|

一にも二にも経営者の頭の中が全てを握っている

顧客第一主義ではなく、顧客中心主義という言葉が非常に印象的でした。
経営者の頭の中にあることしかビジネスが実現できないように、あらゆることに気配りが出来、周りの人たちに対して思いやりがある人物が求められると思います。
やはり発想力や想像力は重要だなと思いますね。

■『
プレジデントライブ in 大阪 』 開催決定!(参加申込を締め切りました)
日時:4月26日(月曜日)20時〜22時(19時半開場)
場所:新梅田シティ「梅田スカイビル」
39階スカイバンケット「天風」
参加資格:プレビ読者、参加予定人数25名(ちょっと多すぎちゃったかな)
参加費:7000円(ごめんなさい、増えちゃいました。
)
会の趣旨:発行者・増永が大阪に出張しますので、せっかくですから読者の皆さんと一緒に飲みましょう&読者さん同士の人脈が広がって欲しいです、という飲み会です。
今回は前回の反省を活かして立食パーティー形式です(笑)。
一緒に夜景を堪能しましょう。
●プレビが『ファン(継続読者)が増えるメルマガ
消えるメルマガ』(高橋浩子著:明日香出版社:1500円+税)で紹介されました。
●プレビに関する記事が日刊工業新聞朝刊に掲載されました(2003年11月19日)
●広告に関してはこちらから
●本編の発行は祝日を除く月・水・金。
PR号(全面広告)の発行は火・木となります。
●2003年9月7日読者数が3万人を超えました。

