株式会社ガイアックス 代表取締役 上田 祐司 氏 『 デジタルコミュニティー 』
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株式会社ガイアックス 代表取締役 上田 祐司 氏
Todays PRESIDENT
2003年7月2日 vol.23

株式会社ガイアックス
代表取締役  上田 祐司 氏

デジタルコミュニティー




株式会社ガイアックス

【事業紹介】

ガイアックスは、コミュニティを中心とした<戦略>・<構築>・<運営>のすべてのフェーズをカバーし、企業の強力なパートナーとして、事業のお手伝いしています。

コミュニティーソリューション

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ビンゴ
グリーティングカード
ビデオチャット

コンサルティング

「Webサイトの立ち上げ」・「既存サイトの活性化」・「インターネット戦略立案」・「コミュニティ戦略」など、各種コンサルティングサービスを行っています。

コミュニティー運営代行

コミュニティの運営には、法律・インターネットなどの専門的知識が必要です。運営方法・方針次第でコミュニティの中身が変わるといっても過言ではありません。ガイアックスはこれまで300以上のコミュニティ、200万人以上のユーザーサポートを行い、数多くのノウハウを構築しており、それを活かしたコミュニティ運営代行サービスも行っています。

韓国ソリューション

日本やアメリカよりも先を行くブロードバンド先進国韓国。ガイアックスは、早くから韓国を代表する企業との提携により、最新情報、成功事例や各種ノウハウを国内に持ち込み、またクライアントのニーズにあわせて、最新ソリューションの国内ローカライズ・カスタマイズを行っています。




デジタルコミュニティー




前号に開設した質問コーナーに読者の方からご質問を頂きました。そして早速上田社長からご回答を頂きました。誠にありがとうございます。

さて、大学時代の経験は社会人になってから大いに役立つと思います。私は塾講師・カラオケ・ビアホールでアルバイトをしました。それから、麻雀に明け暮れる日々でした。麻雀についていえば、これは意外なのですが、成功している経営者のお話を伺っていると麻雀の話が結構多く出てきます。麻雀には勝つための哲学が求められます。そういえば性格もモロに出ますね(笑)。



これまでの上田社長へのインタヴューはこちら

vol.22



【増永】 ベンチャーリンクに入社する前から起業する意志はありましたか?


【上田】 大学の時にアルバイトとか2・30個ぐらいやっていたんですけれども、そんな中で一番世の中に貢献できるシステムというのはビジネスなんじゃないかと思いました。ですから将来は独立しようと思ってベンチャーリンクを選びました。

● 起業して現在に至るまでの事業の内容や御社の独自性についてお願いいたします。

当初はユーザー数を集めて広告枠を増やし、その広告収入を得るというビジネスモデルでした。ですから、当時社員が5人ぐらいいたのですが、5人のうち1人がシステムで、残り4人が営業という形でたくさんの企業様をまわりました。

営業といってもですね「御社のホームページに無料でコミュニティーを作りませんか」と。「コミュニティーを付ければ広告収入が入ってきますんでシェアしますよ」と。そのような提案でしたから、大体1年間ぐらいで200社ぐらいがコミュニティーを作ってくださいました。

ページビュー的にも非常に伸びまして、一時期はJARというサイトの視聴率ランキングで9位とか10位とかにランクインしました。インターネット広告ビジネスがあの頃更に伸びていけば良かったんですが、残念ながらドットコムバブルの崩壊と共にインターネット広告ビジネスもそれ程立ち上がらないというような形になってきましたんで、基本的には途中でそのビジネスから方向転換をしました。

「今まで作っていただいたコミュニティーは無料でいいですが、今後の分についてはイニシャルとランニングで料金を頂だいできます」と、今でいうとASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)ですね、ASPビジネスというようなスタイルに切り替えました。

コミュニティーサービスを導入していただくと、導入企業では会員が増えるとかページビューが増えるとかマーケティングに引火するとかいろいろな効果があるのですが、最近はコミュニティー単体で収益が上がるようになってきていまして、今後はそちらの方に注力していこうかなと思っています。

「そうじゃないとおまえみたいな店員を何人雇わなあかんと思ってるんねん」とか怒られたのですね。

● コミュニティービジネスの仕組みと魅力をご説明して頂けますか?

