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アジアNo.1のビジネススクールを創る
本年最後のプレビの発行となりました。
今年もご愛読誠にありがとうございました。
たくさんのすばらしい経営者の方々にインタヴューして参りましたが、皆様いかがでしたでしょうか。
来年も精力的に活動していきたいと思っておりますのでご期待くださいね!

●2004年7月6日、『PRESIDENT INTERVIEW』の記事をドリームゲートへコンテンツ提供を開始しました。
プレビの読者を含め20万人以上へ配信されます。
●発行者増永が2004年7月5日オンエアの文化放送「松本和巳のカイシャをつくろう」に出演しました。
●広告に関してはこちらから
●本編の発行は祝日を除く月・水・金。
PR号(全面広告)の発行は火・木となります。
●2004年12月1日読者数が9万人を超えました。

■これまでの堀社長へのインタヴューはこちら
vol.226 vol.227 vol.228

【増永】 御社のビジョンについてお聞かせください。
【堀】 アジアNo.1のビジネススクールをつくることです。
山の中に英語で授業をするフルタイムキャンパスをつくり、それをアジアNo.1にすると同時にベンチャーキャピタル部門もアジアNo.1にもっていくという事を考えています。
しかしあくまでもアジアNo.1というのは結果だと思っています。
それを実現するためには、やはり「多くの人材を育成していくこと」と「多くの会社を創っていくこと」であると考えています。
それを僕等の志として捉えることが必要なのです。
グロービスでは、例えば「利益を1000億円にしよう」とか、或いは「時価総額がいくらだ」とか、「この分野の売上高で一番になるんだ」などはあまり考えていません。
多くの人材を育成していくなかで、200年、300年先まで残るようなアジアNo.1のビジネススクールを創りたいと考えています。
そしてさらには学校創りに携わった人々の子供や孫達が「あの学校は僕等のおじいちゃんおばあちゃんが創ったんだ」と思えるようなものにしたいのです。
そうしたものを創っていくことと、多くの受講生達がグロービスに対して、「本当にあそこで学んで良かった」と思ってもらえることが一番嬉しいことだと思っていますので、今後とも、尚一層クオリティーの高い教育を提供できるように努力しつづけます。
● これは他の方には聞いていないことなのですが、いい機会ですので質問させてください。
「ベンチャーを成功させる為に起業家に持っていて欲しい資質」とかいうものがあれば教えてください。
資質というよりは、やはり「純粋な気持ち」だと思います。
お金ができてしまうとそれがブレてしまう、あるいは同じ事業をやっていると飽きてしまい違うことをやりたがる人が多いと思うのです。
そうなると何の為にやってきたのかが見えなくなってしまう。
自分が何の為に会社をつくろうと思ったのか、という気持ちを持続させることが長く続く秘訣であると思いますし、大きな志としてそれを掲げることにより、結果「社会の為に何をすればよいのか」を捉えてくれる仲間が増えることが理想です。
起業家になることだけが人生の選択肢ではないと思いますが、起業家が尊敬されるような社会になることによってベンチャーを興そうという人が増えてくるのではないでしょうか。
幸い今では多くの人達がベンチャーというものに興味を示してきていますし、楽天の三木谷社長やライブドアの堀江社長のようなスターが出てきていますから、もっとその裾野が広がり多くの人にやる気が芽生えたらいいなと思っています。
僕は空海の他にもう一人大好きな人物がいます。
それは織田信長です。
弘法大師空海と織田信長は日本が生んだ天才だと思っています。
信長の自由な発想とスケールの大きさ、それから人材マネジメントの方法論、全てを否定して考えられるそのユニークさ、しかもグローバルに新しい方法論を導入していくという貪欲さを含めて、これほどの傑物はそうそういないのではないかと思います。
いかに短期間に多くの事を成し遂げているかという点も含めて、彼がやってきたことというのは本当に凄いと思います。
そして彼の周りでは、徳川家康や豊臣秀吉ら数多くの優秀な人材が育っています。
歴史に「もしも」ということがあって、その「もしも」があって欲しいなと思うのは、「信長が本能寺の変で命を落とさない」という事です。
彼がもっと長く生きていれば本当に全く違った日本というものが生まれたのではないかなと思っています。
もしかしたらそのままの勢いで、朝鮮半島や中国まで統一した可能性が高いのではないか、とも思います。
そのことが良い悪いは別にして、そういった可能性を感じさせてくれる人です。
僕は時々「信長だったらどう考えるのかな」と思ったりする事もあります。
彼独特の発想は面白い。
とはいえ、彼がやったことの中には悪い事もたくさんあるのです。
たくさんありますが、それは今の価値観で判断しているからそう思うのであって、当時であれば仕方のないことだったかもしれません。
