株式会社有線ブロードネットワークス 代表取締役社長 宇野 康秀 氏 『 結果で信頼感を得る 』
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株式会社有線ブロードネットワークス 代表取締役社長 宇野 康秀 氏
Today's PRESIDENT
2004年11月22日 vol.216

株式会社有線ブロードネットワークス
代表取締役社長  宇野 康秀 氏

結果で信頼感を得る
 


株式会社有線ブロードネットワークス


【事業内容】


放送事業
USEN 440
SOUND PLANET

ブロードバンド事業
BROAD-GATE 01
BROAD-GATE 02

カラオケ事業

インターネット事業
 ・タウンピタ

  

 




結果で信頼感を得る

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目標設定は重要です。 そこに具体的な(将来の)日付と目標(数値化できれば数値化)を盛り込みましょう。 そうすることで「今」やるべき行動が違ってきます。

その際に、大切なポイントがあります。 それはできるだけ大きな目標を立て、そこからさかのぼって、中間ポイントの目標も盛り込むのです。

よく目先の目標だけを掲げる人がいますが、それでは大きな目標を達成するには不向きです。

例えば「1年後1億円の売上を立てる」という目標だけを掲げた人がいるとしますよね。 そしてもう一人は「20年後1兆円の売上を立てる。 その前に一年後には1億円の売上を立てる」という目標を立てたとします。

すると、この二人は「1年後の売上を立てる」という目標の達成の仕方が変わってきます。

人間は楽なほうを選ぶものです。 ですから1兆円の売上を達成するのに一番楽な方法を選択するでしょう。

そうすると1兆円の売上を達成する事を念頭においている人は、1億円の売上を立てるという段階で、その先の一兆円の売上を達成するための通過点上にあるやり方を選択して1億円を立てます。

ところが、ただ単に1億円を達成するのであれば、もっとたくさんの選択肢から選ぶことになり、より楽な1億円の達成方法を選ぶことになります。 そうすると結果的に目先の目標だけを追っていた人が「次は一兆円を目指す」と考えた際に、最初の一億円の達成方法が遠回りな方法を選んでいる確率が高くなります。

長期的なビジョンを掲げてやらなければ達成スピードが遅くなるのはこのためですね



●2004年7月6日、『PRESIDENT INTERVIEW』の記事をドリームゲートへコンテンツ提供を開始しました。 プレビの読者を含め20万人以上へ配信されます。
●発行者増永が2004年7月5日オンエアの文化放送「松本和巳のカイシャをつくろう」に出演しました。
●広告に関してはこちらから
●本編の発行は祝日を除く月・水・金。 PR号(全面広告)の発行は火・木となります。
●2004年9月30日読者数が8万人を超えました。




これまでの宇野社長へのインタヴューはこちら

vol.215



【増永】 
インテリジェンスをご自身で創業されて株式公開までされたのですけれども、急成長できた要因を教えていただけますでしょうか?

【宇野】 幾つかの要素があるのですが、一つには先程申し上げたチーム組成という部分が非常に上手くいったという事です。 多くの会社で、創業時の経営メンバーと何年後かの経営メンバーが代わっている事が多いですよね。 特に初期段階で一回経営メンバーの交代をして、その後、何らかの問題となるケースもありますよね。

インテリジェンスのケースでいうと創業メンバーが代わらずに、成長軌道のところまで一気にいけたのです。 そういう意味ではメンバーリングは非常に成功したと思っています。 廻り道する事なく一気に行けたというのが、急成長を支えた一つの要素だと思っています。

もう一つの要素としては、我々がマーケットとして選定した人材市場において、絶えず変化はあるものの、こういう分野は他社よりも伸びている、こういう分野では他社よりも遅い、このサービスは好評だという見極めと会社の転身がうまくいったのかなと思っています。

当初は新卒採用のコンサルテーションを行っていたのですが、新卒採用というのはバブル崩壊と共に市場が急速に縮小していきました。 そこから人材派遣事業、人材紹介に事業をシフトしていきました。 市場の変化に合わせて事業内容も変わっていけたということが成功要因の二つ目だと思っています。

三つ目の要素は、至極一般的なことだと思うのですが、ある時間軸において限りなく高い目標を設定するということです。

会社を設立した時に、売上1千億円・従業員1千人の企業にするということと、10年で株式上場させることを目標としました。 当時、社員4人で売上5億円程度の時に、どうやって1千億にするかという議論を経営会議でしていたのですね。 10年後に1千人規模の会社になっていなければならないとすると、今やらなければいけない仕事に対するスピードのペース感というのが変わってくるわけです。

多くのベンチャー企業を見ていると、始めはスモールサイズでスタートして、うまくすれば、いつかは会社が大きくなるのかなという風に思われている様に感じますが、この場合、結局当初の規模以上に会社は大きくならないケースが多いですね。

インテリジェンスも結果的には、10年で株式上場という目標設定をしたら、本当に10年で上場となりました。 時間軸もスキルも、限りなく高い目標を設定して、最初から皆がその目標に向かって行くことも重要なポイントだと思います。

● インテリジェンスからUSENの社長に就任されたわけですけれども、ご自身で創業された会社を経営する場合との違いがあれば教えて下さい。

一番大きな違いというのは、インテリジェンスは自分達で創業した会社ですので、会社のあらゆる部分において自分達が組み立てたプログラムがあって、意識としても「自分の会社」という思いが強いですね。 ただUSENでは、私が株を譲り受けて急にバトンタッチしたので、もちろん自分で創った会社ではないわけです。