■これまでの松井社長へのインタヴューはこちら
vol.132 vol.133 vol.134

【増永】 もし好きな人物や言葉などがあれば教えていただけますか?
【松井】 好きな人物はいないですね。
いないというと、傲慢に聞こえるかも知れませんけど、僕の考え方は「人は人、我は我」なんですよ。
世の中に偉い人はいくらでもいます。
でも別に名の知れた人だけが偉い人なわけではなく、名の知れない人だっていろんな事を深く考えていて「立派な人だな」と感じる人は五万といます。
でも一番大事な事は、その人たちだって人間で、神様じゃないんです。
人間なんだから、いろいろ考えるのは当たり前でしょうと。
じゃあ自分だって人間なんだから、自分の頭で考えればいいじゃないかと。
その責任は全部自分が取ればいいんだろうと。
こういうスタンスが非常に大事でね、人がやっている事を参考にするなと言っているのではなく、もちろん参考にすべき点はそうすべきと思いますけれども、やっぱり真似しちゃ駄目ですよ。
全部違うんですよ、考え方だって、生まれだとか育ちだとかね。
今まで過去に出会ったいろんな人達について考えてみても、個人個人全部違うんですから、発想が変わってしかるべきでしょう。
まずは自分で考えろという事です。
一つ言えるとすれば、一番の教科書になるのは歴史です。
歴史というものからいろんなインスピレーションが生まれます。
人間というのは時代が経てば経つほど賢くなるわけではありません。
2千年前の人間と今の人間とではどちらが賢いかなんて一概には言えないでしょう。
そうすると人間というのは過去にいろんな間違い、いろんな失敗、いろんな成功と、さまざまにやってきているんです。
これをよく勉強することによって未来が予想できる。
少なくとも自分でシナリオが書ける。
だから歴史っていうのは一番大事ですね。
● 子供の頃から歴史を勉強されていたのでしょうか。
興味はありました。
でも勉強といっても別に年号を覚えるとか、そんなものは歴史でもなんでもないですから。
別に教科書を読むことが勉強なのではなくて、なんでもいいんですが、例えば「三国志」だってそれが事実かどうか別として、読めば人類の知恵のようなものが得られるんです。
そういったものを自分なりに咀嚼解釈して「そういう考え方があるのか」というのが勉強ですよね。
現代のいろんな評論家だとか経済学者だとかの本を読むことに全く意味がないとは言いませんが、それよりも歴史を学んだほうがよっぽど経営の参考になりますね。
● 松井社長のビジョンをお伺いできますか?
僕は基本的に自由というものに対して物凄くこだわりがあるんです。
でも自由といっても完全なる自由人になることなんて出来ないと思うんですよね。
人間はどこかでしがらみがあるんです。
ですから、ちょっと言葉としては悪いかも知れないですけど、奴隷的な部分って人間なら誰でも持っているんですね。
そういったものをできるだけ排除して、自由人的な部分を増していくっていう事が大事で、そこに生きる意味があるんじゃないかと思っています。
まさに「自由は死をもって守るべし」なんですよ。
そういう事を考えてみるとですね、僕は十数年前にサラリーマンをやっていて楽しかったんですよ。
だけど、楽しかったけれども、ちょっと視点を変えてみれば「ああ奴隷的だったな」とつくづく思うわけです。
なんで組織に縛られなくちゃいけないんですか。
会社の為に仕事するなんて考えないでくれと。
個人の為に仕事をするんだろうと。
個人の夢だとか、いろんなことを実現する為に、会社や組織を利用するんだろうと。
そういう発想になってくれと。
したがって社員に対しては、給料を貰って働くという発想をしないでくれと言っています。
そういう奴はいらないと。
働いて給料を貰うという発想にしてくれと。
給料を貰って働くという人間がどういう発想をするかというと、「人が足らない人が足らない」って言うんですよ。
隣に新人が配属されてくると喜ぶんです。
そして、またその隣に人がくると喜ぶんです。
この人達は、恐らく給料を貰って働いている連中ですよ。
もし働いて給料を貰うという発想だったら、隣に人がきたら自分の給料が半分になるって考えるんですよ。
そういう発想になるはずです。
これからの組織には、そういう発想の人間しか要らない。
簡単ですよね、みんな商人になれっていうことですよみんなアキンドになれと、それで成功しようじゃないかと、だから利益を出そうよ。
こういう発想にして欲しいですね。
だから、僕はこの新しいオフィスに移りました。
豪華すぎるオフィスを建てたり移ったりすると、会社は大体潰れるんですよ。
でも僕は発想を逆にしました。
シャビーだ、質素だって、そういうポーズを出すのは止めようと。
一番でかいコストは何かというと組織のコストです。
家賃なんてたかがしれています。
組織が肥大化したら膨大なコストがかかるでしょう。
これは人件費という直接的なもの以外に、もっとでかいものがあって、それはコミュニケーションが取れないことです。
自分達が何をやったらいいのか分からなくなってしまうんです。
官僚化が進み、責任の擦り合いが始まる。
組織がでかくなって良い事は一つもないんです。
したがって僕がこのようなきれいなオフィスに移る目的はただ一つです。
それは組織を徹底的に小さくして、ここのオフィスにふさわしい人間しかうちには残れないし入れないぞと。
組織を小さくして会社から商店に戻るんだと。
この方が、はるかに組織としての事業としてのコストが少なくなると。
これで付加価値も人間の知恵もどんどん発揮されると。
こういうわけできれいなオフィスに移ったんです。
ポーズはもうやめようということです。