やはり歴史はその当時の価値観を持って判断しなくてはならないと思います。
彼に関して残念だったのが、最後に油断したことでしょうか。
明智光秀が謀反を起こすような隙があったこと、それが最大の失敗でしたね。
とはいっても、やっぱり信長はすごいですよ(笑)。
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そして、どの人が本当の意味での変革を最後に成し遂げられるのかなと考えていくと楽しいのです。
今だって結構皆頑張っているじゃないですか。
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● 堀社長と信長の間に共通項はございますか?
わからないですね。
わからないというのは、信長は大きな存在だから。
ただ信長のようなユニークな発想を持ちたい。
という願望はあります。
僕の場合、ユニークさという点で他の経営者と比較した時、恐らく経営者的ではないかもしれません。
学校というインフラを創ることやベンチャーキャピタルでお金を投資すること、知恵を発信するというのは、それぞれまったく違った発想で行っていますから。
それらを行いながらも、また新たな創造と変革をしていこうと思っていて、さらに僕は日本だけでなくアジアという次元でも考えてます。
ところで、「なぜ信長がそれだけのパワーを持っていたのか」と考えると、武力を持っていたからだと思うのです。
今の時代、とくにビジネスの領域では基本的に武力を背景にしていないのです。
「武力がない時代において、変革を成し遂げられるパワーとは何か」というテーマは非常に面白いと思います。
信長ファンに「もし信長が今の時代生きていれば何をしたと思いますか」という質問をするのは結構面白いですね。
僕もひとつのテーマとして考え続けたいなと思っています。
増永さんだったらどう考えますか。
● まず今の政府を転覆させるでしょう。
彼は腐った既存勢力をまず排除しますからね。
そうかもしれませんね。
ではどうやって排除するのでしょうか?武力というパワーを使えない今の時代において、どのようなパワーを得ようとするでしょうか?
● 彼は情報力を駆使して、世の中の認識を変えようとすると思います。
メディアを買収する?
● 仮に武力の代わりにお金をいくらでも使ってよいというのであれば、そういうことも手段の一つだと思います。
本質的には、みんなの意識をどう変えるかということにあると思います。
そうですね。
意識の部分だけでも情報によって変えることができるのか?情報はパワーになりえるのかということもあるでしょうけれども。
● 要するに、僕らはみんな「政府は権威だ」と思っていますからね。
彼らのいうことは聞かなければならないと思っている。
だから従っているわけですよね。
信長の時代の宗教も今の宗教も同じかもしれませんが、自らが信じる権威に従って生きるのが普通ですよね。
仮に日本人全員が「政府が言っていることなんて別に聞かなくてもいいんだ」と思うようになったならば、政府の権威と共に価値もなくなって、そこに信長という新しいリーダーが君臨することになったのではないでしょうか(笑)。
そうですね。
今度はその辺をどうやってやるかですよ。
それをひとつのテーマとして考えたいなと思っています。
僕が結構好きなのは古代ローマのカエサルとか、オランダのエラスムスなんですね。
これ僕の見解ではエラスムスが宗教改革とルネッサンスの根源をつくってきた人だと思っています。
彼は新しい思想的な支柱を作った人ではないでしょうか。
明治維新の変革というのは坂本龍馬が成し遂げましたが、その前の骨格となるものは水戸藩がつくった尊皇攘夷の思想などがあるわけです。
変革というのがどのようなテーマで動いてきたかということを調べることは結構面白いんです。
要は、世の中が変革するタイミングやそこに何が必要かを考えていくと、その時代に僕自身がいたとしたら何ができるのかと考えてみる。
そこには我ぞとおもう人達も出てきて群雄割拠が始まる。
そして、どの人が本当の意味での変革を最後に成し遂げられるのかなと考えていくと楽しいのです。
今だって結構皆頑張っているじゃないですか。
三木谷社長や堀江社長、ソフトバンクの孫社長も。
各時代に彼らのような人達が登場するのです。
それがまた違う形の軸で、全く違う発想の人達が出てきた時にどう動いていくのかな?とかね、そこが面白い。
● 読者の皆様へメッセージをお願いいたします。
プレジデントビジョン読者の皆さん、こんにちは。
グロービス・グループ代表の堀でございます。
今回は、12月14日に講談社より刊行となりました、著書『人生の座標軸』を紹介させて頂きます。
この本は、個人、家族人、組織人、日本人、アジア人、地球人という6つの軸で人生を考えていくことを提案し、ビジネスのみならず、その個人の生き方について、僕自身の意見や活動について綴りました、読者の皆様方の何らかの示唆になればと思っておりますので、是非ご一読いただきご感想等いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。

