関係のトラブル
2. 金銭的なトラブル
3. 健康面でのトラブル

たとえこれらのトラブルに遭遇しても、自問自答しない人もいるかもしれないが。


人生はよく舞台や劇にたとえられる。 人生という舞台でどのような役割を演じるのか。

人間は生まれる前は同じ楽屋にいて、一生を終えて同じ楽屋に帰ってゆく。 焼けば灰、美人だからといって区別もなく、金持ちだからといって金鉱脈になるわけでもない。 無限の時間の流れの中で50年や100年といった一瞬の間、この世の舞台に立つだけだ。

どうせ舞台に立つのであれば、誰しもよい役を演じたいと思うだろう。

本物の劇は、始まる前から配役が決まっている。 幕が上がってから決めていては劇にならない。 また配役は舞台監督によって決められるから、自分ではなかなか思ったとおりの役につけないかもしれない。

では、人生の舞台ではどうであろうか?「人はいかに自由を求むるとも親を選ぶ自由なし」という諺もあるように、自分の親や国籍や人種を生まれる前に選ぶ事は出来ない。 お金持ちや権力者の家に生まれようと思って生まれられるものではない。

生まれてみてから「なんだ、こんな親か」と悲観してみても始まらないので、人間には自分の力ではどうにもならない事があるというのは現実である。 我々は自分の力ではいかんともしがたいものを普通は「運」という。

人生における自分の役割は「運」で決まってしまうものであろうか?貧乏な家に生まれたからといって貧乏に暮らさなければならないのか?泥棒の家に生まれたからといって泥棒にならなければならないのか?

そのようなことは決してない。 「運は自分で切り開く」という信念を持っている人間は、自分の役を自分で決める。 過去の歴史をひも解いてみれば、自分の力で運命を切り開いていった話は枚挙にいとまがないではないか。 重要なのは「何事も自分で決める」という主体性である。


「自分の夢と使命感に従って、社会に価値を創造する起業家になることが『吾人の任務』である」とグロービスの堀義人社長は語る。 堀氏は著書『吾人の任務』(堀義人著:東洋経済新報社:1800円+税)において自身のパーソナル・ミッション・ステートメント(Personal Mission Statement)を「吾人の任務」として記している。

吾人の任務』(堀義人著:東洋経済新報社:1800円+税)

自分の任務を考えることは起業家や政治家だけでなく、全ての人にとって非常に重要である。 自分のやるべきことが曖昧なままでは、まっすぐ夢や目標に進むことが出来ない。

この自分の任務は生まれる前から決まっているのではない。 生まれてから自分で決めることができる。 しかし、自分で決めるということには大きな責任を伴う。 自分のできる範囲で進学し、自分のできる範囲で企業に勤め、会社や上司に方針を決めてもらっているほうが楽である。

堀氏は「可能性を信じる」という信念を持っている。 我々に必要なものは何があっても揺るがない信念である。 「自分は何が好きで、何が得意で、何をしたいのか」ということをとことん突き詰めてゆき、信念にまで昇華することができれば、夢への一歩を踏み出せる。

あなたの任務は何ですか?と問われた際に応えられる人はどれだけいるだろうか?自分で決めることであるから、人にとやかく言われる筋合いなどない。 自分の任務、自分の配役に責任と自信を持って臨んでほしい。

これを機会にあなたの任務を考えてみてはいかがであろうか?大好きなことを任務にすれば、きっと毎日がワクワクするはずだ。

【PV TODAY 増永

   
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【編集後記】

吾人の任務』を読んでいて、非常に胸が熱くなりました。 「起業家とはこうあるべし」と思う部分がたくさん出ていました。 情熱だけでなく、ロジカルな思考も垣間見れるところが流石で、読みやすくてわかりやすかったです。 一つのケースとしても参考になります。 お勧めです。

私の任務を言葉にすれば「社会を変革する社長として生きる」でしょうか(笑)。 自分が社会を変えていくんだという気概を持って日々仕事に臨んでいます。 今はまだ出来ることは小さくとも、それがあと何年かかろうとも「絶対にあきらめない」という信念を持ち続けてがんばります。

そういえば、ドリームゲートのインターン生がまとめた記事がアップされましたのでよろしかったらご覧ください(笑)。 【こちらからどうぞ




【目標】

2004年6月末までに読者数5万人を超える。
2004年6月末までによりクオリティーの高いデザインに変更する

【ミッション】

プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。

【お願い】

これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!

【配信日】

祭日を除いた月・水・金曜日







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発行者 株式会社ライブレボリューション
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