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2012年3月16日 vol.1148  
Today's President

株式会社ユーグレナ
代表取締役 出雲 充 氏

ベンチャー企業ゆえのもどかしさや辛さを思い知った

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プレジデントインタビュー

ベンチャー企業ゆえのもどかしさや辛さを思い知った


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【増永】 ようやくミドリムシの研究が形になってきているということですが、ここまで至るには多くの困難があったかと思います。

そうですね、いちばん大きな困難でもあり、現在も課題である「ミドリムシ」に対する一般的なイメージが実際と異なるということです。

ミドリムシと聞いてイメージされるのは、半分ぐらいの割合でアオムシなんですよ。キャベツとかの野菜についているイモムシのような虫。それは実際にはモンシロチョウの幼虫なのですが、それを「ミドリムシ」だと勘違いされています(笑)。だからアオムシ=ミドリムシからビタミンを摂取したり、バイオ燃料を作っていると思われているのです。

そうした理由もあってか、私たちの事業を説明するたびに、「変わったことをされているんですね。キャベツ畑に行ってアオムシを捕まえて、ガソリンを作るなんて・・・」と、冗談のように聞こえるかもしれませんが、初期の頃は毎日のように言われていたし、今でも間違ったイメージを抱かれているのです。稀に、昆虫のカメムシがミドリムシだと誤解される方もいらっしゃいます。

つまり、ミドリムシという言葉のイメージが中途半端なんですよね。言葉単体では知名度は高いのですが、実体とは異なるイメージが根付いてしまっている。先入観として確立してしまっているイメージをどう払拭していくかが、私たちの最大のチャレンジにもなっています。これは創業時から抱えている問題でもあるのです。

● 間違ったイメージが先行してしまうなか、御社が主張することをより多くの方に理解してもらうには、時間がかかったのではないでしょうか。

おっしゃるとおりで、2005年の創業以来4年間は赤字続きということも重なり、どれだけ「ミドリムシが皆さんの健康と地球の健康に役立ちます」と訴えても、なかなか本気に受け取ってもらえないし、聞く耳をもっていただけませんでした。

ただおもしろいことに、2009年に大手企業さんが私たちに協力していただけることになってからは、私たちを取り巻く環境ががらりと変わったのです。良い方向に風向きが変わったのは有難いですが、ベンチャー企業ゆえのもどかしさや辛さを思い知ったときでもありましたね。

具体的には、食品事業では伊藤忠さん、発電所では沖縄電力さんにご協力を得ることができたんです。バイオ燃料においては、JX日鉱日石さんや日立プラントさん。飛行機の燃料についても研究を進めています。このように名だたる企業さんがミドリムシに興味を持ち始めると、急に環境が変わり、ビジネスのやりやすさを体感しているんです。だけどここまで至る4年間は本当に大変でした。

きっかけさえ掴むことができれば、これまでの苦労はなんだったんだと思えるぐらいに、周りからお声がけをいただけるようになったと思います。

私たちは東京大学の研究所を基点に研究を進めているのですが、各企業さんの持つ研究所内にもミドリムシの培養装置などをお借りすることができています。

こうして大学や企業、政府からは応援していただけるような環境に変化していて、非常に恵まれた環境の中で研究を進めることができているのです。

それぞれの業界の代表企業さんが動くまでは、何と言うか・・・ミドリムシに対する関心や期待値を上げることができなくて、その時期が長く続きました。

● 外部に対してのアプローチは、創業時から継続されていたのですか。

もちろんです、4年間ずっと同じことを申し上げていました。企業さんからお声がけいただいて何十回と足を運んで説明に伺ったこともあります。だけど皆さんは口を揃えたかのように、「他の会社がミドリムシを採用したら、当社でも採用しますよ」って言うんですよ(笑)。

皆さん、もしかしたらミドリムシそのものには実際にはあまり関心を寄せていなかったのかもしれませんね。そしてこれが、4年間続きましたから。

しかし、各業界で1社ずつご協力を得られるようになってからは、同業の企業さんからもお声がけいただけるようになりました(笑)。

その中で、私たちはまだ規模も小さいですし、第1社としてのリスクを取ってくださった企業さんとまず一緒にやっていきたいという想いがあります。


【続く:3/5】


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株式会社ユーグレナ


【事業内容】

株式会社ユーグレナは2005年に世界で初めてCO2固定能力に優れる微細藻類であるミドリムシ(学名:ユーグレナ)の大量培養技術の開発に成功。そのミドリムシを利用し、機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うと同時に、CO2固定化やバイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。


ミドリムシ(学名:ユーグレナ)について
ミドリムシは植物と動物の両方の特徴を持つ希有な微生物(藻の一種)で、人類が抱える食料問題、環境問題、エネルギー問題解決の一助を担う可能性を持っています。


1)理論上ではヒトが生きていくのに必要な栄養素をまかなえるといわれるほど豊富な種類の栄養素(59種類)を持ち、基本的には水と光と二酸化炭素などで育つことより世界の食料問題に貢献できる可能性。

2)個体あたりの二酸化炭素の吸収率が高く、増殖速度も早いため、地球温暖化の防止など環境問題に貢献できる可能性。

3)水中の成分を取り込むミドリムシの性質を生かした環境浄化技術の開発により、水質改善などの環境問題に貢献できる可能性。

4)ミドリムシから抽出した油からジェット燃料を生成できるため、バイオ燃料としての活用によりエネルギー問題に貢献できる可能性。




【プレジデントプロフィール】

出雲 充 (イズモ ミツル)

1998年、東京の駒場東邦高校から東京大学文科三類入学。

在学中に米国スタンフォード大学で開催された「アジア太平洋学生起業家会議」の日本代表を務め、3年進学時に農学部に転部。

2002年東京大学農学部農業構造経営学専修過程卒業後、東京三菱銀行に入行。

退職後、米バブソン大学「プライス・バブソンプログラム」修了、経済産業省・米商務省「平沼エヴァンズイニシアティブ訪米ミッション」委員を務め、2005年8月株式会社ユーグレナを創業し代表取締役に就任。

同年12月に微細藻ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の世界でも初となる食用屋外大量培養に成功。

2010年は内閣の知的財産戦略本部「知的財産による競争力強化・国際標準化専門調査会」委員も務めた。

また、同年に2010年東京都ベンチャー技術大賞を受賞。信念は『ミドリムシが地球を救う』。

著書に『東大に入るということ、東大を出るということ』(プレジデント社)、CDに『食料・エネルギー問題をミドリムシで解決する!』(神田昌典・出雲充)がある。




 






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