
認知度を高めるためのツールとしてインターネットを使おう

インターネットの活用の仕方をいろいろ考えてみましょう。
インターネットの使い方の基本は情報発信です。
情報を発信するところに情報も集まります。
有益な情報を発信するところには人も集まります。
これはvol.31の『PV
TODAY』で紹介したシャチのお話(自然にできることをやる)です。
そうすれば無駄なコストも省けます。
有効な使い方を研究しましょう。

●2003年8月1日読者数が2万人を超えました。

■これまでの矢島社長へのインタヴューはこちら
vol.43

【増永】 経営課題を解決するというマッチングサイトを実際に立ち上げてみていかがでしたか?
【矢島】 実際に立ち上げてみると、当時、ビジネスにならなかった。
アクセスはあってもお金を積極的に払う人なんか一人もいない。
情報は無料だということですよね。
ましてやインターネットは無料だと。
新聞社がインターネット上に新聞情報を無料で公開すると新聞購読が減る、そんなことが話題になった時代でしたね。
インターネットにいくら優良な情報を流してもそれは無料になるんです。
士業である会計士・税理士・弁護士というのも、専門的な知識と経験をベースに無形のノウハウ・財産に報酬を請求する職業ですよね。
本当はネット上に掲載した情報でもお金を取りたいわけですよ。
ところがインターネットを使うと取れない。
例えば、面と向かって相談にくるんであれば「1時間いくらですよ」ってお金を取れる。
はじめに作ったのがSOHO向けの確定申告シミュレーションサイトでした。
つまり収入や経費、医療費の控除、扶養家族の人数だとか、そういう必要な項目・金額を順番に入れていくと自動的に計算をして、その結果を確定申告書ができる形で出力するというものを平成9年3月の申告時期に合わせ、つくりました。
これを立ち上げた時はすごい話題になりましたね。
はじめはずっと無料で運営していたのですが、そうするとアクセス件数どんどん増えて、その当時でも日に5000人ぐらいきました。
その当時で5000人って凄く多いと思います。
ところがそれを途中で有料に切り替えたんです。
途端に利用した人が2人になりました。
そういう時代でしたので、私はインターネットの使い方を変えようと思ったんです。
つまりインターネットを使ったコンテンツビジネスをすぐに立ち上げるのではなく、ジャスネットという会社を知らしめる手段に使い、認知度を高めるためのツールとしてインターネットを使おうと切り替えたんです。
で、そこから「ビジネス文書の森」のような本当は有料で提供しても良いような情報をどんどん無料で提供していくことにしたんです。
今、このサイトには月間30万人を越える来訪者が集います。
確定申告の時期ですと一週間に30万人を超えます。
まさに認知度を高める為に、今の「ビジネス文書の森」があるということになりますね。
|
|
認知度を高める意味での効果は非常に高かったなと思いますね。
|
● 「ビジネス文書の森」と御社の本業とのシナジーについて教えてください。
現在、弊社の事業の中心は人材(職業)紹介、人材派遣、アウトソーシングになります。
4年間苦しい時代があり、助成金をもらいホームページを立ち上げたけれども事業にならないという時期がずっと続きました。
「これじゃいかん」「自分が起業したのはこれまでやって来た事を吐き出す為だ」と言っているのに、あんまり吐き出せてないじゃないかと。
そこで始めたのが職業紹介なんです。
会計士による会計士の為の転職紹介という事から始めました。
平成10年の5月に許可を取り、6月にホームページを立ち上げたんですが、これも当時話題になりました。
会計士が一般事業会社に転職すること自体多い時代ではありませんでしたからね。
非常に限られたニッチの世界でした。
だから話題になって、会計士が欲しいという企業の情報を掲載すると、転職したいという人から連絡があって「これはビジネスになる」と確信したんです。
当時、応募を受け付ける技術も弊社にはありましたから「求職者がいるならば求人企業もいるはずだ」ということでインターネットによるマッチングサイトをつくったんです。
そしたらこれも話題になりました。
今では求人求職サイトはたくさんあってビジネスになっていますけど、そのハシリが弊社のサイトだったと思います。
その後、紹介業をメインにビジネスを展開し始めました。
その過程で会計士だけでなく経理の実務経験を積んだ人でいいといった求人要求にこたえ、さらに、会計士をフルタイムで雇うのではなくて必要な時だけ来てくれるようなスポット的な対応をして欲しいという要望があったりして、許可も取って人材派遣業を始めたという流れです。
弊社は会計事務所をバックにしていますから、アウトソーシング・給与計算の代行だとか経理をそのまま丸受けして代行するとか、大手企業の支払確認や入金消込みなどの日常経理機能の一部を代替するような仕事もやっています。
● 「ビジネス文書の森」の月間30万人のアクセスからさらに展開できたことはありましたか?
弊社の人材紹介・派遣サイトは、経理とか会計、法務・人事・総務、そういったバックグラウンドの方の紹介や派遣が中心です。
つまりは「ビジネス文書の森」を利用する人達が対象なんですよね。
そうした人達の転職・キャリアアップの道を紹介・派遣サイトへ誘導することで提供できるわけです。
ほかにも「ビジネス文書の森ってジャスネットさんがやっていたのですか?」って言われる事が多い。
そういう意味では現在30万人、毎月2割増のアクセスがあるようになりましたし、コンテンツも充実してきました。
最近はバナーを貼らせてくださいとか、2万人のメルマガも発行しているんですけど、広告を出したいというお話もいただくようになりました。
先程も言いましたが、認知度を高める意味での効果は非常に高かったなと思いますね。
● 「ビジネス文書の森」のコンテンツはどのようにして制作されているのですか?
「ビジネス文書の森」のコンテンツにあたるものは、ある意味弊社の主要な業務でもあるわけです。
会計・経理・法務の業務をアウトソーシングで受けたりするわけですから、うち自身が必要なコンテンツでもあるのです。
本業の中で知っておきたいこと、知るべきこと、それを社内的にまとめたものが、そのままコンテンツになるんです。
「決算書の読み方」でも、素人向けに「決算書というのはこういう事が書かれていて、こんなことを読むものなんですよ」という感じで資料をつくって講演したりするじゃないですか。
それがそのままコンテンツになる。
そういうものの繰り返しなんです。
商業登記、例えば役員の変更登記にしても本店移転の登記にしても、自分達が業務を行なう上で必要なんです。
「その時に必要な書類はこれとこれだね」「こういう所に注意しなくちゃならない」、そういうものをきっちり全部まとめたものが「ビジネス文書の森」なんですよ。
ですから、わざわざこのサイトの為に何かをつくるのではなく、自分達の仕事の中で必要なものをコンテンツとしてちょっとまとめかえをすることで作っています。
【続く:2/4】

