|

ひねらんかい
先日、「ビジネスは教育の一形態」というテーマで『PV
WEEKEND』を執筆しましたが、経営者の教育というものへの意識改革が求められていると感じます。
単なるコストと捉えるのではなく、もっと広い視野で取り組むべきものです。
教育現場におけるふれあいにしても、人間としては、実に尊い価値があると思います。

●発行者増永が『ビジネススタンダード』(ソフトバンクパブリッシング:580円)の2004年6月号にて紹介されました。
●プレビが『ファン(継続読者)が増えるメルマガ
消えるメルマガ』(高橋浩子著:明日香出版社:1500円+税)で紹介されました。
●プレビに関する記事が日刊工業新聞朝刊に掲載されました(2003年11月19日)
●広告に関してはこちらから
●本編の発行は祝日を除く月・水・金。
PR号(全面広告)の発行は火・木となります。
●2004年5月25日読者数が6万人を超えました。

■これまでの七村社長へのインタヴューはこちら
vol.155
vol.156

【増永】 御社の営業力の強さについて秘訣はございますか?
【七村】 秘訣はとくにありませんが、敢えて言うなら創業以来培ってきた、強い会社づくりの考えが営業力の強さに反映されていると思います。
言うなれば会社のDNAだと思うんです。
新規にクライアントを獲得する力、またリピートをいただき取引を継続する力、この部分は会社の遺伝子として非常に強く根付き、これからも受け継がれていく力だと思っています。
この遺伝子を絶やさないためには、優秀な人材を育成する仕組みも必要になってきます。
そのために社員全員から参加希望を募り、いくつかの教育プログラムの中から受けたいプログラムを自ら選んで受講できる機会をつくっています。
強制ではなくあくまで本人の意思にまかせています。
例えば新入社員に対しては「セプテーニ・ビジネスカレッジ」という名称で18時から講義を行います。
受講者は先着順で満席になったら入れない、しかしそのような受講の機会をたくさんつくっています。
また、幹部育成コースも用意していまして、これをBLP(Business Leadership Program)と社内で呼んでいます。
選別されたビジネススクールを受講させたり、ジョブローテーションで経験を積ませたりというような事をやっています。
これも受講希望者が応募後、論文提出と面接・審査を経て決定します。
昨年は24人中プログラムに参加できたのは3人でした。
参加できなかった21人の中でどうしても受講したという社員には、BLPファームという簡易版をつくり受講できるようにしました。
このようにかなり多くの社員が教育を受けられる環境を用意しています。
社員の力を伸ばすのは教育、それも自発的に参加したいと思う者が良い教育トレーニングを受ける事です。
このことが重要なことだと思っています。
以前は社員教育を「教育コスト」と捉えていたのですが、今は「教育投資」と考えています。
会社が人を育てる為にお金を投資する。
これでいいと。
では大きな投資をし、成長した社員が辞めてしまったらどうするのか。
普通は投資損になってしまうじゃないかと。
僕も以前はそう思っていたのです。
しかし今ではそう思っていません、セプテーニで鍛えられ優秀になった人材が社会で広く活躍できるならいいではないかという考えに変わりました。
当社が、その人が成長するための通過点でもいいのではないかと。
セプテーニを1度辞めた社員が戻ってくるためのハードルを低くしています。
つまりいつでもまた戻って来てもいいのです。
同じ会社だけでなく、別の環境で自分を鍛える事も必要だと思いますから。
リクルート出身の方々は、優れていて、起業される方も多いと言われていますよね。
将来は、セプテーニ出身と聞けば優れた人材の代名詞になれるようになればと思っています。
そうなれば、セプテーニに入社したいと思う学生や中途の人材が集まってくる。
その結果、優秀な人が採れる機会も増えます。
長いレンジで考えるとその方が会社にとってプラスだと僕は思っています。
今ようやく、そのような観点に立って、優秀な人材だけを採ることと、その人材をさらに成長させるための教育体制を整えることが当社の使命であると思えるようになりました。
|
|
オリジナリティのあるサービスを提供したいと考えているので、既存のサービスをひとひねりも、ふたひねりもすると、それは新しいサービスを生み出す。
その原動力にもなります。
社員の自主性を信じ、活かすことで、どんどん変化できる体質ができるわけです
。
|
● 御社の主力事業ついて特徴や強みなどお伺いしたいと思います。
当社の主力事業は、インターネット広告代理事業とダイレクトメール等の発送代行を行うアウトソーシング事業です。
インターネット広告代理事業は、クライアント企業のパートナーとして、様々なソリューションサービスを通じ、インターネットを活用したマーケティング活動のサポートを行っています。
またインターネット関連のグループ会社では、メディア運営やコンテンツ開発、メールマーケティングなど幅広い領域のビジネスを行っています。
アウトソーシング事業の方は発送代行の他に、ダイレクトメールの企画制作やデータ管理などもお客様に代わって行っています。
両事業の共通した強みはB toBの営業力ですね。
企画提案力のスピードとクライアント企業の課題解決能力が高いと自負しております。
実は、本当の強みは人材と言いたいところなんですが、もっとストレッチが必要です。
以前クライアントから「若いけど、ちゃんとしている会社だね」と言われた事がありまして、これは非常に嬉しかったですね。
これからもさらに多くの方から言ってもらえるような会社にしたいと思っています。
● 座右の銘はございますか?
座右の銘というのかわかりませんが、「自分の人生の主人公は自分だ」という言葉は好きですね。
この言葉だけを聞くと、利己主義の塊みたいに感じるかもしれませんが、そうではなくて、「今ある自分は、自分が成してきた事の結果に過ぎない」という意味があります。
ですから、自分の死ぬ間際に、自分の人生をどのように歩んだのか、「あの人にお世話になった」とか、或いは「あの人に騙された」というのもあるかもしれません。
でも、全ては自分が生み出したものなのだと考えなさいという事をいっています。
「僕はこういう境遇だったから、こんな事が出来なかった」と後悔しないための裏返しなんですけれど、自分の一生はおそらく60〜80年くらいだろう。
人生は1度きりなのだから僕は人生を最大限有意義に生きたいと思っています。
そのためにも自分の生き方を決めるのは自分自身でありたいと思っています。
もちろん、周りの方々の意見や助けも必要であり参考にしていますが。
当社の社是は「ひねらんかい」といいますが、これは「知恵を出そう、工夫しよう」という意味で、僕の出身の関西ではふつうに使われている言葉です。
この言葉の背景は、当社は独立系なので、「最初は売る商品もお金もないから自分達は知恵を出すしかない」というのがあったからなんです。
それとオリジナリティのあるサービスを提供したいと考えているので、既存のサービスをひとひねりも、ふたひねりもすると、それは新しいサービスを生み出す。
その原動力にもなります。
社員の自主性を信じ、活かすことで、どんどん変化できる体質ができるわけです。
あと僕はもともと会社の社是は短くてわかり易く、しかもひらがな表記がいいなあと思っていましたので「ひねらんかい」もひらがなにしています。
他社の社是では、サントリーの「やってみなはれ」とか堀場製作所の「おもしろおかしく」などは非常に好きですね。
【続く:3/4】