まずコミュニティーと言われるものはですね、インターネットというメディアで初めてコントロール出来るようになってきたというふうに思っています。今までのメディアというのは例えばテレビであったりラジオであったり、そういったものは全て一方通行でした。

それに比べてインターネットというのは双方向で、どちらかというとメディアという要素と電話や携帯等のコミュニケーションの要素、これらが合体したものがインターネットだと思っています。そして、その合体した所というのがコミュニティーだと思っています。

当然、デジタルコミュニティーについて何十年も研究してきた会社はありません。インターネットが生まれて、初めて立ちあがった市場ですから。正直、我々も手探りというか、いろいろと研究をしています。ほかにコミュニティーについて詳しい会社がないというのがこの市場の一番の特性だと思っています。

この分野に詳しい会社はないものの、今までのリアルビジネスにおいてコミュニティーみたいなものを頑張って活かそうとした会社があったと思います。

例えば僕もダイビングショップやスノーボードショップとかで大学時代に働いていたのですが、「お客さん集めるのに広告でも打ちましょうよ」と店長にいうとですね「そんなお金持ってないからできない」というんです。そんなことよりも「来ているお客さんに新しいお客さん紹介してもらえ」とかいって「お客さま紹介キャンペーン2万円キックバック」といったパッケージを作って提案させられていたんですよね。

で、お客さんがポコポコと店に来られるんですけれども、来られたお客さんに僕も店員ですから一生懸命しゃべりかけないといけないなと思うとですね「上田君そんなしゃべりかけてんとお客さんにお客さん紹介して適当にしゃべってもらえ」と。「そうじゃないとおまえみたいな店員を何人雇わなあかんと思ってるんねん」とか怒られたのですね。

僕は結局、ちっちゃなカウンターで珈琲を出してですね、お客さんにお客さんを紹介して「あ、ちょうどそのスキー場って○○さんも行っていってらっしゃったんですよ」とか適当にいいながらくっつけていました。するとそれで輪が出来てですね、結果として店員の僕は何もしなくて良い状態になりました。

ほかでは例えば、そのツアーのパッケージを作る時にも僕が考えるんじゃなくて「お客さんに聞け、君が考えていたらコストがかかってしょうがない」というふうに言われてですね、お客さんにアンケートとかして、そのアンケートをまとめてそのツアーに仕立てるというそういうふうな感じでやっていたんですよ。

そういう非常にローカルな狭い世界を企業は活かそうとしていたんですが、それをビジネスの世界で大掛かりにやろうというのは今までは無理でして、そこがインターネットを利用したコミュニティーサービスの強みだと思っています。コミュニティーの分野で我々がどんな強みがあるのかというと、実際コミュニティーをビジネスとして真剣にやっている会社はほとんどありませんので、そういう意味で現時点においては「コミュニティーの強さ=我々の強さ」なのかなと思っています。


【続く:2/5】






Don't Kill a Cock.


私が経営についてよく教えていただく方から『ニワトリを殺すな』(ケビン・D・ワン著:幻冬舎:1000円)という書籍を紹介されたので早速読んでみた。ちなみに勧められたときにこういわれた。

「この本は既に起業している人には当たり前の内容かもしれない。だけど、サラリーマンの管理職は読むべきだから、部下の管理職クラスに勧めてみてはどうか。ちなみに小さく、字が大きく、140ページ程度しかない。だから、彼らには『時間が無くて読めません』という言い訳は一切通用しないというように」

