株式会社ワークスアプリケーションズ 代表取締役最高経営責任者 牧野 正幸 氏 『 一人シリコンバレー 』
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株式会社ワークスアプリケーションズ 代表取締役最高経営責任者 牧野 正幸 氏
Today's PRESIDENT
2004年10月13日 vol.201

株式会社ワークスアプリケーションズ
代表取締役最高経営責任者  牧野 正幸 氏

一人シリコンバレー
 


株式会社ワークスアプリケーションズ


【事業紹介】

日本の大手企業、あらゆる業種の人事・給与業務を完璧なまでに取り込んだERPパッケージソフト、「COMPANY(R)」シリーズの製造・販売。



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004年7月合弁にて「ワークスグローバルサービス」設立。
グローバルBPOサービスを提供。

2004年8月より「COMPANY(R)」の操作、運用管理、導入に必要な知識・スキルを体系化した、認定資格制度「COMPANY Professional」を開始。

【商品紹介】


一般的なパッケージの業務適応率が約60%と言われる中、97%という驚異的な業務適応率を誇るので、一切のカスタマイズが不要。 そのため、コスト削減においても圧倒的な競争力を保持している。 「COMPANY(R)」シリーズは、現在、数百社の大手企業に導入され、数年にわたりシェアNO.1を獲得している。

  

 




一人シリコンバレー

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起業家を支援しようという試みや活動がITバブルの頃は活発でした。 バブル期以降でいうならば今もどちらかというとまた活発になってきたと思います。 私自身、駆け出しの起業家ですがこのプレビを通じで今から少しでもお役に立ちたいと思いがんばっています。

起業家の当事者として違和感を感じる場面の一つに「サラリーマンや公務員が起業家を評価する」という場面があります。

「単に職業として」そのような活動をされている方には情熱や志を感じません。 もちろん、魅力も感じませんし、スキル的にも日々厳しいビジネス環境で戦っている起業家からみると疑問符がつきます。

逆に、サラリーマンや公務員であっても本気で「社会の為に世界の為に」と考えている人には年齢や立場に関わらず好感が持てますし、「仲間」のような親近感が沸いてきます。 私も元々サラリーマンでした。 しかし、その頃から既に明らかに周りとは違う情熱に包まれて、少しでも世の中をよくしようとがんばっていました。 今でもその情熱は冷めるどころかヒートアップしています。

日本はまだまだ起業家支援の面では未熟です。 その真の必要性に気づいている方が少ないなと感じています。



●2004年7月6日、『PRESIDENT INTERVIEW』の記事をドリームゲートへコンテンツ提供を開始しました。 プレビの読者を含め20万人以上へ配信されます。
●発行者増永が2004年7月5日オンエアの文化放送「松本和巳のカイシャをつくろう」に出演しました。

●広告に関してはこちらから
●本編の発行は祝日を除く月・水・金。 PR号(全面広告)の発行は火・木となります。
●2004年9月30日読者数が8万人を超えました。




これまでの牧野社長へのインタヴューはこちら

vol.197 vol.198 vol.199 vol.200



【増永】 
御社のビジョンについてお伺いできますでしょうか?

【牧野】 会社としてのビジョンは「日本企業のROIを高めよう」というところでそこに一点集中してきました。 またもう一つのビジョンである「日本の優秀な人達が働く場所を創ろう」ということもやってきました。

それらのビジョンはさらに進化しています。 つい先日発表したんですけれども、一つは日本企業の情報投資のROIをさらに上げるためにパッケージを一層発展させることです。

バックオフィスにかかっているITコストというのは現在10%未満なんですよね。 残り90%はと言ったら、場所代だったり、人件費だったり、外注費用だったりする訳です。 そういった部分を含めてもっとROIを上げる為には何をしなければならないかということで2004年7月20日に発表したんですけれども、中国のセンターを使った日本企業向けのBPOサービスをやることにしたんです。

BPOとは「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」ですが、大企業の人事業務などを丸ごと引き受け、今かかっているコストの約7掛けにしますというビジネスです。 これによって情報投資のROIを上げるだけではなくて、バックオフィスのコストをさらに削減できると考えています。

更にもう一つ加えて言いますと、ROIというキーワードにおいて、今までは日本国内のROIを上げる為にやっていたんですけれども、後から追いかけてきている国にも同じような悩みを持っている国がたくさんありますので、彼らにもサービスを提供しようと。 特にアジア地域の国々というのは、まさに日本の10年前15年前と同じ轍にはまりかけていて、過大すぎる情報投資に苦しんでいます。

そういった企業向けにまずパッケージソフトを供給しようという事で、弊社のパッケージソフト中国向けの開発に入っています。 その販売拠点を中国に5箇所立ち上げました。 現地法人を作って中国企業向けにパッケージを売っていきます。

今の狙いは日本企業の情報投資のROIを上げることと、バックオフィスのROIを上げるということと、アジアNo.1のパッケージソフトウェアベンダーになるということです。 これが今の目標になっています。

ただもっと長期の目標は世界No.1のパッケージベンダーであり世界No.1のBPO会社になることです。 それによって世界中の企業のROIを上げていくという事が我々の目標になっています。

もう一つのビジョンである優秀な人材が働く場所を創るということも進化しています。 確かにワークスに優秀な人材は集まってきているんですけれども、最近いろんな企業のM&Aや提携を進めている中で「千に三つだな」と感じることがあるんです。

我々も今まで何社かに資本参加させて頂いたり提携したりしていますが、確かに彼らは優秀で素晴らしい特徴を持った会社です。 ところがその反面、何百社とお話をしていると、「どうだろうな」と思うことも多いんです。

それは何かというと、ビジネスモデルは悪くない会社はいっぱいあるんです。 ただ、やはり経営者があまりにもオーナー意識と経営者のハザマで悩んでいて、プロの経営者になりきれていないということなんです。

