
損得なく自分の事を忘れて人の為に働ける

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本質とは何でしょうか。
本質を知ることが出来ればどうなるのでしょうか。
経営の中にもたくさんの本質があります。
経験を重ねればたくさん見えてきます。
「こんなことを最初から知っていたらもっと良かったのに」と思うことが多々ありますね(笑)。
そうすると、教育の重要性がわかってきます。
我々は教育に対して、もっと本気にならなければなりません。

●2003年9月7日読者数が3万人を超えました。

【増永】 メルマガを書き始めてから、読者からの反応はいかがでしたか?
【石橋】 一日に100通以上のメールが来ましたね。
その時のメルマガ読者数はそんなに多くはなかったと思います。
たぶん数百、せいぜい千ぐらいしかない。
そんな中から、それぐらい毎日メールが来て、もう本当に喜びの声などの嬉しいものばかりなんです。
皆さんに支持していただいている様子がわかって、それが何よりの心の栄養になっていました。
で、中には「これで無料じゃもったいないから有料にしては」と言ってくださる方もいて、毎日スケジュール的にもきつくて「どの道このままだと長くは続けられないな」と思っていたので、考えることにしました。
● 毎日書いていたのですか?
当時は毎日ですね。
今はそれこそ有料化したからこそ配信自体を安定したものにしないといけないため、内容を濃くした分、配信回数そのものを減らしましたけど、当時は本当に月曜日から金曜日まで毎日書いていて、しかも週末は今のテキストの原型となるものを書いていたので本当に毎日でした。
他にも、自分でホームページのメンテナンスもやっていましたし、メルマガ配信、メールやホームページの掲示板での質問への返事などもあって、運営しているといろいろとたくさんの作業に追われるんですよね。
結局、一週間まるまる働いていました。
冗談ではなく一日24時間中20時間以上は働いていました。
無我夢中でやっていたら結果的にそういう生活になってしまっていたわけで、家の人にしてみたら、「あすかは一体いつ寝てるんだ?」状態だったようです。
皆が寝た後に寝て、起きる前に既に起きているので、寝顔を見たことがない。
そんなこんなで必然的に生まれた会社なんです。
でも、これに始まったわけではなくてもともとがそういう人なんですね、きっと。
それ以前に働いていた仕事でも、徹夜はしょっちゅうでしたし、他の誰よりも働いていたと思います。
それが収入に繋がろうとなかろうと関係なく、また、他の人と競争しているわけでもなくて、要はプロ意識の問題なんです。
自分が納得するアウトプットをするまでは妥協できない。
自分との戦いなわけです。
もうこれは学生の頃からそうで、一度のめり込むと、とことんまでやらないと気がすまないんですね。
● そのメルマガは株関連の投資情報のようですが、なぜそんなに読者が集まったのでしょうね?
今でもそんなに多くはないですけれども、たぶん株関連のメルマガを取ろうとする人が、とりあえずメルマガスタンドなどの一覧を見ますよね。
で、たまたま取ったものが良かったと評価されて、増えるこそすれ減らなかったり、何かしらの掲示板とかにいろいろな方がいいことを度々書いて下さったようで、それらを見た方などが自然に集まったのではないかなと思っています。
中には、証券会社が主催するセミナーなどでたまたま隣の席だった人とかに株関連のメルマガの話になって、「ここがとってもいいよ」、なんて口コミしてくださった方や、親戚や友人間で広めて下さった方もいらっしゃいます。
基本的にはこちらからはメルマガの発行以外何一つ宣伝していないので、自然に集まった感じですよね。
だから良いものを作っているからなんだと自分で勝手に納得していましたけれども(笑)。
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私の勤勉さというかまじめさというか、それを受け入れてもらえたという感じでしたね。
たぶん包み隠さずアスカワールドを紙面の中に書いていました |
● メルマガ読者の心を掴んだポイントは何でしょうか?
とにかく私は人がいいので、本当に損得なく自分の事を忘れて人の為に働けてしまうんですね。
たぶんそういった姿勢が、メルマガやメールのやり取りなどの中で通じたんじゃないのかなと。
通じない人には通じなかったのかもしれませんが、通じる人には通じたっていう感じなのかな。
で、後者の方が圧倒的に多かったと。
私の真摯な姿勢というかまじめさというか、それが伝わったのだと思います。
それに、とにかく消費者志向な内容でした。
私はどちらかというと既存のものに対して現状不満型で、現状受入型ではないので、常に今既にあるものの「ここをこうすればもっといいものになるのに」、とか、「もっとこうだったら嬉しいな、とサービスの受けて側だったら思うのに」と、常に消費者側(相手側)の視点でものを見てしまう性質なので、私が手がけるものはなんでも既存のものが劇的に良くなるんです。
その代わりサービスを提供する会社側(自分)の利益とか労働時間とかの整合性を全く無視している(笑)。
