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なぜ日本は元気がないのか
コンサルティング業界の第一人者でいらっしゃる堀紘一社長自らが創業したドリームインキュベータ。
その活動が日本を元気にする活動と直結していると思います。
プレジデントビジョンもその一助になることを願っています。
経営の世界ではトップレベルである堀社長のお話はベンチャー企業の社長だけでなく、幅広い層の方々にも読んでいただきたいお話でした。

■『
プレジデントライブ in 大阪 』 開催決定!(参加申込を締め切りました)
日時:4月26日(月曜日)20時〜22時(19時半開場)
場所:新梅田シティ「梅田スカイビル」
39階スカイバンケット「天風」
参加資格:プレビ読者、参加予定人数25名(ちょっと多すぎちゃったかな)
参加費:7000円(ごめんなさい、増えちゃいました。
)
会の趣旨:発行者・増永が大阪に出張しますので、せっかくですから読者の皆さんと一緒に飲みましょう&読者さん同士の人脈が広がって欲しいです、という飲み会です。
今回は前回の反省を活かして立食パーティー形式です(笑)。
一緒に夜景を堪能しましょう。
●プレビが『ファン(継続読者)が増えるメルマガ
消えるメルマガ』(高橋浩子著:明日香出版社:1500円+税)で紹介されました。
●プレビに関する記事が日刊工業新聞朝刊に掲載されました(2003年11月19日)
●広告に関してはこちらから
●本編の発行は祝日を除く月・水・金。
PR号(全面広告)の発行は火・木となります。
●2003年9月7日読者数が3万人を超えました。

