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2007年04月25日 vol.548  
Today's President

株式会社レストラン・エクスプレス
代表取締役社長 江見 朗 氏

知的レベルを上げるだけがすべてではない

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プレジデントインタビュー

知的レベルを上げるだけがすべてではない


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【増永】 起業した頃の江見社長の仕事はどのようなことでしたか。

それこそ、岐阜ではサンドウィッチを作るためにトマトやレタスを切っていましたよ(笑)。 その後、東京に来る際、7人で風呂敷かついでやってきました。

でもその半年後には一気呵成の出店攻勢を開始し、わずか1年9ヶ月で200店舗の出店をしました。

● 環境が急変しているわけですが、当時どのようなことを学びましたか。

チームワークですね。 多いときで1日に10軒の出店が続いたこともありました。 そうなってくると、自分ひとりでは限界です。 なにもできないんですね。

通常ではできないことを進めていかなければならないわけですから、今まで認識していた常識的な考え方だけに縛られるのではなく、「今、自分はなにができるのか」―これについて考えるようになりました。

その活動のなかで重要であると思うようになったのが、3つの能力です。

● その3つの能力を教えてください。

1つが「テクニカル・スキル」になります。 いわゆる仕事の方法論です。 次に「ヒューマン・スキル」―人間力ですね。 そして最後に「コンセプチュアル・スキル」―概念形成になります。

この3つのスキルのなかでまず特化すべきなのが、「ヒューマン・スキル」です。

どれだけ一人ひとりが素晴らしい能力を持っていても、人間力を発揮できるかどうかが最重要です。 技術的なことをきちんと教えていくことも当然大事で、勉強をしていく必要性もあります。

現在の経済・市場環境のなかで成長していくのであれば、やはり教育もそれなりに平準的に行き渡っているんですね。 ですから基本的には皆さん、「善」をもっているんですよ。

その教育プラス、人間としてどういう考え方を持ち、どんな生き方をしているのか。 たとえば感謝の気持ちを持っているかとか、ルールを守るかといった、そんな当たり前の道徳的なことが大切になってきます。

やろうと思えば誰でもできることだけれども、誰もそこまでやらない。 その域まで注力していきます。

要は、真面目にやっていこうということです。 でもこれって口で簡単に言いつつも、なかなかできないと思うんです。 私もその部分は十分にはできてはいません。

ヒューマン・スキル、すなわち人としての考え方を正しい方向にもっていこう。 こういうことを全員が共通認識できれば、ベクトルも自然と同じ方向に向きますよね。

ゴールのイメージさえ明確にしていれば、あとはそれぞれが持っている得意な力を自由に発揮していける、そんな環境ができればいいと思っています。

しかし起業してから数年間は、そういったビジネスプランを実現できるような道がなかったんです。 免許を取れとか、勉強をしろとか、こんなゴールのイメージを持つといったテクニカル的なことは、ほとんど言った記憶がありません。

みんなのほうが私よりも頭がいいんだから、あえて言わなくてもわかるだろう。 そんなふうに思っていました。

● ヒューマン・スキルについて、江見社長がご自分で心がけていることはございますか。

やはり感謝の気持ちを持つことですね。 日本語には「漢字」という表現があり、感じの良い漢字を一つ選べと言われれば、私は「感謝」という言葉を選びます。 そして感謝の気持ちのなかには、愛情も含んでいいと思っているんですよ。

感謝する気持ちさえあれば、高いモチベーションを持てますし、生きていて幸せを感じやすくなると私は思います。

そういったさまざまな観点から見てみても、非常にオールマイティーで万能な言葉ではないでしょうか。 ビジネスのなかでも当然、最強のキーワードになると思いますね。

私もビジネスパーソンじゃないですか。 「頑張りましょう、人間として正しいことをしましょう」といった精神論のようなことを、私のような若輩者が語ってもいいのか・・・そんな疑問があるんです。 神父さんでもお坊さんでもありませんから。

もちろんそういうことも大事ですが、その思想を広めようと活動しても理にかなった結果にはなりません。 だから人として正しい考え方と経済合理性をしっかりとリンクさせていかなければなりません。 人としてもこういう考え方でいけば、みんな幸せになりますよね。

でもさらにいいのが、そういうふうに生きていくと、経済合理性にかなってお給料も徐々に上がり、物質的な環境も変わってくる―この2つが一緒に向上していくのがベストです。


 
 