<新選組特集1> 新選組 〜壬生の狼〜
特集2へ 特集3.1へ 特集3.2へ 特集3.3へ
2004年のNHK大河ドラマは新選組である。
主人公・近藤勇役はSMAPの香取慎吾さんだ。
8月3日から7日まで北海道旅行をしたわけだが、この間に「五稜郭」「土方歳三最後の地碑」を巡ったことはvol.37の編集後記でも紹介している。
そう、私の北海道旅行における最大の目的はこの新選組の歴史をたどることにあったのである。
次で43回目となるNHK大河ドラマは、かつて一度も新選組をテーマに扱ってはいない。
激動の時代といわれる昨今はまさに幕末といわんばかりだ。
そんな激動の時代を新選組は戦い抜いた。
しかも局長・近藤勇(こんどういさみ)は新選組結成当時29歳の若さである。
ちなみに私も現在29歳。
将来の日本を背負って立つであろう才能ある若者がこの年代に沢山生まれることを私は願っている。
新選組に関する詳しい解説は次号に譲るが、簡単に説明すると徳川幕府末期(1863年)に結成された維新志士を取り締まる警察組織である。
彼らは剣の達人、今で言うところの剣のプロフェッショナル集団であり、京都では「壬生の狼」などと呼ばれて恐れられていた。
新選組はとても魅力的である。
まず、若者を中心とした個性あふれるメンバーで構成されている点。
局長・近藤勇を中心として、鬼の土方歳三(副長)、天才剣士の沖田総司(一番隊組長)らが活躍する。
それから、彼らが「新選組」という組織を強くするために如何に工夫したかということにおいて、現代の企業組織の強化にも参考になる点。
3つ目としては、時代に翻弄されながらも、自分たちの夢や志に人生をかけ、不屈の闘志をもって戦ったことである。
プレジデントビジョンでは次号から、以下の点に注目していくことにする。
・ 新選組とは 〜人物と歴史〜
・ 新選組の組織作りに学ぶ 〜強さの秘密〜
・ 組織の規律 〜実力主義と大義名分〜
・ 自己否定 〜捨てる勇気〜
・ 夢、そして孤高 〜人間の魅力〜
2004年は必ず新選組ブームが来ると予測している。
今ですら、新選組ゆかりの名所では、多くの女性ファンが来訪ノートにコメントを書いたり、花束を供えたりしているほどなのである。
若くして病に倒れた沖田総司を筆頭に、現代の基準に照らし合わせても非常にハンサムである土方歳三などは人気が高い。
(土方歳三の写真が現存している)
我々は幕末、明治維新から学ぶべきことがある。
それは世界に目を向けなければならないということだ。
現在の日本は国内にばかり目を向けがちである。
日本の指導的立場にある人々もマスコミも話題は国内の構造改革や不良債権の話題ばかりである。
しかし、我々は忘れてはならない。
現代は世界的な視野にたった経済戦争の時代なのである。
国際競争に勝ち抜けるような国づくり、企業作りに焦点をあわせなければならない。
明治維新の若者のように、これからの日本を牽引していくであろう若者は世界的な視野をもって活躍するというビジョンを持とう。
【PV TODAY 増永】

【編集後記】
今回から新選組特集です(笑)。
北海道旅行中に新選組関連文献を2冊読みました。
運転だけでも大変、メルマが書くだけでも大変。
ですが、「旅行中に2冊読む」と決めて持っていったので、必死で読んでいましたね。
決めたらやる。
迷わずやる。
【目標】
年内に読者数3万人!


プレジデントビジョンに登場した社長へのご質問があれば下記から投稿してください。
発行者が読者の皆様にかわって登場社長に質問いたします。
なお、非常にお忙しい方々だと思いますのでご質問に対しての回答は保障しかねます。
ご了承ください。
なお、質問に対する応えは、メルマガ上か「ご意見・ご感想」による紹介という形でさせていただきます。
(社長への質問とご意見・ご感想を下記から投稿できます)

PRESIDENT VISION [ プレジデントビジョン ]
無断転載を禁じます。
Live Revolution Co.,Ltd. Copyright 2003
プレジデントビジョンは自由にリンクしていただけます。
サイト内のどのページを直接リンクしてもかまいません。
また、リンクする際のご連絡も必要ありません。
とってもお得なポイントプログラムもご利用いただけます。
|