【増永】 起業に当たっての動機などをお伺いできますでしょうか?
【堀】 まず、なぜ日本は元気がないのかという話からしますけれども、これには2つあると思うのです。
一つは大企業が官僚化したというか、大企業病にかかってしまったことですね。
そうなったらなかなか新しい知恵だとか新しい事業が出てこないので行き詰るんですね。
もう一つは、大企業がそうやって行き詰るのであれば、中小企業やベンチャーがどんどん生まれ出てきて取って代ってくれればいいわけですよね。
ところが日本の場合、ある程度良い学校を出ていたりして一流企業なんかに就職できる人は皆、そういう所にいっちゃうわけですよ。
それではいつまでたってもベンチャーが育たないわけですね。
ベンチャーが数多く出てきて活気が出てこないと日本は元気にならない。
たとえばサケの卵なんていうのは一回に3千個ぐらい産みつけられるわけですが、その中から大人のサケになるのは3匹ぐらいしかいないわけです。
残りの2997個の卵は他の魚の餌になるわけですね。
それと同じようにベンチャーだって実は山ほど生まれたとしても、やがてそこから中堅企業になって大企業になっていくっていうのは非常に数が限られているんです。
とはいえ、一つの国の経済ということについて考えてみると、そういうのがたくさんなくちゃいけない。
勢いのあるベンチャー企業がどんどん生まれてきて、底辺のほうから刺激と活力を与えていかなければならないんですよ。
日本の場合は、そもそもベンチャーを志す人の中にレベルの高い人があまりいないという問題があるだけじゃなくて、いざその志のある人がベンチャーを始めても、それを支援するという体制がほとんど出来ていませんでした。
そもそも日本にベンチャーキャピタルが生まれたのは、アメリカにベンチャーキャピタルなるものがあるということで証券会社などが子会社を作ったのがはじまりだったのですが、その実態は銀行からお金を借りられないサラ金にお金を融資するみたいなことをやっていたんですね。
それでも十数年ぐらい前から本物のベンチャーキャピタルらしい行動も始めていますけれども、所詮金融系ですよね。
日本にあるベンチャーキャピタルの大手どころ有力どころは、ことごとく証券会社の子会社か銀行の子会社です。
ですから金融の論理で動いていますから、まあよさそうだなと思った会社があれば、そこにペタペタとお金を貼ってあとは「果報は寝て待て」という感覚で上場するのを待っているだけです。
上場でもしたらキャピタルゲインが取れるじゃないかとばかりに。
また、彼らはあまり一箇所にたくさんお金を出してしまうと危ないから3千万とか5千万とか小さく分けてペタペタ貼っておくわけです。
そうしておけば、ある一定の比率で上場企業になるんじゃないかという計算なんです。
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ところがよくよく考えてみると足りない物があるんですよ。
ベンチャーはお金だけで育つものではないんですね。
知恵も必要だし、いろんな人的な関係も必要だし、チャネルも必要なんです。
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このような実態を見てオリックスの宮内会長が上手いことをおっしゃっていました。
「堀さん、日本には本当のベンチャーキャピタルはないよ。
日本のベンチャーキャピタルっていうのは一言でいえば未上場株の投資信託みたいなもんだよ」とおっしゃったんですね。
宮内さんがおっしゃるように、長い間日本では、未上場株の投資信託みたいなものがベンチャーキャピタルだと思われていたんですけど、そうは言っても、お金は企業が育つ為の一つの有力な材料なので、昔は無かったのですから日本のようなベンチャーキャピタルでも無いよりはあるほうが遥にいいことですよね。
それから市場について考えてみると、今まで上場というと20代で会社を興して苦節30年、還暦を迎える頃になってやっと上場できるというようなものだったんです。
それじゃベンチャーなんて育たないじゃないかということで東京証券取引所がマザーズをつくったり、大阪証券取引所がナスダックをつくったりしましたよね。
ただ、ナスダックは潰れてしまって今はヘラクレスに名称を変更しましたけど。
それから昔は店頭といわれたJASDAQ(ジャスダック)。
それがもっと積極的にベンチャーを支援しようということで、名前をアルファベットに変えました。
こちらも10年前に比べると飛躍的に未成熟なベンチャーが上場できるような体制になったわけですね。
ところがよくよく考えてみると足りない物があるんですよ。
ベンチャーはお金だけで育つものではないんですね。
知恵も必要だし、いろんな人的な関係も必要だし、チャネルも必要なんです。
むしろないものだらけなのがベンチャーでしょうから、これを経営面から支援するものが必要なんです。
アメリカやヨーロッパの場合はビジネススクールというものがあるんです。
簡単に言うと経営を専門とする大学院ですね。
そういうところに優秀な教授もいれば、学問の傍らにベンチャーも経営しているという若者がいるような歴史があるんです。
ところが日本は長らくビジネススクールというものを馬鹿にしていたんですよね。
学校で勉強して商売ができるんなら苦労はないよということをおっしゃる方が多くて馬鹿にしていたんです。
ところが最近は変わってきました。
中国や韓国で日本の勢いを凌ぐようなベンチャーがどんどん出てきていて、経営者を見てみるとそのほとんどが欧米でビジネススクールの教育を受けてきた人達が中心なんです。
そういった現実に目を覚まされたのか、日本でも少し見直しが始まっています。
たとえばMOTというものがあるんですけれども、これは"
Management of technology "(マネジメント・オブ・テクノロジー)という言葉の略で、技術マネジメントについての教育を大学院レベルで行うことをいいます。
アメリカでは昔からあったんですけど、あまり役に立たないということで、最近ではビジネススクールがMOTを吸収してしまうのがアメリカの動きですね。
ところが、最近の日本では逆にMOTが大事だという動きになっています。
今からMOTをやろうという大学が結構出てきているんです。
ここら辺は日本とアメリカでは数十年の時間差があるなという気はしますけど。
いずれにしても、まず私がこの第一回目の掲載で言いたいことは、欧米ではそういう資金面以外にも経営を支援するような組織なり人があるんですけれども、日本には私がドリームインキュベータを起すまでなかったと。
これもまたベンチャーが育たない原因の一つですから、我々はこのベンチャーを支援するって事をやろうということですね。
【続く:1/6】

