● どのような基準があるのでしょうか。
直近では、私たちのお取引先企業の中でソフトウェアの使用が秀逸なお客さまを選ばせていただきました。
やはり、グループウェアを取り入れても、それを十分に使いこなせていない企業さんも多くいるんですよね。たとえばスケジュールを入力するぐらいにしか使っていなかったり。工夫次第では、かなり威力を発揮するんですけれども・・・。
一方、選出させていただいた企業さんとなるとその使い方は素晴らしいのひとことです。私たちのグループウェアを使って現場やメンバーの意見を募り、それを自分たちの商品に反映させるとか・・・そういった使い方をされています。
当社でも社内の問題解決に自社商品を使っているんですよ。たとえば1つの疑問や問題をお手軽Webデータベースである「デヂエ」上に提議します。するとそこで議論が開始されるわけです。
その議論は1つの提議に対するコメントとして、次々に上積みされていきます。このような意見交換自体がナレッジとしてデータベースに蓄積されていくんです。後から振り返る事もできるため、どうしてその結論がでたのか、継承も容易です。これはまさにチームワーク。
● 当社でも御社のサービスを利用していますが、なかなかそこまでは活用しきれていません。
まだまだそういった利用方法をマスターされている企業さんは少ないようです。これは私たちの営業不足であると痛感しています。もっとアピールすべきかもしれません。
● それでも、2000年前後にはサイト上で御社の広告をかなり頻繁に目にしました。
そうですね、ものすごい勢いで広告を出していたので目にすることも多かったと思います。
その広告効果のおかげか運なのか・・・、リリースから3年で契約社数は5,000社を超えました。
当初予想していたよりも、立ち上がりはかなり早かったです。
1997年の8月に会社を立ち上げ、その年の10月にはソフトウェアの発売を開始。ですから立ち上げから2ヶ月後には商品を発売していて、さらにその2ヶ月後の12月には黒字化を達成していました。
一般的にはパッケージソフトというのは長い時間をかけて作り上げ、売れるまでにはさらに時間がかかる。当然、知名度を上げるにも時間はかかりますから、少なくとも1,2年は我慢の時だ、と思っていたんですよ。ところが、幸いにもあっという間に立ち上げからうまく軌道に乗ることができました。
そして利益を上げられた分は、すべて広告費にまわしたのです。だから先ほどおっしゃられたように、サイト上で頻繁に当社の広告が目に入ったのではないでしょうか。あっちを見てもこっちを見てもサイボウズ―そんな感じでしたから(笑)。
【続く:3/8】