このような形でお勧めされたのだから私も「時間が無くて読めません」という言い訳が出来ず、自身でも読んでみた。実際に1時間もかからずに読めてしまった。ここに書かれていることが現実の世界でたくさん応用できる。どうしようもない上司に部下から勧めるのも手だ。

ニワトリを殺すな』(ケビン・D・ワン著:幻冬舎:1000円)

「Don't Kill a Cock.」とは書名のとおり「ニワトリを殺すな」という意味である。

同著によると、ニワトリは実は残酷な生き物で、群れの中の一羽がちょっと血を出していると、寄ってたかってその傷のところをつついて、殺してしまうそうだ。ゆえに「ニワトリを殺すな」というのは、より正確には「傷ついたニワトリを殺すな」ということになる。

みなさんの会議ではどのような光景が見られるだろうか?発言を控える人たち、言い訳をする人たち、リスクがあるからやるべきではないと主張する人たち、失敗した人を叱責する人たち。

何のために会議をしているのかわからないといったことが多々あるのではないだろうか。我々は会議を、より積極的で活発に意見交換し、問題解決のための有益な場に変えなければならない。

そのような会議にするために、同著内の会議室には「Don't Kill a Cock.」という張り紙があり、失敗した人、失言した人を寄ってたかって責めることがないようにしている。


高校時代の友人が一流大学を卒業して一流銀行に勤めており、彼と飲んだときに次のように言っていたことを思い出した。

「銀行に就職して5年もいると、起業なんてことは考えられなくなる。俺たちは、ミスが許されない業務をやっている。意識はすべてミスをしないことに集中している。融資先企業の欠点を見つけるのは大の得意だよ。だけど自分の力で欠点をなくしてあげることは出来ないし、どんなリスクテイクもしたくない。成績評価が減点法だからね。だから俺には自分でリスクをとって事業をやる奴の考えがわからないよ」

この本に登場する主人公は銀行からベンチャー企業に出向してきた人間で、そのベンチャー企業の経営者の考え方、つまり自分とは180度違った考え方に触れ、感化され成功する物語だ。

この物語のモチーフは、日本が誇る自動車メーカー本田技研工業株式会社であり、登場する経営者とは同社の創業者・本田宗一郎氏である。

彼の会社経営・商品へのこだわりなどが、わかりやすく書いてある。

最後にまとめられている「七つの教訓」の七つ目には「力いっぱい人間を愛せよ」と書かれていて印象的であった。




【編集後記】

8月の頭に北海道に旅行に行くことにしました。まだ確定していませんが日程が合えば北海道・札幌で読者の方と交流したいなと思っています。特典としては無料でプレビに広告を載せてあげることくらいかな(笑)。面白い社長さんがいたらお話をお伺いしたいですね。積極的で前向きな方、ぜひメールください。それから北海道お勧め情報もあれば教えてください!

【目標】

読者数1万人!







【質問】アイディアを実現する方法

アイディアを実現する方法についてお教え下さい。
情報関係特に、インターネット分野での起業が多くなっていると思います。ガイアックスの上田社長もグリーティングカードというアイディアを実現する為に実際にシステムを構築されたと思います。最初のシステムは自身で構築されたのですか?また、人を採用して構築されたのですか?それとも外注したのですか?

自身で構築する場合はお金はいりませんが、技術がいります。人を採用して作る場合は、能力のある人を採用しなければなりません。採用した人に能力が無ければ事業は失敗します。
外注が一番安全と思いますが、多額の資金が必要になります。

実際インターネットビジネスを起業する場合は、どのパターンが多いのでしょう?

【回答】この質問に対する回答はこちらをクリックしてください。


【質問】異形態の起業もあってもいいのでは?

退職後に進学した大学院の前期・後期課程での研究成果を企業・大学と具体化しようと活動中ですが、自分の中では一種の起業という想いを持っていて、必ずしも社長にならなくても目的指向で行けると確信しています。

【回答】この質問に対する回答はこちらをクリックしてください。



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