要は自分で創業した人というのは創業者になりきっていて、プロの経営者として経営している人が少ないので、見ているともったいないなと感じてしまうんですね。

ではプロの経営者が存在するのかというと、日本では育っていないんですね。 今までは優秀な人材をワークスに集めていこうということでやっていましたけれども、これだけではやっぱり足りないという事で、実はワークスで今後考えているのは「一人シリコンバレー」という構想なんです。

簡単に言うと、日本にはシリコンバレーというのがないなと。 西川社長がビットバレーを提唱されたんですけれども、シリコンバレーに相当するようなものが継続的にあるわけではないんですよ。

だから企業買収や提携がスムーズにできていないのです。 やはりアメリカのシリコンバレーですと経営のプロもいっぱいいますし、技術をもって創業した後、あるタイミングでエグジットしてしまう人もいて、強い会社とどんどん合併したり離れたりということが行われやすい環境なんです。

それと同じような事をワークスの力でできないかなということで面白い試みを一つ考えています。 それはまだ今は大きく公表できないんですけれども、とにかくたくさんの起業家を支援しようと。 今までやられていないような方法で多くの起業家を資金面やビジネス面で我々が全面的にフォローしようと。 これはそのうち皆さんにご報告できる時があると思います。


 
やはり優秀な人達といっぱい出会って楽しく仕事をしたいですね。 自分自身の人生の考え方でいえば、今の人生は次に転生する為の修行だと思っているんですよね。



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● 牧野社長の個人的なビジョンはございますか。

楽しく仕事したいなという事しか今はなくて、やはり優秀な人達といっぱい出会って楽しく仕事をしたいですね。 自分自身の人生の考え方でいえば、今の人生は次に転生する為の修行だと思っているんですよね。

だからどれだけたくさん苦労するかというのが自分の人生だと思っています。 苦労といっても別に身体的な苦労ではなくて、どれだけ人生の中でいっぱい頭を使えるかということだと思っています。 これが凄く大事なことですので、とにかくいっぱい考えられるように人生を送りたいと思っています。

● 読者の皆さんにメッセージをお願いいたします。

このプレジデントビジョンをお読みの方というのは経営者の方も多いと聞いていますのでそういう経営者の方に向けて一言、IT投資のアドバイスをしたいと思っています。

IT投資というのは経営者自らが絶対にその価値があるかどうかを見極めるまで投資するべきものではありません。 情報システム部の担当者や部長やそして外部の提案を見て、「これだけのものを作ったらこれだけかかっちゃうんだ、不思議だな、でも仕方がないんだろうな」と感じても、なんとなく投資してしまうことが多く見られます。

基本的に自分がなんとなくでも高いと思ったものは高いんですよ。 そういったものには投資をしないという決断をする事が大事で、絶えず考えなければならないのはシステムなしで、手でやった場合にどれだけのコストで済むのか、わざわざ情報システムを入れる必要があるのかということなんですね。

ですから手作業で済ませること、外注すること、アウトソーシングにすること、そして情報システムをいれること等すべてを比較した上でROIが一番高いものを選ぶ。 私は経営者としてIT投資を考える上でこれを絶対やらなければいけないと思っていて、実はそろそろ弊社の中には「IT投資」などというキーワードが存在しなくなっているということも皆さんにお伝えしたいと思います。


【完:5/5】
次号:株式会社サイバード 代表取締役社長 堀 主知ロバート 氏





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【編集後記】

バリ島から帰ってまいりました(笑)。 休暇を満喫してきました。 バリ島のお話は『プレジデントブログ』でご紹介しております。 お時間のある方はぜひご覧ください。 バリ島に行きたくなる方もいるかもしれませんね(笑)。

それから、バリ島でお土産を買ってきましたので5名の方にプレゼントいたします。


バリ島で買ったナチュラル石鹸を一つずつ(笑)。 ささやか過ぎて申し訳ございません。
それでも「欲しい」という方、奮ってご応募ください!いつか価値が出ることを祈りつつサインも入れておきました(笑)。

締め切りは10月17日とさせていただきます。 1.ニックネーム、2.お名前、3.郵送先、そしてお時間があれば簡単なご感想もいただけましたら幸いです。 結果は10月25日の編集後記にてニックネームにより発表させていただきますね。 応募先はメルマガの送信元アドレスへお願いいたします!

今までで一番当たりやすいかもしれませんね(笑)。

PS・・・『起業家物語』の更新依頼が増えてまいりました。 今週15日(金曜日)号からしばらくの間、起業家物語の「中学校編」をスタートさせようかなと思っています。 まだ何にも原稿書いておりませんが。 。 。 『PV WEEKEND』の代わりに『起業家物語』の「中学校編」がスタートすると思います。 中学校で得た「気づき」って実は結構あったなと思います。 その「気づき」の部分を中心に書いていこうと思います。 高校時代の友達からも「いつになったら高校編がスタートするの?」といわれていますし(笑)。


【発行者のブログ】

プレジデントブログ

【2004年のスローガン】

ヤリキリ

【目標】

2005年3月末までに読者数10万人を超える。

【ミッション】

プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。

【お願い】

これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!

【配信日】

本編の発行は祝日を除く月・水・金。 PR号(全面広告)の発行は火・木となります。







プレジデントビジョ
ンに登場した社長へのご質問があれば下記から投稿してください。 発行者が読者の皆様にかわって登場社長に質問いたします。 なお、非常にお忙しい方々だと思いますのでご質問に対しての回答は保障しかねます。 ご了承ください。 なお、質問に対する応えは、メルマガ上か「ご意見・ご感想」による紹介という形でさせていただきます。 (社長への質問とご意見・ご感想を下記から投稿できます)

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