当時の私としては、多くのプロ経営者と呼ばれる方、それこそカルロス・ゴーンさんが「この会社の再建をして下さい」と雇われ、プロフェッショナルとして経営をするという立場におかれているのと近い感覚でした。 多くの課題がある一方で、多くの資産・資源もあるなと、ある意味で第三者の視点からまず入っていきました。

やはりインテリジェンスの時とは全く感覚が違うなと思いましたけれども、起業家・経営者として、自分で会社を作るのも起業家として非常に楽しいことですし、一方で後継者として会社を経営していくのも、プロの経営者として面白く感じます。 なんだか違う味付けを2つ楽しんでいるような感覚があります。


 
先ほどカルロス・ゴーンさんの例を出しましたが、まさに結果を出して、結果で信頼感を得るという方法しかないのです。 いくら良い事を言って、何度も皆とお酒を飲んだとしても、先代に対する何十年の信頼感と同じものを自分が獲得できるわけではないですからね。





● カルロス・ゴーンさんのようなプロの経営者としての大変さや醍醐味があれば教えていただきたいのですが。

例えば社員との関係において、創業経営者というのは「絶対」なのですよね。 創業会社は基本的にその創業社長を見て入社した人達で構成されていますので、色々な意味で絶対です。

その一方で雇われ経営者の場合は、株主という点で私の場合はある意味絶対だったのかも知れませんが、社員との信頼感という意味では絶対ではなかったわけですよね。

それこそ先代の創業社長のカリスマ性・リーダーシップについていった方々にとっては、全く違う人間が経営者として来るわけです。 お互いの信頼感はまずゼロから始まります。 徐々に信頼感を創っていくのと全くゼロのところからというのは違います。 つまりは瞬時に結果を出して示していかなければならないのです。

先ほどカルロス・ゴーンさんの例を出しましたが、まさに結果を出して、結果で信頼感を得るという方法しかないのです。 いくら良い事を言って、何度も皆とお酒を飲んだとしても、先代に対する何十年の信頼感と同じものを自分が獲得できるわけではないですからね。

これは社内に対してだけではなく、金融機関などの社外に対しても全く同じですね。 外部の方は新たな経営者に対して「本当に大丈夫なのか」とまず思われるでしょうし、創業経営者の緊張感とはまた違う意味での緊張感があります。

創業経営者は何かを自分でやろうと思った時に、リソースを全部自分で作らなければならないのですね。 それこそ人材を集めることから、資金をつくること、事業を新しく立ち上げることなどです。 少なくともこの時点においてはM&Aができるはずもないですし、ほとんど全部自分でやらなければいけないわけです。

一方でプロの経営者は、着任当時にその企業での信頼感や人間関係はゼロかも知れませんが、使えるリソースを既にある程度持っていて、それらをどういう風に使いこなしていくかが問われますし、そこに経営者としての面白さがあります。

自分で一から組織をつくるにしても、お金をつくるにしても、事業をつくるにしても非常に時間がかかるわけですけれども、既にリソースを持っていれば、それを使った勝負ができるので、時間が短縮されます。 そういう意味でも創業経営者とプロの経営者の立場の違いもありますね。

【続く:2/4】



【編集後記】

ハウルの動く城』を土曜日(公開初日)に観て来ました。 これから見る人の為にここでは感想を控えますね。 みなさんお楽しみに(笑)。

『千と千尋の神隠し』のDVDを借りてきましたので、これから観たいと思っています。

私が好きな宮崎 駿作品は『となりのトトロ』と『天空の城ラピュタ』が2大筆頭です。 ちなみにディズニー映画では『美女と野獣』。 きっとみなさんにもこだわりがあるのではないかと思います(笑)。

それから、「プレジデントライブin名古屋」でお会いした方々が、名古屋で再会されたそうです。 その中には新しい「プレジデント」がお二人も誕生したとの事。 すばらしいですね!櫻井さん、ありがとうございました!みなさん、ファイト!そしていつかプレビに登場してください(笑)。

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増永さんお久しぶりです。
櫻井@プレビ名古屋支部です。

(プレビ名古屋支部とは今年3/25に開催された
プレビフォーラム名古屋で集まった仲間で作った
このメルマガのファンの集まりです。 )

昨日2回目のプレビ名古屋支部懇親会が開催されました。

半年ぶりに集まったのですが、メンバーの中で2名も新たに社長、
すなわち「プレジデント」誕生です!

やはりこのメルマガ愛読者の方は
そんじょそこらの情熱の持ち主ではないなぁ・・・と実感したとともに、
ステキな仲間とのご縁を頂いた増永さんに感謝いたします。

最近ますますご多忙のようなので
お体だけは大切になさってくださいね。

では、今後も「プレジデントビジョン」楽しみにしております。
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【発行者のブログ】

プレジデントブログ

【2004年のスローガン】

ヤリキリ

【目標】

2005年3月末までに読者数10万人を超える。

【ミッション】

プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。

【お願い】

これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!

【配信日】

本編の発行は祝日を除く月・水・金。 PR号(全面広告)の発行は火・木となります。







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