ただただ自分自身が納得する本当にいいものを世の中に提供したい、という気持ち、それだけなんです。
それと、内容自体もとてもオリジナリティーに溢れたものになっていると思います。
包み隠さずアスカワールドを紙面の中で表現していて、それは私のものの見方、つまり本質的なものの見方に基づいていて、深いんですね。
本質が何かわかっているからこそ書ける内容なんです。
株関連の本を読んでそれをわかったつもりになって、またそれを人に教える、というのではなく、自分で実際にそれを見て体験して感じたことを私というフィルターを通してそのまま表現しているので、ものまねではない全くオリジナルなものが出来上がるんです。
で、初心を忘れない。
それが理論と実践の橋渡しになる鍵を握っています。
ほとんどの大人は子供の頃に感じていたこととか忘れてしまうんですよね。
だから大人になると子供の気持ちがわからない。
そんな中で、私は子供の頃に、「今自分が感じているこの気持ちを大人になっても忘れないようにしよう」と、どんな些細なことでも意識して覚えておくようにしていました。
それと同じで、私が株初心者だった頃に疑問だったこと、感じたこと、知りたかったことを常に意識して覚えていて、その感覚をある程度熟達してしまった後でも忘れないようにして常に原点に立ち返るんです。
自分の思考の時空次元を人の時空次元に意識的に合わすのです。
だから人の求めているものがわかる。
どこをどうすれば、どこをどう考えればそれを理解できるのか、できるようになるのかを伝えられるわけです。
皆さんが私の書いたものを読まれますと、株価の値動き自体が読めるようになるので株の世界のことについてはもちろん役立つのですが、それだけではなくて、人生観やものの見方がガラッと変わったという声をいっぱい頂くんですね。
私は後者の方が嬉しいんです。
普通だったら皆さんが株で儲けて嬉しいと言われることを私も嬉しく思うのでしょうが、もともとの私の伝えたかった事っていうのは後者の方だったので、その本質とは何かっていうのを、私の知る範囲で発信して、そのことについて喜んでいただくことの方が私は嬉しいんです。
株式という相場を通して実益を兼ねながらそれを伝えられるわけで、それが何よりも嬉しい。
受け手側にとっても、実益に繋がるばかりか、一見抽象的になりがちで難しい本質的な話を、相場を通して語られるので具体性がありとてもよく理解できるわけです。
● 本質を理解することがなぜそんなに重要なのでしょうか?
本質を理解していると、小手先のテクニックでは太刀打ちできない変則的な状況に対しても応用力を働かせられます。
本質に近ければ近いほど、より多くの情報を包含することになるので、本質がわかっていると脳内のあらゆることがネットワークで繋がってきます。
そうすると情報の引出しが早くなります。
まさに1を聞いて10を知る状態になります。
本質さえわかっていれば、その周辺の多くの各論を忘れてもそれを自分で導けるので、とっさの判断のときにより洗練された理解が素早くできるので、行動にもその分差が出ます。
トレードというのは、今のエネルギーを読むことで未来を選択していくことなんですね。
未来というのは常にこの「今」から枝分かれしていく選択肢のどれを選ぶかで決まるわけで、株価の値動きが次にどの選択肢を選ぶかということを常に意識して見ていくわけです。
なので、可能性のある選択肢をできるだけ多く把握しておいて、株価の選択するものと自分の選択するものを今のエネルギーを読むことでできるだけ近づけていくのです。
未来って、予測するものではなく、選択するものなんです。
で、その可能性(選択肢)をどれだけ多く把握しておけるかで、いざ目の前に起こった事実にどれだけ柔軟に対処できるかが決まるんです。
本質がわかっていればわかっているほど、その想定できる可能性(選択肢)の数が多くなるのです。
だからどんな事実を目の前にしても驚かなくなり、とっさの対応が素早くできるようになります。
あらゆる可能性をシミュレーションしておくわけです。
囲碁や将棋と同じですね。
また逆に、本質がわかっているとその本質から各論を導けることにもなるので、一度何かをきっかけに本質を理解すると、人生のあらゆる場面でそれを応用できるようになります。
そればかりか、本質がわかっているとその中身(各論)に関しては無限に存在することになるので、自分がそれまで知らなかったことでさえ、様々な形でインスピレーションが与えられるようになります。
これがまた面白くて楽しくてしかたがない(笑)。
● どうしたら本質ってわかるんでしょうか?
本質というのは、総論(マクロ的視点)と各論(ミクロ的視点)の間で常に帰納と演繹を繰り返す思考過程の結果生まれるものです。
そのどちらかしかできない状態(視野の狭い状態)からは本質は見えてきません。
常にその往復が必要です。
宇宙自体がそもそもそんなものかなと私は考えています。
この本質を探究することには終わりがないのですけれども(笑)。
常に更なる本質が待っているものなので。
だから私はそれを探求していくのが楽しくて仕方がないのです。
【続く:2/7】