→組織変革コンサルタント募集
→ベンチャーキャピタルアソシエイト募集
→ナレッジ・クリエイター(経営研究・出版編集業務)募集
→採用支援コンサルタント募集
【完:4/4】
株式会社ネクシィーズ 代表取締役社長 近藤 太香巳 氏
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【編集後記】
みなさま、今年もお疲れ様でした。
年内の配信はこれが最後となります。
本当にたくさんの素敵な社長様達にインタヴューさせていただきまして勉強になりましたし、皆様にお伝えできたことを嬉しく思っています。
私がこのようにプレビをがんばれるのも読者の皆様や会社の仲間、そしてご協力くださっている方々のおかげです。
昨年は3万人を超えるという目標を立てました。
今年は9万人に達しました。
来年は10万人を越えてまだまだ多くの方に読んでいただけるようにしたいと思っております。
さらに改良できるところは改良していきたいですね。
皆様の周りで起業を志しておられる方、前向きに夢に向かってがんばっている方がいらっしゃったら、是非このプレジデントビジョンをご紹介してただけましたら幸いです。
できれば世界中の多くの人達に読んでいただきたいと思っているんですよね(笑)。
来年もがんばります。
その前にお正月は充電しておきます(笑)。
皆様のあたたかいご感想や励ましの言葉にいつも勇気付けられております。
一年間ありがとうございました。
よいお年を!また来年お会いしましょう〜。
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堀社長の著書プレゼントの発表です。
ご当選おめでとうございました!
・ヒロ(宮城県古川市)
・nokking(神奈川県中郡)
・jirocyou(東京都中野区)
・耗子(中華人民共和国 広東省)
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P.S.いつも世界中からプレゼント応募があり毎回驚いておりますが、プレビが海外の皆様にも貴重な情報源としてご愛読いただいていることを嬉しく思っております。
これからも世界中に発送しますね♪
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【発行者のブログ】
『プレジデントブログ』
【2004年のスローガン】
『ヤリキリ』
【目標】
2005年3月末までに読者数10万人を超える。
【ミッション】
プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。
【お願い】
これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!
【配信日】
本編の発行は祝日を除く月・水・金。
PR号(全面広告)の発行は火・木となります。


プレジデントビジョンに登場した社長へのご質問があれば下記から投稿してください。
発行者が読者の皆様にかわって登場社長に質問いたします。
なお、非常にお忙しい方々だと思いますのでご質問に対しての回答は保障しかねます。
ご了承ください。
なお、質問に対する応えは、メルマガ上か「ご意見・ご感想」による紹介という形でさせていただきます。
(社長への質問とご意見・ご感想を下記から投稿できます)

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