President
 

感謝する気持ちさえあれば、高いモチベーションを持てますし、生きていて幸せを感じやすくなると私は思います。



商売はきれいごとばかりは言っていられない、そう言われている方ほど業績が悪いように思えてならないんです。 いろいろな歴史のなかで、情報や経験則など、本当はすごくシンプルなことがあるのに、考えすぎて奥が深いなぁとか、わけの分からないところにいってしまい、その結果、実は非合理的で生産性の低いことをやっているように、私には思えます。

自分としてはそれほど経験もあるわけではありません。 人間としての能力が高く優れているわけでもありません。 それに大きなコネクションがあったわけでもなく、お金も全然なかった。 だからこそ、気持ちだけは強く持つようにしていたんです。

最初はまだそれほど高い志を持っていたわけではなかったのですが・・・お給料がなかなか得られなかったり、アルバイトに罵声を浴びせて目の前から去られてしまったり。 そういうことを経験するうちに、自分に余裕がないなかでどうすればいいのか・・・考えてみた結果、やはり感謝の気持ちを強く持てば持つほど、物事がうまくいくというのを何度か体験するようになったのです。

そんなスパイラルを作ることが、すごく大事ではないでしょうか。 そしてヒューマン的なスキルの重要性に繋がっていくのです。

● 御社ではそういったヒューマン・スキルをどのような仕組みとして取り入れられているのですか。

たとえばエクスプレス・フォーラムといって、全国から600人ぐらいが集まるフォーラムを開催しています。 壇上に上がって私が講演をしたりするのですが、その日は5回も6回も涙するんですよ。

このフォーラムでは一見、「この子にお店を任せて本当に大丈夫だろうか」というようなアルバイトの子が「社長、ちょっとどいていてください。 私がこの店を改善します」というように、どうしようもないようなお店をいかに素晴らしい店舗にしていくのか、といった発表会です。 これを年に1回開催しています。

なぜこのようなことを行なっているのかと申しますと、一人ひとりの持っている潜在能力は、なかなか見抜けないじゃないですか。 自分の考えている以上にみんな能力が高くて、しかも方向性をしっかり持っています。 だから自分たちが向かうべき正しい方向さえ分かれば、意外と組織は強固なものになっていくと私は思っているのです。

ですからその方向性を決めて、理念を正しいところに置けば、自主的に勉強会を開いたり資格取得を目指した積極的な行動につながると思います。 実際にそういった動きが社内で頻繁に起こっていますが、私自身はなにも関与していません。 一人ひとりがいろいろ考えての結果なのです。

しかしそういった知的レベルを上げるだけがすべてではないと思うんですよ。 たとえば高学歴であったり、大企業に勤めていたり・・・それでも幸せとはなんだろうか、と思う方も意外といらっしゃるのではないでしょうか。

一方、焼きものをつくるために山に篭もってろくろを回したりと、自分の趣味を活かしたことをやられている方のなかには、ストレスなく幸せな生き方をされている方もいらっしゃると思います。

結局、テクニカル的なスキルや学歴的なものと、人として自分なりの価値観を持って生きていくこととは、能力が別ものだと思うんです。

そもそも私もそんな優秀な人間ではないし、経験も浅いです。 たまたま飲み屋で出会った人とサンドウィッチショップを始めて、いろいろと経験を積んでいくうちに新しい気づきを得てきました。 そうすることで、周りの人よりは少しだけ余分なことを知ることができ、スキルアップにもつながっています。

結果として出店計画も順調に進み、さらには会社の移転もできました。

私のような人間でも、そういうことにちょっと気づくだけで費用対効果も高く変わることができ、学習もできました。 どう考えても私や専務より、社員のほうが頭もいいし体力もあります。 そんな彼らが仕事で悩みを抱えていたり、最低限必要な給料で困っていたら・・・そういう方向に経営の意識を向けるのも、とても大切なことだと思います。

【続く:3/8】


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「感謝」というものはキャッチボールのようなものだと思います。 何かしていただいたときに感謝しないと次はもう何もしていただけないでしょう。 偶然に何度かしていただいてもいつか費えるでしょう。 感謝というのは別に何かをしてもらったときだけにするものではないと思います。 両親にであれば毎日のように「生んでくれたこと」に感謝することだって出来ます。 たくさん感謝すれば、こちらにボールがたくさん飛んできます。 まずは感謝することからはじめればいいんだと思いました。

2006/10/10

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宅配寿司「銀のさら」宅配御膳「釜寅」の運営・FC店の加盟募集、指導。

また昨年(2006年)12月より宅配フライドチキン「BBQチキン」をオープン。

その他、リトル・アーティストの制作、販売を行っています。




 




 






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