大きな志を持つ
昨日、道を歩いていると、女の子達の会話が聞こえてきた。
「ねぇ、ねぇ、新選組の法律ってなんだっけ?」
「武家諸法度でしょ」
「そっか〜」
私は「局中法度ですよ」と喉の奥のほうまで出ていたが、流石に見知らぬ人の会話に入るのはどうかなと思って、口には出さなかった。
プレジデントビジョンは「新選組特集」を扱ったので、記憶に残っている人も少なくないのではないか。
来年のNHK大河ドラマに選ばれた「新選組」は私も心待ちにしているのだが、その前に司馬遼太郎氏の『燃えよ剣』(上巻・下巻)はお勧めなので読んでみてはいかがだろうか。
最近、会う人たちから「プレジデントビジョンを読んでいます。
新選組特集はとっても面白かったです」と言われることが多い。
そして、この特集を読んではじめて新選組に興味を持ち、『燃えよ剣』を読んでみたという人から、「最後は泣けました。
もう、ぼろぼろ涙があふれて止まりませんでした。
土方さーんと叫びたくなりました」という感想を聞いたとき、私もその最後のシーンと北海道で見てきた「土方歳三最後の地碑」を思い出して、目頭が熱くなった。
我々は何に支配されているのか。
新選組を支配していたのは「局中法度」の中に記されている「士道」だ。
一、 士道ニ背キ間敷事
すなわち、「士道に背くまじきこと」である。
士道にそむくと即刻死刑というすさまじい罰則が新選組を支配していた。
新選組を脱退することも、敵前逃亡することも、自分が手傷を負って敵を取り逃がすことも、すべて「士道」に反するとして死刑であった。
それ故に、隊員全員の心の中に、「敵を必ず倒さなければならない」という必死の覚悟生まれ、最強の組織を成していたのである。
これを会社経営になぞらえたらどうなるだろうか。
「士道」を「社道」に置き換えてみよう。
「社中法度」
一、 社道に背くまじきこと
一、 目標新規開拓の達成
一、 目標売上高の達成
一、 目標利益の達成
右の条々相背き候者リストラ申しつくべく候也
会社を経営していると、結果が目標になってしまうことがある。
利益は、良い仕事をしたから結果得られるものであるのに、「目標管理」という名の下に、「まず目標ありき」で話が進んでいく。
そこには「やりたいことをどうするか」ではなくて「利益を上げるためにはどうするか」という話であふれている。
これでは何のために仕事をしているのかわからないし、社員は単なる利益製造マシーンになってしまっているようだ。
「社道に背きし者即リストラ」とやる経営者が世の中にはたくさんいるだろうが、「社道」の中味が大事である。
利益やノルマのみの追求に終始していないことを願うばかりだ。
あなたの志は何か?会社の志は何か?
我々は志のもとに生きている。
志が我々を動かしている。
大きな志をもてない者に、偉業を達成することなど出来ない。
ウィリアム・S・クラーク博士の言葉はあまりにも有名だ。
Boys be ambitious 青年よ大志をいだけ
人はあまりにも夢や志に対して謙虚すぎる。
今出来ることが例え小さくとも、高い志を持って仕事をしよう。
あなたは今、何に熱中しているだろうか?小さなことに熱中して今日が過ぎていないだろうか?大きなことに熱中しなければ大きなことは絶対に出来ない。
大きな志がなければ偉業は成しえない。
あなたを支配するものは、大きな志であり、偉大な自分でなければならない。
【PV TODAY 増永】

【編集後記】
前号で紹介した武沢さんの本が、プレビだけの力で一気にアマゾンランキング50位に入りました。
また、プレビに出た社長さんにはたくさんのメールや問い合わせが行くこともわかりました。
広告のお問い合わせもたくさんあります。
価値あるメールマガジンになってきたのだなと実感がわいてきました(笑)。
とにかく私は「文句なくよいコンテンツをつくる」ということに専念してがんばっていきたいと思っています。
【目標】
2003年11月末までにデザイン・システムのリニューアル。
【ミッション】
プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。
【お願い】
これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!


プレジデントビジョンに登場した社長へのご質問があれば下記から投稿してください。
発行者が読者の皆様にかわって登場社長に質問いたします。
なお、非常にお忙しい方々だと思いますのでご質問に対しての回答は保障しかねます。
ご了承ください。
なお、質問に対する応えは、メルマガ上か「ご意見・ご感想」による紹介という形でさせていただきます。
(社長への質問とご意見・ご感想を下記から投稿できます)

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