これらの延長線上には「みんな早く成功して辞めような」ということがあるんです。
早く辞める為には報酬をたくさん貰わなければなりません。
報酬をたくさん貰う為にはどうすればいいかというと、利益を出せばいいんですよ。
今、弊社は年間、社員一人当たりの経常利益が7000万円です。
売り上げじゃありません。
経常利益が一人当たり7000万円です。
これを5億円にもっていきます。
一人当たり5億円。
もし1000人いたら5000億円ですが、そんな人数にしようとは考えていません。
100人で十分だと。
そうは言っても100人で経常利益で500億円必要ですから達成するのは大変です。
でも出来ると考えています。
自分達に不利な、そしてお客様にとって有利になる事を考え出したら、そのぐらいのお駄賃はくれますよ。
自分達が対象としているビジネスは日本の株式市場相手です。
これは膨大な市場ですから、仕組みさえ作ればお客様は500億円とか600億円ぐらいの利益は払ってくれるはずです。
だからそれをやろうよと。
それを早々と実現させてお互いにそれに見合う報酬を貰ってリタイアしようなと。
次の発想、次のビジネスは若い人たちが考えれば良いんですよ。
時代が人間を作りますから。
成功は失敗のもと、自分が成功したものをずっと温存しようと思ったら間違いなく失敗するんです。
成功したらすぐ辞めればいいんです。
次の人がまた成功しようと思って頑張ればいいんです。
僕はそういう組織にしたい。
それが僕の夢です。
|
|
今は時代の変わり目です、本当にわくわくするじゃないですか。
不況だなんだって言っていますけれども、こんなとんでもないビジネスチャンスがそこら中に転がっている時代はないですよ。
|
● 松井証券のこれからは?野村證券と真っ向から戦うんですか?
野村證券は野村證券で立派な会社です。
別に喧嘩しようなんて全然思っていませんし、第一、分野が違います。
彼等は彼等で頑張ってもらいたいと思っています。
ただ一言いえることは、顧客中心主義でビジネスをやったら必ず成功するんですよ。
今は時代の変わり目です、本当にわくわくするじゃないですか。
不況だなんだって言っていますけれども、こんなとんでもないビジネスチャンスがそこら中に転がっている時代はないですよ。
一方、過去に縛られて過去にぶら下がってずっと同じ事をやっていたら、どんなにいい会社だってみんな潰れます。
これから何かをやろうとしている人達、ないしはもう既に立ち上げて、これから利益を上げて良くしていこうというベンチャー経営者の人達に言いたいのは、不況だなんだっていうのはあんまり関係ないでしょうということです。
要は発想力です。
それから時代観。
これさえ持っていればこんな楽しい時代はないじゃないかと。
一にも二にも経営者の頭の中が全てを握っていると、そういう事だと思います。
まず、経営をやっている限り、利益というもの、そして資本というものの意味を、よく、深く考えて欲しいと思います。
資本がなかったらビジネスはできないんです。
資本は誰が提供するんですか?投資家です。
したがって経営者というのは、株主に雇われた存在だという事をよく考えてもらいたいと思います。
株主の要求は古今東西を問わず決まっています。
5年で最低2倍です。
すなわちROE20%をキープしろというのが株主の要求です。
したがってROE20%を達成出来なかったら経営者として失格です。
もちろん今すぐそれを達成しろとは言いません。
でも、そのシナリオをつくらないといけないんです。
そうでなかったらビジネスをやる意味がありません。
これから社員・従業員という言葉はなくなります。
その代わりに仲間という言葉が出てきます。
徒弟制度もこれから生まれるでしょう、ギルドも生まれるでしょう。
300年前と全く同じ仕組みがこれから生まれます。
それから、会社は30年説ではなく3年説になります。
それは世の中が天動説から地動説へ変わったからです。
そうなると世の中の動きに応じて会社は生まれては消え、生まれては消えとなります。
21世紀はこういう時代になります。
ただし、その際に、働くという意味は手足を使うというのではなくて感性を使うようになります。
アナログです。
「美しいな」とか「楽しいな」というような、人間の気持ちや感性を前提として人間の消費活動が行われると確信しています。
感性のない人間はいません。
仲間達と一緒に、自分も含めていかに自由人になれるかどうかが重要です。
自由人になったら感性はいくらでも発揮できます。
そういう組織を作った会社がこれから伸びると思います。
21世紀は、20世紀とは全く正反対の組織なり考え方なり、これがビジネスの成功のもとになると僕は確信しています。
それを松井証券という場で実現させたいなと思っています。
生意気言ってますけれども、結構本気になって考えているんです。
● 読者の皆様にメッセージをお願いいたします。
新しい時代、21世紀は天動説から地動説へ、世の中がパラダイムが変わります。
その中では社員という言葉、従業員という言葉はなくなります。
その代わりに仲間という言葉になるでしょう。
大事なのは自由人になるという事です。
経営者もその仲間達も。
会社30年説は終わりです。
3年説です。
生まれては消え生まれては消えという中で、一番大事になってくるのは、その仲間達が持っている感性です。
アナログです。
美しいな、良いな、こういう気持ちに対して人はお金を払う事になります。
これをベースにして事業をするという事が勝者になる道だと僕は確信しています。
【完:4/4】
次号:株式会社ドリームインキュベータ 代表取締役社長 堀 紘一 氏

