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読者数13万人を超える経営者向けメールマガジン「プレジデントビジョン」
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2003年5月12日 vol.1  
Today's President

株式会社ネットエイジ
代表取締役社長 西川 潔 氏

いろんなものをどんどん連続的に生み出していきたい

プロフィールムービー
はじめまして。この度、さまざまな社長がビジョンを語るHTMLメールマガジン『プレジデントビジョン』を発行することになりました。この記念すべき創刊号にたいへん著名な小説家であり、また、ご自身で監修を手掛けているメールマガジン『JMM』を発行されている村上龍さまよりメッセージをいただきました。

「増永寛之君のPRESIDENT VISIONには、一読者として期待してます。また、ときどきわたしもコメントを寄せるつもりです。 村上龍」

とてもうれしいメッセージをいただきまして、誠にありがとうございました!感激です。がんばります!

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プレジデントインタビュー

いろんなものをどんどん連続的に生み出していきたい


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【増永】 起業の経緯をお伺いできますか?

98年の2月に起業しました。その直近はアメリカンオンラインの日本法人にディレクターというポジションで在籍していました。当時、アメリカでのwebビジネスの物凄い盛り上がりを見て、「もう直ぐ日本にもその波がやってくる」と確信し、創業しました。

● 最初に手がけたビジネス、及び、これまでに手掛けたビジネスを教えてください。

創業のときの目論見書は今でも残っているのですが、やりたいことが多すぎて、一つに絞りきれないところがありました。普通は一つに絞るべきなんでしょうけど、僕らは「べき論」ではないところをやってしまったところがあります。

いろんなものをどんどん連続的に生み出していきたいと思いまして、当時はあまりなじみのなかったインキュベーターという業態を選択しました。

まず最初にやったのは、一種のリサーチですね。これはたまたま富士通系の富士通総研というところから、アメリカのインターネットビジネスを中心としたリサーチの仕事の依頼を受けました。仕事を兼ねながら自分たちのやりたいことも探せるという一石二鳥の仕事でした。最初の半年近くはそれをやっていましたね。

で、その中でやりたいことを絞っていったという感じです。最初にやったのがスペースファインダーというビジネスで、ちょっと小手調べ的なところがありましたが、本格的に狙ってやったのが自動車のオンライン見積もりサービスのネットディーラーズとういものです。

これは今で言うところのオートバイテルとか、カーポイントみたいなものと考えていただけるとわかりやすいと思います。自動車の見積もりをオンラインで取るという当時はどこもやっていなかったというサービスです。その意味では「ぜんぜん早すぎた」というサービスを「ぜんぜん弱小のベンチャー」がやったわけです。

それでも現在普及しているサービスの原型となる内容はすべて盛り込まれてあって、それなりにインターネットの業界内とか自動車業界には波紋を呼び注目を浴びました。ところが、さらに注目を浴びるきっかけとなったのは、ネットディーラーズのコンテンツをYahoo JapanさんのYahoo!自動車と組んでコンテンツを提供するビジネスです。その約半年後、ソフトバンクからの買収を受けたということでインターネット分野M&A第一号となり話題になりました。これにより、我々にとっても財政的基盤ができましたね。

● Yahoo Japanと提携するきっかけは?

自分たちで立ち上げただけではアクセスが稼げないと思いました。そこで当時からもっともアクセスの多いサイトであったYahooのアメリカ版をよく見たところYahoo AutoというYahoo!の自動車コンテンツがあってですね、日本にはまだそれがなかったんですよ。で、それをすぐさま先回りして提案し、なんとかそこを我々にやらせてくれとお願いしたところ、ほかはまだ来てなかったので、我々にやらせてもらうことになりました。

今は、プロトコーポレーションというところで引き継いでやってもらっています。本来でしたら自動車雑誌とかそういうところがやるべき内容なんですけど、当時だから取れたということで(笑)、今となってはまったく無名のベンチャーではとてもじゃないけど契約はもらえなかったと思います。タイミングがよかったということですかね。

● その後が有名なエピソードであるソフトバンクの孫正義社長との話になると思うのですが。

これまた非常にタイミングがいいといいますかラッキーといいますか。たまたまソフトバンクの孫さんとマイクロソフトのビルゲイツとの間で、マイクロソフトが手掛けているインターネットビジネスのいくつかを日本にもってこようという企画が進行していたそうです。そのときはまだ極秘でやっていたそうですけど、そのNo.1に上がっていたのがカーポイントというマイクロソフトがアメリカでやっている自動車のオンライン見積もりサービスだったのです。

我々がスタートしてから半年後にこれをやるということになっていたそうですが、ちょうど孫さんがYahooと組んだこともあって、私たちのこのサービスが目に留まり、我々が電話で呼ばれたわけです。最初は表敬訪問程度に考えていましたが、ある程度話が進んだところで我々のビジネスを売ってくれないかということになりまして、びっくり仰天というエピソードですね(笑)。

● インキュベーターという業態に本格的に挑戦しようと決めたのは富士通総研の仕事の前ですか?後ですか?