規律を守る
明確な目標を達成するために必要なものがいくつかあるが、予定や計画を立てるということに加えて「規律を守る」ということが挙げられる。
「3年後に○○に到達する」という目標を立てたとしよう。
あなたはそれに向けて戦略を練ったり、計画を立てたりするだろう。
しかし、立てた計画を計画通りに進めてゆくためには、まさに計画通りに行動しなければならないということであり、その際に必要になるのが「規律」なのである。
もちろん、長いスパンで考えたときに多少の融通は必要だろう。
気分転換をしたり、煮詰まったら別のことをしてみたり。
だが、世の中には自分で決めたことを守れず、気分や感情によって左右されてしまう人がたくさんいる。
代表的なものはダイエットかもしれない。
本来は食べてはいけないはずの時間に、予想外のおいしそうなご馳走が並んでいるのを目の当たりにして食べてしまうかもしれないし、限定のプレミアムお菓子だからといってついつい手が伸びてしまうといった具合に、自分で決めたことを破ってしまう。
ダイエットであれば、時間や量を破ってしまうかもしれないし、仕事であれば、やるべき仕事が多するからといって、優先度の低い日常的なものをおざなりにしてしまう事もある。
もし、毎日日課にするべきことをやり続けることによって目標達成が可能であるならば、やはりやるべきことを習慣化する必要がある。
例えば、私は必ず締め切りまでにプレビを書かなければならない。
これからも、書き続けなければならないから、あらゆる予定を立てる際にはプレビを書く時間を確保できるようにしている。
そうすることによって、ほぼ2日に一回という周期で訪れる発効日に間に合わせるようにしている。
仕事を日々計画通りに達成する事ができれば、必ず大きな仕事を完遂できるだろう。
しかし、途中でやめてしまったりくじけてしまったりしては、当然達成できない。
毎日の生活の中で「今日はやろう」とか「今日は気分が乗らないからやめておこう」というのでは、いつまでたっても駄目なままだ。
また、たいていの大きな目標というのは川をさかのぼったり、下りのエスカレータを駆け上るようなものである。
だから、休めば休むほど、目標からは遠ざかって行くことになるだろう。
ジェームズ・アレンの著書である『自分が変わればまわりが変わる』には以下のような一文が紹介されている。
聖人は、誓約を守ることで神聖さに到達します
私はプレビを発行するに当たって発行周期や配信時間の締め切りを守ることを第一の誓約としてあげた。
決まった発行周期でメルマガを発行するということは、実は非常に難しい。
なぜなら、いつどこで大変な事件が起こるかもしれないし、悲しい出来事に遭遇して書く意欲を失ってしまうかもしれないからだ。
だから、短い周期で発行していると「いつ書いているのだろう」「どうしてネタが思い浮かぶのであろう」と思う人が中には出てくるに違いない。
私自身、メルマガを発行するまでは、他のメルマガを書いている発行者に対して「どうして、ネタが続くのだろうか」と不思議に思っていた。
気まぐれで発行するならば、ある意味誰でも出来るだろうだが、そこに神聖さを感じることはあるまい。
ほんの些細な行動から規律を守っていこう。
そうすることによって徐々に積み重なって、生活の大半で規律を守った生活が可能になる。
ドリームノートを書く時間、行動予定表を書く時間、人と会う時間、プレビの原稿を書く時間、日記を付ける時間など、うまく規律を守れば毎日時間を捻出できる。
そのような積み重ねが、例えばプレビのような発行周期の短いメールマガジンを発行しながら会社を経営することを可能にするのである。
ちなみに『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』は、規律を守ることが成功する人と成功しない人とを分けると述べている。
また同著はフランシス・ベイコンの成功の秘訣を引用しているのでここでも紹介しておきたい。
読むことは人を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする。
プレビを発行するという活動自体が、上記を地でいっているといえるかもしれない。
まず第一の「読むこと」についてであるが、私は2日に一冊のペースで本を読むことによって、精神的な豊かさを享受している。
第二の「話し合うこと」とは、「人と会う」という意味を指しているので、すばらしい経営者の方々と直接会ってインタヴューすることがこれにあたる。
そして第三の「書くこと」とはまさにプレビを書いて発行するという作業そのものであろう。
規律を守るということは、自分自身の感情をコントロールし、自分の行動をコントロールするということである。
そして規律を守ることができる人は意志が強い人である。
その意志の強さは明確な目標やビジョンと成さねばならぬ「理由」によってはぐくまれる。
規律を守ることによって、夢の実現に向け着実に進んでいこう。
【PV TODAY 増永】

【編集後記】
前号のPV
TODAYへの感想が過去最高を記録しました(笑)。
誠にありがとうございました。
私自身毎日学びの日々であり、気づいたことから実践に移し、よりよい社長を目指してまいりたいと思っています。
できれば、読者の皆様と日々共に成長できたらいいなと思っています(笑)。
【重要】:『一冊の手帳で夢は必ずかなう』(熊谷正寿著:かんき出版:1470円)のプレゼントの当選結果は4月19日号に延期させていただきます。
本当にたくさんのご応募ありがとうございました。
正直なお話としまして、集計が間に合っておりません。
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今度の土日で頑張りますね。
【2004年のスローガン】
『ヤリキリ』
【目標】
2004年6月末までに読者数5万人を超える。
2004年6月末までによりクオリティーの高いデザインに変更する
【ミッション】
プレジデントビジョンのミッションは、一人でも多くの起業家や優れた経営者を生み出すことに貢献し、社会をよりよくしていくことです。
【お願い】
これからがんばろうという人が周りにいたら、このメールを転送していただきたいです!
【配信日】
本編の発行は祝日を除く月・水・金。
PR号(全面広告)の発行は火・木となります。


プレジデントビジョンに登場した社長へのご質問があれば下記から投稿してください。
発行者が読者の皆様にかわって登場社長に質問いたします。
なお、非常にお忙しい方々だと思いますのでご質問に対しての回答は保障しかねます。
ご了承ください。
なお、質問に対する応えは、メルマガ上か「ご意見・ご感想」による紹介という形でさせていただきます。
(社長への質問とご意見・ご感想を下記から投稿できます)

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