尊い仕事
昨日、恥ずかしながらも、私ははじめて会社のトイレを掃除した。
弊社は3F建ての一棟建てのオフィスであり、2Fと3Fにトイレがある。
当然ながらトイレの専門清掃員を雇うような会社ではなく自分達で掃除しなくてはならない。
通常、3Fのトイレはほとんど使っておらず、社員は2Fのトイレを男女兼用で使用しており、この2Fのトイレを掃除することにした。
かなり前から「トイレが汚い」ということを役員間で話していたのだが、誰が掃除をするかということが問題になった。
誰かにトイレ掃除を担当させるのか、それとも全員で持ち回りにするのかである。
当然、トイレ担当になった人間は嫌な気分になるだろうから、私がトイレを担当する事にした。
ところがである。
そんな話をしてから既に1ヶ月が経過していた。
故に、トイレの汚れも一ヶ月前に比べて更に悪化していた。
これは一重に私の責任であるから時間がある今こそやらねばならない。
そうしなければ、いつまで経っても汚いままである。
さて、トイレの清掃用具一式を携えてトイレに入ったのだが「こんなに汚かったっけ!!」という程汚れていた。
おそらく今までは用を足してすぐに出ていたことと、別のことを考えながらトイレに入っていたために、実際の汚さをまじまじと認識するに至らなかったのだろう。
私は驚いて「ちょっとこれを見てください」といって役員達を呼び、「よーく見てください。
こんなにも汚いことをせっかくだから覚えておきましょう」と告げた。
そして、まずは床からモップかけ。
土足で入っていたから真っ黒な床だった。
次に鏡を拭き、洗面台を拭き、棚を拭き・・・と、どんどん磨きまくった。
そしてついにメインイベントである便器掃除である。
私は便器の中を覗き込んでみた。
黒い汚れがこびりついている。
一体どれだけの間掃除していなかったのか想像がつかない。
普段は全く気に留めていなかったのが不思議なくらいだ。
とにかく棒付き束子(タワシ)でゴシゴシゴシ。
そして、ゴム手袋をつけて雑巾を持って便器の内側をフキフキフキ。
なかなか汚れが落ちない。
落ちないからといって諦めるものかと、さらにフキフキ。
そうこうしているうちに「これは相当な仕事だぞ、これはなんと尊い仕事なんだ」と思い始めた。
これまで、私はトイレ掃除なんてものを頭の片隅にすら置いたことがなかった。
だから、便器を磨いているうちに「少なくとも3年の間に誰かがここを掃除してくれていたから、汚れ方がこれで済んでいるに違いない。
だから、この仕事をやってくれていたのが誰だかわからないけれども、今まで本当にありがとう。
本当にありがとう」と心に染みてきた。
そう、私は今まで「トイレ掃除」という仕事の存在を知らなかったのである。
忙しいからなんて言い訳にもならない。
これは単に「汚いからやりたくない」というレベルの話ではなく、「せっかくみんなのためにトイレをきれいにしてくれていた人に対して全く感謝の念を持たなかった」ということでもある。
これは極めて問題で、尊い仕事をしてくれた仲間に対してお礼を述べるどころか、そんなことをしてくれている事実すら思いもよらなかったということである。
「私は、みんなが働きやすい環境をつくることが経営者の仕事だと考えてきたはずだ。
なのに、こんな基本的なことすら今までできていなかったのだな。
トイレや職場をきれいに保つ習慣が無かったという事は、人間にたとえれば毎日お風呂に入っていないようなものではないか、会社をお風呂に入れて磨いてやらなかった。
。
。
」
起業家にとって自分の会社は一心同体だといえよう。
自分の命のごとく、時にはそれ以上に大切にしていたはずなのに、まったく基本的なところで気配りができていなかった。
これまで仲間達を不快にさせていた自分が情けなかった。
トイレ掃除を率先すると「かっこつけてんじゃない」と思われるから、二の足を踏むという人がいるかもしれない。
実際、私がトイレ担当に立候補したのは「社長がやらないと、誰もやらないだろう。
率先してやらなければ」という理由があったことを認める。
だが、便器の内側を拭いているうちに「これはかっこつけるためだけになんて、絶対にできない仕事だ。
この仕事をしている人をあざ笑うような人がいたならば、その人に人徳が無いのだろう。
そのような人間にだけはなりたくない」と感じた。
松下幸之助氏の著書である『私の行き方 考え方』には次のような話が紹介されている。
それは松下氏が70名近い社員を抱えた工場を経営していた時代の大掃除の一幕である。
誰一人として工員がトイレを掃除しない。
主任も部下にトイレ掃除を言いつけないため、松下氏自身がトイレ掃除を始めたときの模様である。
ほかの多くの工員はポカンとしている。
それを手伝うことがよいのか、手伝うことはベンチャラをするようで悪いのか見ているありさま。
私はこの時これではいかぬ、精神的な、かつまた常識的なことを常に教えていないことはむしろ当方の責任だと考えた。
私自身、社内に対してトイレ掃除のみならず、部屋の清掃、机の上の整理整頓、挨拶から礼儀作法まで、徹底して教育した覚えがない事に気がついた。
トイレ掃除というもっとも敬遠されるであろう仕事を通じて、それ以外の駄目なところがどんどん浮き彫りになってきた。
さらに松下氏の話は続く。
かりにも70人ほどの工場の主人が、従業員たちの便所を掃除しているのを、従業員たちがそのままに見ている。
それで良いのか悪いのかが判然としないらしい。
判然としても手伝おうと進んで出ることが、ほかの人のてまえきまりが悪いようなことでなにができるか。
こんな人たちを使ってなにができるか。
そう、従業員達が主人を助けるかどうかの判断すらつかないということでは問題である。
にもかかわらず、私の現場でも同じことが起こった。
弊社の社員の一人が、トイレで物音がしたので見に来たのである。
私がトイレの便器を拭いている姿を見た彼の言葉は、
「なんだ、社長か」
といってその場を立ち去ってしまった。
これでよいはずが無い。
今は怒らない。
なぜなら私が教えていなかった。
もっといえば大学も、高校も、どこでも習っていないのだろう。
だから私が教えなければならぬ。
いや、3日前の私だったら「お、がんばっているね」で終わっていたに違いないのだ。
松下工場に勤務しても、仕事以外とはいえ、礼儀作法すら知らないようではもの足りなかろう。
これは教えねばならない。
そのたえには全部が反対でもかまわない。
(中略)主任の人はこんなことを命ずることができなくてなんとする。
主任が気に入らないからといって便所の掃除をやめとくというような腹の小さいことではなにができる。
一切合切精神的指導の弱さがこの始末である。
(中略)これは一にかかって自分の責任である。
気に入ろうが入るまいが全力を注ぐべきである。
全ては私の勉強不足から生じた事であった。
これまで偉そうな事をいっておきながら足元が汚れていたのだ。
30年近く生きてきてこの有様である。
私は便器を磨きながら、自分の心の鏡を、そして会社の心を、今からでも磨き続けようと決意したのである。
論語に「改むるを憚(はばか)ることなかれ」とあるように、誤ったり過ちに気づいた際にはその瞬間から改めるという姿勢が必要なのだろう。
これは素直な心や謙虚な心が無ければなかなか出来ない。
会社はビジネスをやるところであるが、その前に人間が集まった組織である。
会社の人間が立派でなければ、立派な会社は創れない。
たとえどれだけ繁盛して儲かったとしても後ろ指を刺されるような会社では、私にとって経営する価値は無い。
だから、仕事も教えれるけれども、その前に人間として大切な事を私が学び、仲間に教えなければならない。
私はこの尊い仕事から多くを学ぶことが出来、心が浄化されるような気がした。
感謝の念というものが溢れ出てきた。
誰もがやりたがらない仕事をやることで、周りの不快感を少なくするということは大切な事である。
そして、それを陰ながらやってくれている人たちと顔をあわせたら感謝の気持ちを伝えなければならないなと思った。
まずは、今まで本当に大変だったであろう私を育てるという仕事をしてくださった両親に心からお礼を述べたい。
ありがとう、感謝しています。
これからも尊い仕事をたくさんやって、会社を、社会を、そして人格を磨き続けてゆきたいと思う。
PS
2Fが終わってからすぐに3Fの掃除も熱心にやりました。
凄く気持ちよかったです。
【PV TODAY 増永】