【編集後記】
私は関西出身(奈良県)なんですが、10年も関東にいると、関西人には見られません。
もう完全に関東になじみ切っています。
それから、何かを明文化しようとすると、すぐに横文字にしようと考えてしまいます。
たしかに「ひらがな」のよさってあるなぁと思いました。
自動車の「なにわ」ナンバーを思い出しちゃいました(笑)。
今、弊社では「移転するぞ!」ということでオフィス探しをしています(営業電話してこないでくださいね(笑))。
もうほぼ目星はついていますが。
下半期を心機一転で行きたいです。
今まで我慢我慢で抑えながらやっていましたが、後半は攻めます。
【2004年のスローガン】
『ヤリキリ』
【目標】
2004年12月末までに読者数8万人を超える。
2004年12月末までによりクオリティーの高いデザインに変更する 。
【ミッション】
プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。
【お願い】
これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!
【配信日】
本編の発行は祝日を除く月・水・金。
PR号(全面広告)の発行は火・木となります。


プレジデントビジョンに登場した社長へのご質問があれば下記から投稿してください。
発行者が読者の皆様にかわって登場社長に質問いたします。
なお、非常にお忙しい方々だと思いますのでご質問に対しての回答は保障しかねます。
ご了承ください。
なお、質問に対する応えは、メルマガ上か「ご意見・ご感想」による紹介という形でさせていただきます。
(社長への質問とご意見・ご感想を下記から投稿できます)

PRESIDENT VISION [ プレジデントビジョン ]
無断転載を禁じます。
Live Revolution Co.,Ltd. Copyright 2003
プレジデントビジョンは自由にリンクしていただけます。
サイト内のどのページを直接リンクしてもかまいません。
また、リンクする際のご連絡も必要ありません。
とってもお得なポイントプログラムもご利用いただけます。
|