前です。会社勤めを続けながらネット上のいろんな人脈の中で勉強会的なことをやっていました。その中で既にインターネットビジネスのインキュベーターというのを見つけていました。アイディアラボという会社なんですけど、そちらなんかをみて、「あーこれは面白いな� △いい覆 廚隼廚辰討笋蠅呂犬瓩泙靴拭�

● この二つの後にも連続的に新しいビジネスを立ち上げられましたね。

今まで10個以上あります。大物だけを言えば、売上高が伸びているFreeMLネットマイルというサービスをご紹介します。FreeMLとはユーザーが無料でメーリングリストを作れる非常に便利なサービスなんですけど、これは、他のメール系のサービスと統合後、月間数億円レベルのビジネスに育っています。

実はFreeMLというのは、起業家志望の学生一人が始めたビジネスなんですよ。ソフトバンクが買収して、その後Yahoo!自動車となるネットディーラーズの買収が基本的に決まった頃、私はビットバレーというムーブメントを起こしまして、毎月開催していたビットバレーの飲み会の中に、その彼がいたのです。

まさに自宅のマンション一室で小さなサーバーで細々とやっていたんですけど、そのときに彼と知り合ってですね、我々も「メーリングリストは面白いな」と思っていたところ、その原型がそこにあったというわけです。ですからFreeMLとは、彼を迎え入れる格好でシステムを全とっかえ的に構築しなおし、システムを増強してリニューアルスタートしたものなんですね。

その後、インターキュー、現在のグローバルメディアオンラインの熊谷社長が、やはり同じようにメールメディアの将来性に目をつけられていて、「一緒にやらないか」という話になり、合弁でFreeML.comという会社を作って大きくなりました。現在、ユーザー数が延べ600万人いるという巨大なシステムになっているのですが、我々のインキュベーション作品の一つです。

もう一つはネットマイルというユーザー数が約150万人の事業です。売り上げ的にもかなり伸びてきて黒字化も達成しました。ネットマイルとはネーミングで大体想像がつくと思いますが、オンライン上のマイレージプログラムです。いろんなオンライン上のアクティビティに応じてマイルがもらえるというサービスですが、こちらも2000年の秋に私が発案し、2001年の4月にオープンしました。約1年半でそこまで成長したというサービスです。




続く:1/4


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起業家物語


大切なのは明確なビジョン


今、日本経済は私が証券会社に入社した1999年よりもさらに悪化している。そして、独立起業した2000年8月以降も一貫して右肩下がりを続けている。

私がこの『プレジデントビジョン』をはじめようと思いたったのは2002年2月。もう丸一年以上経ってしまったが、「プレジデントビジョンを自らの手で生み出す」という強い信念のもとに、同年7月から社長業の傍らプログラミングを勉強し、2003年4月に完成させることができた。

日本経済の再生、企業収益の回復と成長、そして個々人が実り多き人生を送るために大切なのは「明確なビジョン」である。ビジョン不在、あるいは不明確なビジョンでは、「明日」「今日」「今」において「何をすべきであるか」がわからない。成り行き任せを続けていては望む結果は得られない。逆に、「明確なビジョン」があれば、やるべきことが自ずとわかり、思い描いたとおりの結果が得られるのである。

『プレジデントビジョン』は会社組織を率いる立場にある「社長」にスポットライトを当てたメールマガジンだ。どのように困難な状況にあっても、社長は会社の存亡をかけて戦い抜かなければならない。これから先、多くの社長の方々にビジョンと熱いメッセージを語っていただく。この中にはきっと、輝かしい未来の成功につながる鍵が存在するはずだ。

私自身、経営の先輩方から学びたいことがたくさんある。そして、さまざまな社長の貴重なお話を是非、読者の方々にもお伝えできればと思っている。(増永)




編集後記
『プレジデントビジョン』を無事、創刊することができました。たくさんの方々に支えられてここまでくることができました。とっても感謝しております。是非、感想を寄せていただけましたら幸いです。できる限り返信したいなと思っています(笑)。ご意見・ご感想はこちら
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創刊号は株式会社ネットエイジの西川社長にインタヴューさせていただきました。西川社長は1999年の「ビットバレー構想」の共同提案者であり、また、新しいビジネスをそのまま新しい会社としてスピンオフさせていくという革新的な経営スタイルをとる起業家の中の起業家ともいえる存在です。斬新な企画力と確かな技術力に支えられた同社のインターネットビジネスは大きな注目を集めています。
2006/02/6
プレビの書籍化第二弾『成功の方程式』は発売されました。


2006/02/01
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2006/01/12
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株式会社ネットエイジ

【事業紹介】

2002年12月
富士山マガジンサービス 開始

2002年10月
MTOP(エムトップ) 開始

2002年6月
クラブモバイル 販売開始

2001年4月
NetMile 開始

2000年11月
Vmailを(株)アルトビジョンとしてスピンオフ

2000年3月
fine wine clubを(株)ファインワインとしてスピンオフ

2000年2月
FreeMLをフリーエムエルドットコム(株)としてスピンオフ

1999年2月
NetDealers 開始

1998年12月
Yahoo!JAPANと提携し、「Yahoo!自動車」 開設

1998年10月
SpaceFinder 開始

  


 




 

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