【編集後記】
私は、実家に帰ると「青汁を飲みなさい」といって飲まされますが、それを一気に飲み干すほど聞き分けのよい素直な人間です。
ですが、両親から帰るたびに言われることで唯一言うことを聞かないことがあります。
それは「髪を切りなさい」です。
ごめんなさい。
ちゃんと切ってきました。
(もともとロン毛とかではないですよ)普段の私はこちら。
本当に感謝しております。
ありがとうございます。
がんばります。
【2004年のスローガン】
『ヤリキリ』
【目標】
2004年6月末までに読者数5万人を超える。
2004年6月末までによりクオリティーの高いデザインに変更する
【ミッション】
プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。
【お願い】
これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!
【配信日】
本編の発行は祝日を除く月・水・金。
PR号(全面広告)の発行は火・木となります。


プレジデントビジョンに登場した社長へのご質問があれば下記から投稿してください。
発行者が読者の皆様にかわって登場社長に質問いたします。
なお、非常にお忙しい方々だと思いますのでご質問に対しての回答は保障しかねます。
ご了承ください。
なお、質問に対する応えは、メルマガ上か「ご意見・ご感想」による紹介という形でさせていただきます。
(社長への質問とご意見・ご感想を下記から投稿できます)

PRESIDENT VISION [ プレジデントビジョン ]
無断転載を禁じます。
Live Revolution Co.,Ltd. Copyright 2003
プレジデントビジョンは自由にリンクしていただけます。
サイト内のどのページを直接リンクしてもかまいません。
また、リンクする際のご連絡も必要ありません。
とってもお得なポイントプログラムもご利用いただけます。
|