株式会社有線ブロードネットワークス 代表取締役社長 宇野 康秀 氏 『 社員全員が同じ次元で会話ができるようにする 』
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株式会社有線ブロードネットワークス 代表取締役社長 宇野 康秀 氏
Today's PRESIDENT
2004年11月24日 vol.217

株式会社有線ブロードネットワークス
代表取締役社長  宇野 康秀 氏

社員全員が同じ次元で会話ができるようにする
 


株式会社有線ブロードネットワークス


【事業内容】


放送事業
USEN 440
SOUND PLANET

ブロードバンド事業
BROAD-GATE 01
BROAD-GATE 02

カラオケ事業

インターネット事業
 ・タウンピタ

  

 




社員全員が同じ次元で会話ができるようにする

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会社が大きくなってくると、経営トップが末端の社員の考えが分からなくなったり、その逆で社員達がトップの考えが分からなくなってきます。 そのような組織では、すばやく敵なくないし決定が難しく、足並みをそろえて行動したり、実行する事が困難になってきます。 組織のこのような問題は、かなり昔から出ているものだけに、常に意識して改善する必要があると思われます。



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ドリームゲート道場〜入門編〜にて講演いたします。 12月 4日(土)のセミナーでは「自分が持っている起業資産は何か」「今起業するとしたらどうなる?」をテーマに体験談をお話いたします。

今は、会社員・主婦・学生だけれども、「起業の道ってどうなの?」と考えていらっしゃる方、起業を考えているけど、「自分にもできるのだろうか?」と迷っていらっしゃる方、ぜひご参加下さい!

日 時:12月 4日(土) 13:00〜16:45
場 所:MINATOインキュベーションセンター(港区三田)
参加費:,000 ※当日受付払い

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●2004年7月6日、『PRESIDENT INTERVIEW』の記事をドリームゲートへコンテンツ提供を開始しました。 プレビの読者を含め20万人以上へ配信されます。
●発行者増永が2004年7月5日オンエアの文化放送「松本和巳のカイシャをつくろう」に出演しました。
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●本編の発行は祝日を除く月・水・金。 PR号(全面広告)の発行は火・木となります。
●2004年9月30日読者数が8万人を超えました。




これまでの宇野社長へのインタヴューはこちら

vol.215 vol.216



【増永】 
御社の事業内容と強みについてお伺いできますでしょうか?

【宇野】 当社の事業内容ですが、もともとの本業である有線放送というBGMサービス、カラオケ機器販売と店舗運営を行っているカラオケ事業、光ファイバーによるブロードバンド事業の3つが中心です。

この3事業の拡大を現在進めているのですが、決してブランド的に評価が高い会社ではないので、我々の根本にある「組織力」を最大限生かしていこうと思っています。

なぜ組織力なのかと言うと、USENの場合、新規事業の立ち上げといった場合の事業の判断・スピードが非常に速くて、組織全体としてもその意思がしっかり伝わるように構成されており、組織が気持ち良く動くというか、大きな船でありながらも機動力があるのです。

結果として、例えば営業活動では他社に勝る競争力を持ったマーケティングが可能になっています。

さらに言えば、お客様の信頼を得ながらサポートしていく「サービスメンテナンス」が自社リソースの中でしっかり動くということや、セールスサイドとのインターフェイスをとりながらしっかりニーズに合致したコンテンツを供給できるようになっています。

USENは前経営者の時から「自前主義」が非常に強いのですね。 一時は会社の配布物についても、印刷から全て自前で行っていたのです。 さすがに最近は「外注するものは外注して」と指示しているのですが、基本は自前にあります。

先の組織力と大きく関連するのですが、自前主義であることが、自分達がこういう事をやろう、こういう風に動こうと思った時に、全体がスピーディーに動き、同業の他社よりも強い力を発揮することを可能にしています。 これこそが当社の一番の強みだと思っています。

これから先、どんな事業を展開していくかを問わず、ある事業のカテゴリーの中で勝負していく時には、この組織力なら勝てるなという実感を持っています。


 
今は、なぜこれをするのかという事を皆に理解してもらうよう、できる限り経営の考え方を社員に発信しています。



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● 御社のような大企業をスピーディーに舵取りできるような意志伝達の仕組みがあれば教えていただけますでしょうか?

仕組みを作っているというよりも、6割7割は偶然の中ででき上がった部分です。 これは先代の経営者の時代に築かれた要素が大きいと思います。 先代はいわゆるカリスマ・ワンマン型の経営者で、「考えるのは自分だけでいい」、「あとは言われたとおりに行動すればいい」、「頭脳は自分で、体手足が社員だ」というような極端な考え方をする人でして、その良い面・悪い面というのは多分いろいろあったと思うのですが、その良い面として残った部分が現在の組織に活きているところがあるのかなと思っています。

インテリジェンスという会社はどちらかというと「みんな体」という会社ですね。 私はそういう完全軍隊式のような雰囲気は社員にとっても不幸で、会社にとっても良くないと、どちらかといえば否定していたのですが、最近では良い面もあるなと思っています。

言われた事をイエッサーとやる事が社員は本当に嫌なのかというと、実はそうでもない面もあるわけですよね。 そのやり方がより大きな結果を出せるのであれば、むしろその方がいいし、自分が考える事によって仕事が遅くなり、結果として成績が伸びないのであれば、「こうしろ」と言われた方が気持ちいいのではないでしょうか。

これを野球で例えると、監督が出した指示に従えるかどうかです。 指示した通り、バントをする時にはきれいにバントをして、その結果チームが勝てば、そのプレイヤーの喜びにもつながりますよね。 USENはそうした価値観がしっかり定着している組織だと思います。 これは偶然の産物なのかもしれませんし、組織の論理をしっかりした把握できるDNAがもともと存在していたのかもしれません。

一方で「今ここでバントをするんだ」「ここでこうするんだ」という作戦とか考え方が社員に全く理解されていないと、結果として社員は上手くバントできなかったり、なんでいつもこればっかりやらされるんだろうという不満を持ったりするわけです。

以前の組織を見ていると、きれいに動くのだけれども、なぜ動くのかという意味合いが伝わらないが故に、結果として間違えた動き方になり、フラストレーションが溜まっていたように思えます。

今は、なぜこれをするのかという事を皆に理解してもらうよう、できる限り経営の考え方を社員に発信しています。

有線放送を使って全社に話をしたり、全国を回って多くの社員の方々と顔を合わせて話をしたり、あるテーマについてWEB上で考え方を示したり、社内報はもちろんのこと、色々な場面を利用して経営者として今何を考えているのかという事を社員に伝えるように意識しています。

情報の発信と合わせて、「単語の共有」も大事だと思っています。 例えば組織の話をする時に「垂直型」とか「水平型」など皆がこの単語の意味を理解していないと意思が伝わらないですよね。 社員の皆が同じ単語で、同じ次元で会話ができるようにしていくこと、これ重要なこととして常に心がけています。

【続く:3/4】



【編集後記】

今年最後のドリームゲート道場が東京で開催されるとのこと。 その講師を勤めさせていただくことになりました。 私個人の起業の動機やきっかけは、今既に大きくなっている会社の創業者達とは大きく異なっています。 その点が、実はこれから起業しようとしている方々に大いに役立つものと確信しております。 「そんな考え方もあったのか」という気づきを得ていただけましたら幸いです。

ドリームゲート道場入門編 in 東京の詳細・お申込みはこちら


【発行者のブログ】

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【2004年のスローガン】

ヤリキリ

【目標】

2005年3月末までに読者数10万人を超える。

【ミッション】

プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。

【お願い】

これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!

【配信日】

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